延命策6:
SRV

DNSが、IPアドレスだけではなくポート番号も返すやつです。 原理的には突然アドレスが6万倍になります。 ただし、これを行うには、ひとつのIPアドレスを多人数で共用している 必要性があります。 まあ、唯一意味があるのは、NATのポートフォワーディングと 組み合わせる場合でしょうね。 UPnPも組み合わせれば、中小組織のLANの内部にサーバを立てる場合とかは 使えるでしょう。 若干、使える状況が限定的なのが欠点です。
さらに、これは理念的な次元で、現実的にはどうでもいいですが、 TCPの建前である、ポート番号=プロトコル種別、という建前を 否定することになります。 つまり、http: と指定しても、それが80になるとは限らず、 SRVレコードが指定した方を優先してしまいます。 正直、いろいろと苦しい解決策という気がします。 が、実装は簡単ですし、原理的には6万倍になるんだから、ぜひ行うべきでは? すくなくとも、どんなアプリでも、 かならず、ポート番号を指定できるようにしましょう!!!。
あと、SMTPが25番を掴まずSRVしてくれるとありがたいんですが、 これは難しい。なぜなら、世界中のSMTPサーバがSRVしないと意味ないんで。 つーかさ、いい加減SMTPやめようぜ、、、、。 FTPと並び、二大廃止希望プロトコルだよ・・・。