先週から押井守・岡部いさく著の「戦争のリアル」という本を読んでますけど、文中にて宮崎駿の「風の谷のナウシカ」に関する面白い記述を見つけました。
戦争のリアル Disputationes PAX JAPONICA
押井 守
押井:(中略)一日にT-34戦車を50両撃破したとかさ。そういう話が日本人は大好きなんだよね。岡部:だからドム12機を三分で(笑)
(中略)
押井:そういうふうなことが日本人の心を慰撫するんだよ。でも慰撫してるだけであって何も学ばせようとしてない。
もっと言っちゃうと「(風の谷の)ナウシカ」だってそうなんだよ。巨人神兵ってなんなんだと。早すぎた試作品がウォーってなきながら、結局自壊しておしまいっていう。一同:(笑)
押井:あの男の子の乗ってた戦闘機だってそうだよ。バカガラスを撃墜したかもしれないけど、迎撃戦闘機で重爆を火だるまにしてやるっていう、その発想がダメだって!
一同:(笑)
押井:あれじゃトルメキアに勝てるわけないじゃん。風の谷自体が日本じゃないのかって話だよね。あれこそ農本主義日本。石原莞爾が夢見た世界とどこが違うんだ。でもちゃんと軍隊はある。女も子供も動員するんだっていう。で、戦う女王様なわけだ。同じだよ。卑弥呼のことなんだよ。虫と話すっていう巫女さんだもん。巫女さんを戦闘に立てて、農本主義国家として自衛戦争をするんだ。
だから「ナウシカ」は「ヤマト」よりもある意味ではタチが悪いと思った。一種正当さを装って日本人の心象にピッタリ合うから。「ヤマト」みたいにむき出しの軍事じゃないからタチが悪い。王蟲なんてどう見たってあれは押し寄せるシャーマン(戦車)であり、地を這うB-29(爆撃機)だよ!
一同:(笑)
押井:そして結論は腐海で浄化されるんだっていう話でしょ。だから同じだよね。一回焼け野原になって再出発するんだという。
(第一章 敗戦のトラウマと日本のアニメ - 総論として p.44~p.45より引用)
そしたらちょうど今日TVで放送されてて、この観点から今日放送されたナウシカを見ると、これがもう面白い面白い。これが大ヒットするんだから、まさに日本人の心象をきっちりとらえたアニメ。
押井守監督がいっているのは、ナウシカがいかに「軍国主義」で「日本的な戦争に対する考え方を具現化」していて、しかもそれを環境問題にすりかえて見せているか。だから「タチが悪い」わけです。
風の谷=大日本帝国
であって、女子供、ここではナウシカにあたるがそれが先陣を切って戦う。
押井:そのくらい日本で戦争を描こうとした瞬間、叩き込まれた日本独特の戦争文化、さっき言った「孤立した武闘派」と「個艦優越主義」と、もろもろをひっくるめて言えば、要するに敗者の安逸。それ以外ないんだよ。一同:(笑)
押井:ぜんぜん反省してないよ。女子どもが兵器に乗っているっていう発想自体がすでにそう。その時点で戦争に負けてるじゃん。なぜ女子どもなんだ。まともな発想がなぜでないんだ。(中略)
(「ニューヨーク爆撃」の話)
岡部:一発でも(ニューヨークに)爆弾を落としたいってところがもう、すでに・・・(笑)
押井:結局ルーザーの発想なんです。何を考えてもそっちにいっちゃうんですよ。
(第一章 敗戦のトラウマと日本のアニメ - 総論として p.45より引用)
まあそうして考えると、ナウシカが手負いの子供王蟲を連れてB-29ならぬ王蟲の大群の前に立ちはだかるのなんて、まさに特攻としか思えません・・・
ただこれがウケるわけですから、日本人の心の奥底で、そういうものが好き、支持してしまう民族性があるんですね。
というわけでナウシカを見て、反戦・平和主義、環境保護の映画だと思ったら大間違い。本当は太平洋戦争を賛美し、慰撫する軍国主義映画かも。
追記:続きエントリーはこちら
【関連リンク】
1988年当時も同様な指摘がありました。
blog珍品堂 | ハウルの動く城 その3このことを敏感に察知した評論家が大塚英志だ。若い人には、「多重人格探偵サイコ」の原作者、と言った方が通りがいいかも知れない。大塚は、宇宙戦艦ヤマトの特攻と、オームの群れの前に立ちはだかるナウシカの行動との間に、本質的な差はない、と看破する。 そして、
「ヤマト」は、その軍国主義的なアイテムに飾られているが故、その危うさを〈現実〉に照合できる仕掛けになっていた。したがって、ファンは批判的にこれに関わる余地があった。
「ナウシカ」は「一途に人を思うこと」という宮崎の主張が、「共同体の為に犠牲になること」に拡大され、しかも、アニメーションとしての〈出来〉の完璧さ故に、受け手がこれを批判的に享受することができない仕掛けになっている。より危険なのは後者だ。
大塚英志『まんがの構造 増補新版』弓立社'88
【続き】
このエントリーの続きを書きました⇒
(続)ナウシカに隠された宮崎駿の陰謀:宮崎監督=碇ゲンドウ説 ([の] のまのしわざ)
コメント (90)
はじめまして
ナウシカはアニメではなく、漫画で読むと、全く違った印象を持ちます。
確か全7巻で、絵柄も細かく、疲れますし、正直途中から、何が言いたいのか良く解らなくなるのも事実なのですが、決して、農本自衛戦争のヒロイン物語では無いと思われます。
映画は、漫画の第1巻だけを取っており、うまく説明できませんが、昔TVでやっていた「カムイ」と思って、漫画の「カムイ」を読んでみると、こんな話だったのか、とびっくりする、と言うような感覚です。
投稿者: Deca_Maras | 2008年06月07日 16:16
日時: 2008年06月07日 16:16
はじめまして。コメントありがとうございます。
私はコミック版は途中までリアルタイムで読んでいた口で、映画になって随分と変わったなあと感じてました。コミックに比べて時間の都合もあって浅薄になっている部分もあったり、ナウシカが生き返る(?)のがどうしても納得できず当時は結構不満でした。
今回違った見方で見ることができたのですが、これはこれでアリだなあと思いました。
コミック版は最後まで読んでないので、機会をみつけて読んでみたいと思います。
投稿者: tnoma | 2008年06月07日 19:13
日時: 2008年06月07日 19:13
> 昔TVでやっていた「カムイ」...
