岡山放送局

2008年6月21日 10時23分更新

食中毒注意報を発令


岡山県内は気温と湿度の高い日が続いて食中毒が起きやすくなっているとして、岡山県は20日、県内全域に「食中毒注意報」を発令して注意を呼びかけています。

岡山県によりますと県内は19日までの3日間、最高気温が30度近くに達し、平均湿度もおよそ70%と高く、食中毒が起きやすい状態が続いています。
このため岡山県は20日、去年よりおよそ3週間早く、県内全域に食中毒注意報を発令しました。

岡山県によりますと、県内では今月11日に倉敷市で仕出し弁当を食べた24人が食中毒の症状を訴えるなど、ことしに入って7件、あわせて280人が食中毒の被害にあっています。

岡山県は、食中毒を予防するために、▼食事前の手洗いや▼調理器具を十分に洗うこと、それに、▼生鮮食品はできるだけ早く食べること、▼肉などを十分に加熱することを呼びかけています。
また、保健所などを通して住民に注意を呼びかけるとともに情報の収集や対策に力を入れることにしています。