グリーンピース:横領告発は不起訴処分に 東京地検方針

 調査捕鯨船「日新丸」の乗組員らが鯨肉を土産として自宅に持ち帰っていた問題で、東京地検は、国際環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」(GP)側から業務上横領容疑で告発されていた乗組員らを不起訴処分にする方針を決めた模様だ。

 水産庁などによると、乗組員には鯨肉数キロを土産に持ち帰る慣習があった。GP側は乗組員が鯨肉を横領していると主張し、「証拠品」として、今回容疑となった鯨肉を地検に提出していた。地検は無断持ち出しではなく、横領には当たらないと判断したとみられる。

毎日新聞 2008年6月20日 15時00分(最終更新 6月20日 15時00分)

文字サイズ変更
この記事を印刷
印刷

ニュースセレクト アーカイブ一覧

 

おすすめ情報