それは「カムイ外伝」。
投稿者: 匿名 | 2008年06月07日 23:52
日時: 2008年06月07日 23:52
なるほど。
私にはピンと来ないのが分かった気がします。日本人のツボにはまるんじゃ、私には理解できないわけだ。
投稿者: これでも一応日本人 | 2008年06月07日 23:52
日時: 2008年06月07日 23:52
一同(笑)
ですか、非常に不愉快な方々ですね。先人を敬う日本人では無いのでしょう。
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 01:19
日時: 2008年06月08日 01:19
なんというか・・・御大が見たら苦笑してそうですが、
アスベルが戦列に一人で突っ込んでくる。ってのは
二次大戦とかじゃなくて、もっと根本的なところで
「討ち滅ぼされた国の王子が、
勝ち誇って帰途につく敵軍に、
単騎で切り込んで来る」
ってネタでしょうに。
古典的な弱小国と大帝国。ってネタでペルシアとか
古代中国とかが出てこないで「日本軍とアメリカ」が
出てきちゃうのが、ある意味彼らの世界の狭さがでちゃって
逆に痛いですよ・・・
投稿者: んー | 2008年06月08日 01:54
日時: 2008年06月08日 01:54
卑弥呼まで引っ張り出しているのに、「日本的な戦争」ってのは太平洋戦争限定なんですか?
「ルーザーの発想」がいけないんなら、B-29の王蟲に勝ちゃあいいんじゃろか。ようわからん。
投稿者: 山下 | 2008年06月08日 02:20
日時: 2008年06月08日 02:20
まあ、彼らは「自分の」メンタリティを語ったわけですね。
それにナウシカのような話は、それこそ、世界中に転がってるポピュラーなものですし。
投稿者: si | 2008年06月08日 03:40
日時: 2008年06月08日 03:40
彼らの世代はこういう話するとモテたんですよ。
インテリ左翼気取りで女の子を強引にナンパする訳でね。
でも世界の事なんか全然分かってないし、日本を小ばかにして
自分が偉いんだって見せようとしか思ってなかったりする。
日本だけに拘ってるのはお前だろって感じでね。
世界の情勢とか悲惨さとか、実際は女子供は世界中で動員されてたとか、
そんなことどうでもいいんだよ彼らは。
日本や偉い人を扱き下ろして偉そうにして、
溜飲が下がれば。押井の作品だって同じ様に偏った目で見れば
軍国主義バンザイにこじつけられるが、意味が無い。
テロリストが核持ち出して過去の残照ですか?とか言われて、
必死になって否定するのかね。
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 04:48
日時: 2008年06月08日 04:48
大体、間違ってる見本として復讐に燃える少年を出してるのに、
それを見て宮崎の本心だ!低俗な作品だってストーリーすら
読み取れないんだろうかね。
ポルコにしても真っ赤なエースパイロットは第一次の実話。
そもそもエースが大好きなのはどこでも一緒。
腐海にしてもアニメの都合上ああなっただけで、
本作では全然別のお話。プロの癖に読んでもいないのに
他人の作品を批評しちゃってる。
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 04:52
日時: 2008年06月08日 04:52
そうは言っても、王蟲の大群に特攻した挙句に軍神として帰ってきてしまう時点で
言い訳のしようがないと思うのですよ
少なくともアニメを見る限り、あのオチは自己犠牲の美化以外にはなっていない訳で
それと押井がここで言ってるのは、先の敗戦が戦訓になってない事についてなんで
2008年06月08日 04:48 の人が言ってる事は、それ自体は間違ってないけど的外れ
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 04:59
日時: 2008年06月08日 04:59
共産シンパの御大涙目
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 07:23
日時: 2008年06月08日 07:23
漫画じゃ特攻もしてないし、トルメキアと戦ってもないけどね。
それと、ハリウッド映画にも、インデペンデンス・デイみたいな特攻を美化する作品があるし、自己犠牲を美化するのは別に日本に限った事じゃないよ。
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 08:29
日時: 2008年06月08日 08:29
はじめまして
アニメのラストは宮崎氏も悩んだらしいですよ。様々な都合でああいう形になったけど、「これじゃ宗教だなぁ」って。当時の雑誌(多分アニメージュ)にのってた後日談を読んだ記憶があります。漫画の方はアニメとは随分違いますよ。
あと、押井氏は以前も宮崎氏のアニメ『未来少年コナン』に登場する舞台をアメリカやソ連の寓意として捉えて批判していたような。。
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 10:11
日時: 2008年06月08日 10:11
漫画ではまた違うけどアニメだけに区切っても、
人間全体の自滅行為への自然の警鐘なんだわ。
しかも特攻じゃなくて説得。
王蟲をアメリカに見立てた上、ナウシカを特別攻撃に
仕立て上げる感性が既に変な偏向思想で渦巻いてるだけってのが
良く分かる。
ナウシカは何か爆弾でも抱いて王蟲を吹っ飛ばす積もりだったか?
