無差別7人殺害で再逮捕 秋葉原の無差別殺傷事件17人が死傷した東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、警視庁万世橋署捜査本部は20日、7人を殺害したとして、殺人の疑いで派遣社員加藤智大容疑者(25)=静岡県裾野市=を再逮捕した。東京地検は責任能力を確認するため起訴前に鑑定留置を求め、本格的な精神鑑定をする方針を固めた。 加藤容疑者は「ネットの世界でも現実の世界でも孤独になった」「ネットの世界の人間に存在を気付かせるなら大きな事件を起こそうと考えた」と供述しているという。 遺族感情や事件の重大性から7人の殺害一括での再逮捕を急いでいた捜査本部は、被害状況が確認できたとして、発生から13日目で容疑を殺人に切り替えた。成育歴にさかのぼり、無差別殺傷に至った動機を解明する。 調べに、加藤容疑者は「トラックでひいたり、ナイフで刺したりして殺した」と容疑を認めた上で、「人生のうっぷんが出てきて嫌になった」と供述した。
【共同通信】
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