鳩山法相は17日午前11時から法務省で会見。宮崎死刑囚ら3人の氏名をやや上ずった声で読み上げ「いずれも身勝手な理由で尊い命を奪った言語を絶する残忍な事案。慎重にも慎重に検討し、数日前に執行を命令した」と述べた。
宮崎死刑囚の死刑の執行が判決確定から2年4カ月と比較的短期間だったことに対する見解を求められ「確定の順というのが原則だが、事案ごとに検討する。たまたま従来より短かったということ」と説明。前回執行から約2カ月で決断したことについては「時期は選んでいない。正義の実現のため、法の支配する国を守っていくために執行させていただいている」と強調した。
毎日新聞 2008年6月17日 東京夕刊