逆に特攻してきた少年の攻撃をやめさせてただろう?
巨神兵にしても話の都合上ちょい役で出たからああなっただけ。
本当はもっと別の存在。
時間短いんだから大作を消化しきれなかっただけ。
押井だって中途半端な表現を言い逃れしてるだろうに。
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 11:04
日時: 2008年06月08日 11:04
大体、卑弥呼っていつの時代だよ。
イギリスじゃないんだから女王が日本軍率いる文化なんか
日本じゃ根付いてない。
国名も邪馬台国だ。
セーブザクイーンは寧ろ日本より海外。
そもそも映画は自然崇拝的な作品になったんだから、
シャーマン的な象徴が出てくるのはあたりまえだ。
精霊信仰であって神の巫女とはまた性格違うんだよ。
戦争を嫌ったかと思ったら卑弥呼を嫌がったりと、
支離滅裂過ぎる。単に宮崎が嫌いなのと自分が変な方向に
被れてるのが露呈しちゃってるんだろうね。
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 11:16
日時: 2008年06月08日 11:16
読み違えているといわざるを得ないな。
とりあえず映画ならハリウッド映画や中国映画なんかを見てみなさい。
三国志のような他国の歴史小説でもいい。
日本人は、ネガティブな要素は日本人特有の性質とみなすのが好きだね。他国と対して変わらない場合でも。
つくづく自虐的な民族だ。見てて哀れ。
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 12:04
日時: 2008年06月08日 12:04
一同:(笑)
投稿者: hironori | 2008年06月08日 12:07
日時: 2008年06月08日 12:07
戦争がリアルでない人が語るとこんな感じ。
という雰囲気がかもし出されてむしろ参考になります。
叙事を叙情にするのは物語の基本。
現実は数なんだけどそんな話をしても本が売れないのでみんなの知っているコンテンツを挙げてみました。
商売も大変です。
投稿者: 木星人 | 2008年06月08日 12:32
日時: 2008年06月08日 12:32
映画自体を批判するならわかりますが、それを以って宮崎監督を批判するのはちょっと的外れな気がします。私は映画を見た後だいぶ経ってから漫画を見ましたが、1回読んだきりでは理解できない。5回10回と読み込んで、ようやく自分なりに解釈ができるほど複雑で、映画とは全く違う話でした。
押井監督は原作を読んでいないのかな?
とりあえずどちらでもいいので、漫画版のアニメ化を激しく希望するところではあります。
投稿者: | 2008年06月08日 13:19
日時: 2008年06月08日 13:19
総力戦となった第一次世界大戦中に女性が戦争に協力し、活躍したからイギリスは勝てました、彼女たちの協力がなければイギリスが必ずしても勝てたとはいいきれません。
男尊女卑はダメ絶対!!
女性だってやるときはやります。
まあそれはさておきいってること意味不明だし超当て付けっぽい。
てかこいつらなに様?ばかなの?
「というわけでナウシカを見て、反戦・平和主義、環境保護の映画だと思ったら大間違い。」
なんで断言してんの?あきらか反戦・友愛を全面的にだしてるようにかんじるんだけど・・・俺がおかしいのか?
ぜんぜん反省してない。ってなに?GHQのマッカーサーがアメリカで日本の戦争は自衛のための戦争であったって発表してるよ。
日本のマスゴミは言いたがらないけど(笑)
自衛のための戦争なのになにを反省するの??
中国にはひどい統治をしたかもしんないけどさ、それはここでいう反省とは関係ないよな?
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 14:29
日時: 2008年06月08日 14:29
巨神兵は原爆でしょ
もののけ姫でやり直してるんだから、そっち観てやれよ。いまさらパンダコパンダを批判してるようなもんだ。
ケルベロスとか立ち食いとか、自ネタを散々焼き回してる人の批評じゃないよなー。好きだけど。
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 14:41
日時: 2008年06月08日 14:41
えぇと、作品を見る人が違えばそれによってその観点も違ってくるわけで……
押井監督が宮崎氏と交流が長いが故にこうした評価をしている面もあるでしょう。ある作品を観たときに、その作品の作者をどれだけ知っているかによっても作品の見方は変わってくると思います。
「戦争のリアル」で、いわゆる日本のアニメの中で「個艦優越主義」な活躍を描いたものが何故多いのか、また何がそうしたものの原動力となってしまったものは何なのかという記述があります。その一つがWW2の敗戦にあって、いわゆる大和級戦艦や橘花、震電のコンプレックスがあるのではないか、あるいはそもそも日本人の民族性によるものなのか?と。
最近でいうならばガンダムSEEDのフリーダムとか、コードギアスのランスロットとか
、たまたま一機のみ作られた試作機のような機体が他の従来機を圧倒するような描写があるが、しかし現実にはそうしたキルレシオを持つような兵器はまずありえない。例外中の例外としてUSAFのF-22Aラプターがあるものの、あれは「どうすれば空戦で確実に勝利できるか?」といった理論を徹底的に突き詰めたデザインであって、日本であれに匹敵するようなデザインが(技術面ではともかく)できるのだろうか?
