企画を考える本。

　江戸のプレイボーイと謳われた剣豪、甘椿狂ノ介。人も羨む色男にも年貢の納め時が来たようである。そして、その時甘椿狂ノ介は何を願うのか？

　とにかく、あの顔がいけないのです。それもこれも、あの顔のせいなのです。うむ、あの顔だなんて、もったいない。お顔と呼ぶべきだ。　 　そう、あのお顔。思い出しただけで、ゾクゾクする。

いつの世にあっても戦争で手を汚さなかった国家はない。 同様に勝者・敗者を問わず戦場で戦った人たちは、否応なくその手を汚すことになる。 そして戦場を離れ平穏な市民生活に戻った時、手の汚れを落としたいと願う多くの人間が 心の中に大きな痛手を負っていることに気づかされる。 ベトナム戦争当時の米国では少なからぬ数の日本人留学生が、徴兵に応じベトナム戦争に 参戦していた。 米国や日本における国としての公式記録は無く、その実態は一部しか明らかになっていない。 平和と言われる昭和の戦後史の中、ベトナムの地で戦死した日本人たちが実際いたのだ。 この物語はベトナム戦争に参戦し名誉除隊後市民権を得、今もなお米国に住む日本人男性の 話をもとに描いた作品です。

インターコンチの３０階、ピンクの手錠、PRINCE、etc……

ネット上に氾濫している、小説作法や文学情報のたぐいを、適当に引用したり翻訳したりしてみます。

みやびあおいが書いた短編集です。特に深い思いはありません。どうぞ、ご自由にお読みください。