NYではブルースが大流行
| スリーピー・ジョン・エスティス 価格:¥ 2,541(税込) 発売日:1997-04-23 |
これ、有名なエピソードです。忘れ去られた時間の外で男は何もかも奪われていた。日々を過ごす金も、少しばかりの誇りも、愛も、視力も全て奪われていた。。。男の手からは手に馴染んだギターさえも失われていた
ある日閉ざされていた時間の重い扉は開かれた。彼の行方を捜していた一人の男がボロボロになったこの老人を探り当てた。
何もかも失ったかつてのブルーズ・マンにその男は車に積み込んであったギターをそっと手渡してみる。老人はその感触を確かめながら自分の中にかつてありまだ失われてないものの在り処を探していた
漆黒の暗闇の中で小さな灯りを頼りに落し物を探すように。。。
老人は男に1本の鉛筆となにか紐を貸してくれと頼む。ギターのペグを弄りながらか細い音で失くした音階を手繰り寄せる。。。
| スリーピー・ジョン・エスティスの伝説 価格:¥ 2,415(税込) 発売日:2005-08-19 |
おいら、ダイビングダックブルースというのが好きです。
♪オレがアヒルで河がウイスキーだったら、というような脳天気な歌詞で、ブルースというと「暗い」「辛い」といった歌詞が多いように思われているんだが、こういう脳天気な歌詞も多い。♪アタシの乳首はこんなに大きいのよ♪おっぱい欲しいの? 坊や♪みたいな卑猥な歌詞もある。エドはるみかよw もともと下世話な音楽なのだ。で、1973年だったか、スリーピーは来日している。日本ブルースフェスティバルというのが開かれて、おいらも見に行った。伝説のブルースマンが続々と来日して良い時代だった。おいらの知人で某出版社の編集局長がいるんだが、偶然にも、同じコンサートに行っていた事が判明して驚いたりするんだけどね。で、エスティスは1976年にも来日している。
河に潜って二度と浮かんで来ないよ♪
| ブルース・イズ・ア・ライブ 価格:¥ 2,447(税込) 発売日:1995-02-25 |
↑コレがライブ版です。指笛ピーピー吹いてるヤツがいたら、それ、おいらです。憂歌団と共演したんだが、爺さん、もうボロボロで、途中で歌えなくなってしまった。相棒のハミー・ニクソンというハモニカ吹きがいるんだが、仕方ないので、エスティスのギターに合わせて相棒が唄ったね。ハミー・ニクソンの歌を聴いたことがある人は少ないはずだ。ハミー・ニクソンは子供の頃からエスティスの相棒やっていて、とても気のいい人です。休日にはボランティア活動やってるとか言ってたな。
エスティスは、このコンサートのあと、ほどなくして亡くなった。死んだ時も貧乏で、お墓が作れなかったという話もある。その時、エスティスによってホンモノのブルース魂を教えられた日本のファンたちが募金活動をしてお墓を作ってやったというエピソードもあります。
で、話はサブプライムローンとニューオリンズ大洪水なんだが。
すいませんね、いきなり話が変わって。で、たまたま日本人と結婚して日本で仕事をしているアメリカ南部出身のカメラマンがいるんだが、仕事がなくて食えないそうで、バイトで、なんと、ブルースハーモニカ吹いてるそうでw アメリカ南部出身だからって誰もがブルースハープ吹けるわけじゃなかろうが、そこそこ仕事になるそうだ。で、最近ではニューヨークまで出稼ぎに行くそうで、というのも
NYでは現在、ブルースが大流行しているそうでw サブプラ問題で疲れ切ったアメリカ人の心には、ああいうのが沁みるらしい。「日本では日だて2万円だけど、ニューヨークでは1000ドルくれる」とかで、カメラマン仕事そっちのけで営業に励んでいるというんだが、相方はニューオリンズから逃げ出してきたブルースマンたちだそうで、今夜もライブハウスでバドワイザー手にしたヤンキーたちが貧乏くさいブルースに聴き入って「沁みるねぇ」と癒されているそうです。
ブルース…
確か和田アキ子が自ら、「(リズム&)ブルースの女王」と、宣っていたような(笑)
投稿 日本が大好きな日本人 | 2008/06/20 17:57
せっかくいいネタが出てきたのに、初コメからチョンババァは勘弁してくれぇ!
投稿 忠犬ワトソン | 2008/06/20 18:30