ナウシカの劇中においてもアスベルがコルベットを撃墜してましたが、現実的に重爆を迎撃するということは生半可なことではなく、ドイツにしても日本にしてもランカスターやB-29の迎撃で散々それを味わっているわけです(実際アスベルは撃墜されてしまいましたが)。押井氏はそれを知っている上で言っているのではないかと。
陸上自衛隊のメガクルーザーにセンターピラーが設けていない点を追求する辺り、押井氏の持つ戦争のリアリティはやはり鋭いな、と思う。かと言って携行兵器にRPGを導入しろというのはどうかと思うが(あれは冗談半分かもしれないが)。
岡部氏や押井氏の兵器観や戦争観は「世界の駄っ作機」とか「TOKYO WAR」の記述が詳しい。
投稿者: revenant | 2008年06月08日 15:25
日時: 2008年06月08日 15:25
はいはい、軍国主義が悪い。
また謝罪と賠償ですかwww
投稿者: a | 2008年06月08日 15:36
日時: 2008年06月08日 15:36
えっ、ナウシカのテーマって環境問題だったんですか。
てっきり核戦争後の世界を描いてるんだとばかり思ってました。
投稿者: aho | 2008年06月08日 15:40
日時: 2008年06月08日 15:40
何とでも言いようが出来ることに無理矢理結びつけてるだけ。
何かを表現する者としては浅はかすぎる。
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 16:19
日時: 2008年06月08日 16:19
押井さんは映像の裏にいるのがいいですね。狭量な解釈に当てはめて、一同(笑)とやられてもなあ・・・・。一同(笑)は出版社の仕事だとは思いますが。片腹痛し、です。
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 16:21
日時: 2008年06月08日 16:21
押井さんは映像の裏にいるのがいいですね。狭量な解釈に当てはめて、一同(笑)とやられてもなあ・・・・。一同(笑)は出版社の仕事だとは思いますが。片腹痛し、です。
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 16:21
日時: 2008年06月08日 16:21
>中国にはひどい統治をしたかもしんないけどさ、それはここでいう反省とは関係ないよな?
別物に出来る君の脳細胞に感服
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 16:39
日時: 2008年06月08日 16:39
理屈と湿布はどこにでもくっつく
言ったもの勝ちだな
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 21:52
日時: 2008年06月08日 21:52
>>16時39分
じゃあ、統治に問題があるっていうの?
南京大虐殺は俺の中では証拠不十分&中国の独特の殺し方で当時の中国がやったとされるほかの虐殺からきた捏造ってな感じで実際にはなかったと思ってるんで・・・
当時の時代的に考えると統治&侵略にかんして世界的にどこもひどい事やってきたんでそんな反省を今する必要はないと思う。
そのときはそれが普通なのだから。
まあ、牛を食べる事=ひどい行為
って事にしたらわかると思うが牛の気持ちがどうだとかいわれても、つい今さっきまではそれが普通だったから反省する必要があるなんて理不尽だと思わないか?そりゃ、牛を食べないのに意味なく殺したんならいかれてるが。
まあ、本当に南京大虐殺があるなら当時の世界情勢から見てもいかれてるから反省しなくちゃな。
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 23:03
日時: 2008年06月08日 23:03
ぜんぜんわからん。お父さん、お母さん、ありがとう。僕は色んなアニメが楽しめて幸せです。
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 23:30
日時: 2008年06月08日 23:30
最初に批判ありき、じゃあ話にならない。
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 23:34
日時: 2008年06月08日 23:34
押井と宮崎の仲の悪さは業界じゃ有名ですよ
投稿者: 匿名 | 2008年06月08日 23:54
日時: 2008年06月08日 23:54
まぁ押井は昔の関係している作品から原作に勝手な解釈をつけて自分の名を売っているだけだからね
知識と意識が倒錯しています。
押井の作品なんてのはありません。
人の造った世界に妄言を足して自分の作品として売り出す加工職人ですよ。
手の込んだMADムービー作成者としか事を果たしていませんって
うる☆から押井が嫌いなので辛めに書きました
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 00:07
日時: 2008年06月09日 00:07
この話は、押井さんも冗談半分だと思いますけどね
「こういう風にも見えるんじゃない?」っていう、見方の提示みたいな
この一方で最も危ないのが「なるほど、俺はナウシカの真実を知った!」と思ってしまう人じゃないかな
投稿者: 匿名御免 | 2008年06月09日 00:13
日時: 2008年06月09日 00:13
てか原作がまるっきり米ソ冷戦ですよね
トルメキア=米 土鬼=中国土民 僧会=共産党、ソ連
で、風の谷=日本
左翼的なことは左翼的なんだけど突き詰めて描いていった結果現実社会に存在する共産社会主義、革命思想は否定せざるを得ないという富野も辿った道
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 00:13
日時: 2008年06月09日 00:13
戦争のプロとか男が戦争する話が見たい人ってマニア(押井さんとかね)なだけだと思う・・・。
俺はそんなのなにが面白いかわかんないんだけど。
女の子が剣もって戦うのが意外性があっておもろかったんでしょ。
あれ初めてやったのが宮崎さんで、そのあとセーラームーンとか出てきたんだし。
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 00:28
日時: 2008年06月09日 00:28
ナウシカ世界の戦争のモデルは独ソ戦だったはずですが……
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 00:32
日時: 2008年06月09日 00:32
一読して納得はしないが、なるほどなとは思わせる。「ナウシカ」は原作もアニメも何回となく観たが、新しい見方を提案してくれるのはありがたい。
ただ、押井監督の談話に悪意がちらほら見えて不快になる。
一歩間違えば低俗なレベルでのバッシングになってしまいかねない。
押井監督の作品も好きなだけに残念でならない。
投稿者: とぶとり | 2008年06月09日 00:40
日時: 2008年06月09日 00:40
押井さんの軍事論戦争論を評価してるコメントあるけど
結構ポイントずれてますよあの人
情報も正確じゃないし
しかしたかが漫画映画で日本のこれからを憂うとかどうなんでしょうね
というか御自身の作品はどうなんでしょうかね
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 00:54
日時: 2008年06月09日 00:54
最初は感動で言葉が出なくても、時が経てば人間、やがては言語化して解釈して咀嚼したくなるもんだろ。
おれはあのアニメは神、特に一神教の神の出現を疑似体験させてくれる映画って、自分なりに解釈した。なんせ日本人だからそのあたりの実感がまるで無くて、ああ、もしかしたらキリストってこうして現れたのかもなあ、みたいな。この映画以外でそんな感情、沸いたことないし。
まあ、だからと言って宗教信じる気は全然ないんで、神様信じてる人には怒られそうだけど、生涯一度の感情かもしれないものを、おれの脳から引き出してくれたことに感謝してるよ。
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 01:11
日時: 2008年06月09日 01:11
ナウシカといってもアニメしか見てない連中がいかに多いかわかるな。
押井はこれほぼネタとして語ってるんだよな?
