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地元・都城で引退報告 柔道の井上選手

2008年06月18日

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「よき指導者に巡り合えたからこそ、ここまで来られた」と振り返る井上康生さん。右は妻の東原亜希さん=都城市役所

 シドニー五輪男子柔道100キロ級の金メダリストで、日本柔道を引っ張ってきた井上康生さん(30)が17日、出身地の都城市を訪問し、長峯誠市長に現役引退を報告した。「僕を支えてくれた都城の皆さんには感謝の気持ちでいっぱい」と話した。

 井上さんは4月29日の全日本選手権で敗れて北京五輪出場を逃し、5月2日に引退を発表。「引退の区切りに」と妻のタレント、東原亜希さんを伴い、3歳まで過ごした都城に里帰りした。

 指導者の道を目指す井上さんは、引退発表後も「今できるのは、口でするより、体での指導」とトレーニングを続けているという。さらに来年にはイギリスに留学し、コーチ学を学ぶ予定で、「ヨーロッパの柔道は強くなっている。強化態勢などいろいろなことを学びたい」と抱負を語った。

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