日本初演となる宝塚歌劇のブロードウェー・ミュージカル「THE SCALET PIMPERNEL(スカーレット・ピンパーネル)」が20日、宝塚大劇場で開幕した。星組の安蘭けいを中心とした総勢90人の舞台で、客席は超満員。その中には同作品の作曲家、フランク・ワイルドホーンの顔も見えた。
スカーレット・ピンパーネル(紅はこべ)のタイトルとその象徴の赤い星形の花をあしらった幕が上がると、そこは1794年のパリ。フランス革命から数年が過ぎ、革命政府の恐怖政治で貴族たちが次々と断頭台へ送られ、それまで虐げられてきた民衆たちが怒りを爆発させている。
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