自分のゆるい作品を棚に上げて、こんな薄っぺらい論評を下す程度の人物だっけかな。
投稿者: | 2008年06月09日 02:03
日時: 2008年06月09日 02:03
つくづく日本人ってのはwって事が言いたかったのかなw
押井氏はクリエイターからただの評論家に成り下がった事を、自分で認めただけのように映る。
作品自体は、宮崎氏の意見を聞かない限りなんとも。作品なんて、人の受け方次第で、どーとでも変わる。そんなもの。
投稿者: p | 2008年06月09日 03:05
日時: 2008年06月09日 03:05
評論は論者を映す鏡だあね。
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 03:31
日時: 2008年06月09日 03:31
脚本やら技術的なところが甘い!というなら批評として成り立つが
内容がけしからん!/気にいらん!というのでは話にならないな。
押井の作品は人を殺すシーンがあるからいかん!というのと同じレベル。
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 03:55
日時: 2008年06月09日 03:55
本を読んでそれを自分の意見の様に語るのはどうかと思うよ
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 06:03
日時: 2008年06月09日 06:03
まだ大御所と呼ばれる事もなかった当時の宮崎が作品の構成段階でヒットするかもわからない作品に「大勢の日本人の根底にあるナショナリズムをくすぐってヒットさせてやろう」などと考えていたとでもいうのでしょうか。会った事はないけどあの人多分もっと自分優先だよ。
言葉をいくらか知っていれば後出しでどんなものでも一見論理的に批判できると思うよ。ナウシカが王女じゃなく王子だったら帝国主義、男根主義と言葉を変えて非難するんだろうし。
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 08:17
日時: 2008年06月09日 08:17
まあ居酒屋でダベるならこれでも良いけどね。
客商売しているんだから、客の真理をくすぐる仕掛けする事自体、批判される謂われは無いんじゃないだろうか。
自己犠牲が好きなのはほぼ世界共通だし、特に前例のある日本人は特化しているだろう。
しかし、それを利用して何が悪いのか。
それでまた戦争仕掛けようって洗脳映画なら批判されてしかるべきだが。
恋愛は人類共通のテーマだが、これを取り扱った映画は悉くそれを理由に批判されなければならないと言うのか。
堂々と軍事映画にするべきと言うのは勝手だが、それで客を呼べなければ商売としては敗北である事をお忘れなく。
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 10:26
日時: 2008年06月09日 10:26
押井作品は好きだけど中の人は好きになれんなぁ
「イノセント」とか小難しい哲学を間に挟むけど結局何が言いたいのか伝わらない
見てる側はただ単にカッコイイ感じに思えるだけで内容は所詮押井のオナニー
そもそも人を批判できるだけオリジナル作品作ってないしな
加工職人って米あるけどその通り
押井がやってるのは中二病な子がやるファンタジー小説と同じだね
自分の世界を作って自分で完結してしまう
自分だけ理解してる話を延々と続けて後で痛々しい裏設定とか公開しちゃう感じ
他人の作品で成功しただけで一から作る宮崎監督を批判批評できる程偉くはないな
投稿者: ナナッスィ~ | 2008年06月09日 10:29
日時: 2008年06月09日 10:29
ネームバリューのある宮崎作品を出せとりあえず注目はしてもらえるということですよねわかります。
投稿者: | 2008年06月09日 13:54
日時: 2008年06月09日 13:54
こういう人たちってこじつけが好きだなぁ……。
ホント呆れるわ。
投稿者: SHIKI | 2008年06月09日 14:11
日時: 2008年06月09日 14:11
とりあえず、この批判してる人たちは原作を読んだほうがいいと思いますね。
巨神兵のなんたるかなんて、それこそ映画版では書ききれないことだし。
批判するにはまず勉強しないと。
投稿者: ゆーひ | 2008年06月09日 15:07
日時: 2008年06月09日 15:07
どんだけこじつけなんだよ・・・。
「ナウシカ=軍で、
それは宮崎の陰謀で、
見てる日本人はばかだなぁ」
って、あんた。
一回精神病院でも行ってこいよ。
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 15:30
日時: 2008年06月09日 15:30
みんな真面目に議論してるとこを見ると、やはり他の薄っぺらい映画とは違いナウシカは神作だということがよくわかる。
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 15:35
日時: 2008年06月09日 15:35
みんな真面目に議論してるとこを見ると、やはり他の薄っぺらい映画とは違いナウシカは神作だということがよくわかる。
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 15:35
日時: 2008年06月09日 15:35
みんな真面目に議論してるとこを見ると、やはり他の薄っぺらい映画とは違いナウシカは神作だということがよくわかる。
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 15:35
日時: 2008年06月09日 15:35
連投すみません><
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 15:36
日時: 2008年06月09日 15:36
>女子どもが兵器に乗って〜
子供はともかく女が戦うのは不自然でもなんでもない。
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 19:09
日時: 2008年06月09日 19:09
正直ただの軍事マニアの与太話にしか見えん
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 20:36
日時: 2008年06月09日 20:36
南ア戦争で少年部隊に苦戦したイギリスがそれに習って作ったのがいまで言うボーイスカウト。
子供だって戦争に行きます!!!
