2008年6月19日 22時8分更新
美作市の市議会議員の知り合いの子どもの転校を取り消すよう、議員とともに小学校の校長を脅したとして職務強要の疑いで書類送検された美作市の教育長が19日、辞任しました。
辞任したのは、美作市の小林博道教育長(59)です。
小林教育長は、職務強要の疑いで逮捕された美作市の市議会議員とともに、去年6月、市内の小学校を訪れ、議員の知人の子どもの転校を取り消すよう校長を脅したとして、18日、職務強要の疑いで岡山地方検察庁に書類送検されました。
美作市によりますと、小林教育長は19日8時半ごろ、美作市の作東総合支所を訪れ、教育委員長あてに辞任願いを提出し、その後開かれた臨時の教育委員会で辞任が認められました。
小林教育長の辞任ついて美作市の宮本俊朗市長は「市民の皆さまに心よりお詫び申し上げます。教育行政が1日も早く正常化されるよう努力します」とするコメントを出しました。