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 20:39
日時: 2008年06月09日 20:39
宮崎駿は今は知らないけど、昔は結構な左翼よりだったから
こんな右翼的な思想は持ってないと思うけどね。
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 21:49
日時: 2008年06月09日 21:49
とりあえずいえるのは、ナウシカとかクシャナ様が戦う人なのは軍事と関係はなく、宮崎駿さんが戦う女の子のことを愛してるからですよね(笑)
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 22:05
日時: 2008年06月09日 22:05
押井が馬鹿なのは王蟲を米軍にしてる所。
そして風の谷日本が米国王蟲と戦ってるとか。
普通、トルメキアが米国だろwww
あと、未来の話だし、国家なんだから、
モチーフに大国が出てくるのはあたりまえ。
押井の作品でも軍事兵器や大国がガンガン出てくる。
そんなのを気にする方がおかしい。
そもそも風の谷は戦争をしたのではなく、
無条件降伏した。その後、暴政によって抵抗が始まっただけ。
第二次大戦的ではなく、戦後的な左翼イデオロギー作品。
大体、宮崎と交流があったら彼を軍国主義者と
いう訳がない。宮崎は大学時代から社会主義者で
左翼的思想の持ち主。1989年の天安門事件で
決別するまで左翼だったんだから、1984年劇場公開の
ナウシカではバリバリの社会主義者。
押井が宮崎本人と疎遠かつ、毛嫌いしてるのがよく分かる。
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 22:27
日時: 2008年06月09日 22:27
物資や人員を本国へ輸送中の空中船団を爆撃機と言い、
奇襲で襲撃してきた戦闘機を迎撃戦闘機という。
軍事系なのにこの間違い方も物凄いね。
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 22:32
日時: 2008年06月09日 22:32
ナウシカ映画版については、占領日本と在日米軍。
そして原子爆弾でなんでも出来るという風潮への警鐘。
巨神兵の7日間なんかも原子爆弾で世界が滅んだというのと一緒。
世界が滅んじまう訳だってセリフもそのまま。
そして最終的に、人間が科学力を振り回しても
自然の大切さを知ろうとしなければ、自業自得で
自滅し、更に押しつぶされ、最後には廃墟になり、
都市は森に飲み込まれる。
でも人が自然に真面目に向き合えば、自然はまだまだ
人を受け入れてくれる。
本来はこんな感じのお話でしょ?
何処が軍事国家賞賛主義なのか理解不能。
トルメキアの姫を格好良く描いたから?
なら、押井も軍国主義者を格好良く描いてたよね?
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 22:39
日時: 2008年06月09日 22:39
こういう内容の批評って物語化してるよ。
日本人だったら似たりよったりの批評を、あっちこっちで嫌になるほど聞いてるから、登場するキーワードもオチもあらかた察しがつく。ほとんど水戸黄門の世界。
ナウシカじゃなくてこの批評の方だろ、日本特有の物語は。
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 22:44
日時: 2008年06月09日 22:44
>押井:ぜんぜん反省してないよ。女子どもが兵器に乗っているっていう発想自体がすでにそう。その時点で戦争に負けてるじゃん。なぜ女子どもなんだ。まともな発想がなぜでないんだ。
攻殻やパトレイバーの人が言う事じゃないよね。
俺は押井さんと仕事したことあるんだけどこの人いつもこんな感じ、自分のことを棚にあげて人をこき下ろすことしか知らない人。
スタジオでも人格的には最悪って嫌われてたよ(笑
投稿者: 匿名 | 2008年06月09日 23:07
日時: 2008年06月09日 23:07
まぁ、記事内の人達もコメ欄の人達もそうだけど、語る前に元の漫画を読んでほしい。漫画版全7巻中2巻途中くらいまでの内容を色々削ぎ落とし映像化した映画版だけ見て、それで映画の良し悪しについてのみ語るならいいけども…宮崎駿の思想・主張は映画版だけ見ても絶対分からない。
投稿者: 匿名 | 2008年06月10日 00:58
日時: 2008年06月10日 00:58
次の文章は、とある新聞記事からの抜粋である。
文章を読んで設問に答えよ。
今、若い女性には「愛されOL」系のモデル、エビちゃん(蛯原友里)が
人気だが、これからは男性にとっての理想像も 「さわやか正社員」系に
なるのかもしれない。そういえば( 1 )も、多少気になるところだが。
問1.( 1 )に入る適切な文を以下の選択肢から選べ。
A.秋冬もののトレンド
B.環境に配慮したクールビズ・ウォームビズ
C.女性達からの目
D.自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実
答え D
投稿者: 押井はアカヒと発想が同じ | 2008年06月10日 01:22
日時: 2008年06月10日 01:22
原作読めって人は、ちょっとおかしくね?
映画できた時はまだ原作全然最初だった筈なのに…
そりゃ原作ナウシカという物語を論ずるなら当然読むべきだが、
ここで問題なのはあくまで映画の「風の谷のナウシカ」であり、
その演出及び表現手法、またそれを論じている押井だろ。
この場合、完結した原作は関係ありそうで、実は参考程度にしかならんよ。
押井の他の論評でも読んだ方が資料としては役立つと思う。
投稿者: 匿名 | 2008年06月10日 09:53
日時: 2008年06月10日 09:53
一部だけ抜き出してるとは言え、何で押井の発言を誤解してる人がこんなに多いんだろう
(ここのブログ主の人も含めてね)
押井が批判してるのは、なぜ"孤軍奮戦"とか"単騎特攻"のような発想ばかりを賛美してしまうのか
"圧倒的多数の敵を少数精鋭の味方が打ち破る"とか、その発想を指して"ルーザーの発想"と批判してる
なぜ現在の日本人が戦争を描こうとすると、必ずと言って良いほど"非対称戦争"や"不正規戦"ばかりになり
"政治的な駆け引きを含めた正面戦争"が描けないのか、それを指して"ルーザー(負け犬)の発想"と批判してる訳よ
押井の言ってる"反省してない"ってのは、先の戦争の是非とかそう言うものではなく
ああいった戦争の"仕方"をしてしまった事に対する反省であり、その失敗が何の戦訓にもなっておらず
未だに歪んだ戦争像しか持ち得ていない事に対する批判だよ
そもそも宮崎駿や風の谷のナウシカを批判する為に言ってる訳ですらない
投稿者: 匿名 | 2008年06月10日 17:15
日時: 2008年06月10日 17:15
ランボーシリーズでランボー一人が大軍と戦うのはつまり正規戦が描けず非対称戦ばかりという「ルーザーの発想」であり「アメリカ人の負け犬根性」を象徴しているわけですね?
・・・毎年の大河ドラマで武将たちが様々な陰謀や政治的駆け引きを駆使しているっぽいのは「なかったこと」でやっぱり日本人はルーザー根性が焼き付いてる。と、
わかります。
投稿者: んー | 2008年06月10日 19:34
日時: 2008年06月10日 19:34
押井監督も与太話と思って話てるだろ…文面は軽い調子だし。
同じ様に宮崎監督も与太話をムリクリ軍ネタにこじつけて話すことだってある。というか誰にでもある。
ミリオタがスポーツや恋愛の話してても軍ネタ挟むっていう極々普通の出来事。
笑って突っ込むか、適当に同意するか流すかぐらいが丁度いいような話。
投稿者: 匿名 | 2008年06月10日 22:51
日時: 2008年06月10日 22:51
>>2008年06月08日 23:03
日本も批准していたケロッグ=ブリアン不戦条約って知ってますか?
WW1以前と以後の違いを君は全く認識していない。
少なくとも満州事変が起こる以前には19世紀の様な植民地切り取りの為の侵略は国際的にNG。
そして他国への侵略を禁止する条約に日本は参加しておきながら関東軍は自作自演で満州事変を起こした訳だ。
投稿者: 匿名 | 2008年06月11日 00:17
日時: 2008年06月11日 00:17
ルーザーもなにも、帰還中の大型輸送機集団を戦闘機が襲撃して迎撃機に撃退される話な訳だ。
別に単独で英雄的なパイロット話ではないのに、
勝手にそういう話だとでっち上げてる。
孤軍奮闘もなにも、映画では大軍側が圧倒している訳で、
打ち破るなんてのには程遠い訳。
その面から見ても押井は話を作ってる。
投稿者: 匿名 | 2008年06月11日 00:22
日時: 2008年06月11日 00:22
三国干渉して日本を追い出したのにロシアが満州と遼東半島を軍事支配下において
それを追認した世界も大概だけどな。
白人の単なる我侭じゃないの。
投稿者: 匿名 | 2008年06月11日 00:25
日時: 2008年06月11日 00:25
ちなみに原作は連載が長いのと、その間に天安門事件や
ソ連崩壊なんかがあって宮崎駿の思想がゆらぎまくってるので、
映画以前の思想を窺い知るのは難しい。
ただし、映画は思いっきり端折ってるので、
ナウシカの一部しか出てないのも確か。
あと、ナウシカというヒロインの境遇をいろんな国の戦争や
思惑が通過していく話なので、戦争ヒーローなんかは
全然出てきてないんですよ。映画版には。
何故脇役が主役みたいな扱いになってるのかが押井はおかしいし、
孤軍奮闘だの少数精鋭で大軍を蹴散らす等、
押井節そのものを棚に上げて何を言いたいんだかだ。
投稿者: 匿名 | 2008年06月11日 00:28
日時: 2008年06月11日 00:28
んー氏
後者は最早、ずれまくってるからともかくとして
前者は事実じゃない?
実際、ランボーはベトナムからの帰還兵であり
米はベトナム戦争の敗者
それ当て嵌めた、米批判(もとい傷を描いたもの)じゃなかったっけ?
まぁ何はともあれ、日本人は桜(のような事が)好きだよね・・・。
宮崎監督自身はそれが大嫌いっぽいけど
(実際、映画:ナウシカは失敗作みたく言ってるし)
投稿者: 旧軍のgdgdっぷりはともかくとしてー | 2008年06月11日 02:37
日時: 2008年06月11日 02:37
当時のスポンサーや配給、時間等でズレた映画が描いているテーマすら読めず、
宮崎駿が俺の世界とは違う失敗作だと嘆いている事も読めず、
宮崎駿の思い描いた軍国主義の塊だと言い張る押井。
これ、宮崎原作監督のナウシカ人気へのたんなる嫉妬なんじゃないの?
ここで叩いてる空戦ものwと同じく空戦ものスカイクロラでも
宮崎をライバル視した発言を連呼してる。
投稿者: 匿名 | 2008年06月11日 04:07
日時: 2008年06月11日 04:07
>>2008年06月11日 00:17
戦争を始めたことに関する反省でしたか。。。
あのころはソ連が常に日本を狙っていて中国を占領して日本侵攻に対する第一線としようとする動きが見られたので、本土決戦を避けたい日本側は中国を先に占領して逆にロシアに対する防衛線としようとする思惑がありました。
つまり、日本という国を残すために中国を攻めました。これは自衛のためであり、戦争の理由足りえるものと思えます。
それに満州国建国といった申し分程度の大義名分もありましたしね。
昔はあなたと同じ考えをもっていたが、アメリカとかどんなに酷い歴史を持つ国でも自国に誇りを持てる歴史に作り変えているので私も自虐的な考えは捨てました。
投稿者: 匿名 | 2008年06月11日 16:59
日時: 2008年06月11日 16:59
"政治的な駆け引きを含めた正面戦争"か。それならちょっと納得。戦争映画となると、お涙頂戴か英雄賛歌、あるいはその混合。あとはドキュメンタリ。もうちょっと様々な観点で描写してもいい。
ただ、だとするとナウシカは関係ないよ。というかナウシカは人-人の戦争描写に、人-虫の世界描写を用意し、戦争自体も相対化した、かなり珍しい部類の映画だと思う。映画としてはだけど。SFとしてはむしろ王道かな。
映画一般の評論と先行者に対する私怨が混じっちゃってるから、批評の矛先が狂ってわかりずらいんとちゃう?
投稿者: 匿名 | 2008年06月11日 18:13
日時: 2008年06月11日 18:13
「となりのトトロ」もいろんな事が練り込んであるようですね。
「となりのトトロは死神」ですか、宮崎監督恐れ入ります。
投稿者: さやま | 2008年06月11日 19:50
日時: 2008年06月11日 19:50
ゆっちゃあ悪いが、押井監督のより、原作のマンガ版攻殻機動隊の方がおしろい。安っぽい恋愛でのキャッチなんて欠けらもないし。
その程度の人が世界の宮崎の批評してもみっともないだけだよ。
それも俺感覚&ステレオタイプの政治的批評ときちゃな。
宮崎監督も時代背景考えない手塚治虫批判してたから、ある程度才能のある人はどうしてもやっちゃうんでしょ。
芸術才能と人格は全く別もんだし。
投稿者: 匿名 | 2008年06月11日 20:01
日時: 2008年06月11日 20:01
反省は戦争に負けたことに対して
投稿者: 匿名 | 2008年06月12日 11:10
日時: 2008年06月12日 11:10
原作読めっていう意見はもっともなのだけど、映画は映画で一つの作品なのだから
映画だけを見た場合こういった受け取り方もできるという面では、一つの見方として面白いなぁと思う
そこに陰謀がある!というのはさすがに言い過ぎだと思うし、原作を読んだ身としてはありえないと思うけれど
原作を読まなければ本来の姿が見えなかった映画だったということにもなるわけで
ファンとしては微妙な気分になります
投稿者: 匿名 | 2008年06月12日 13:58
日時: 2008年06月12日 13:58
押井さんは宮崎さんにかなり含むところがあるんだろうね。コナンLD-BOXのブックレットにも寄稿していたけど、なんか嫌味っぽかったし。メジャーになりたかったけどなれなかった人の僻みなのかもね。
投稿者: saisai | 2008年06月12日 23:52
日時: 2008年06月12日 23:52
映画だけでも間違ってるし、原作見たらかすりもしてない。
投稿者: 匿名 | 2008年06月14日 06:17
日時: 2008年06月14日 06:17
物事の受け取り方に対して「間違ってる」と言うのはおかしい気がする。一つの映画でも受け取り方は人それぞれだし、「ナウシカはこういうもの!」という一つの答えに縛られるのは変。
とはいえ押井氏の話は飛躍しすぎだし、発言の端々に嫌味や妬みのようなものが見え隠れしていて気分のいいものじゃないですね
投稿者: 匿名 | 2008年06月14日 10:45
日時: 2008年06月14日 10:45
押井と宮崎の仲の良さを知ってないと本意はつかめないぞ。
この二人、一緒に別荘にこもって延々と議論したり、一緒に車で北海道に旅したりしてんだぞ。
鈴木プロデューサーが宮崎の話相手になれるのは押井さんしかいないのでスタジオに来てもらってるとか言ってるし。
こういう半ばジョークみたいな話で仲良く喧嘩してるんだよ。
投稿者: 匿名 | 2008年06月14日 22:59
日時: 2008年06月14日 22:59