2008年6月19日 22時8分更新
県内の医療機関が採血器具を複数の人に使い回していた問題で、岡山県内では、これまでに合わせて284の医療機関や市などで使い回しが行われていたことが分かりました。
これは、岡山県が県内の医療機関や市町村など合わせて1930か所を対象に今月、行った調査で明らかになったものです。
調査結果によりますと、これまでに全体のおよそ89%から回答があり、合わせて276か所の医療機関や介護施設と、新見市や備前市など8か所の市や町の合わせて284か所で採血器具の使い回しが行われていました。
これらの医療機関などでは、いずれも採血器具の針は使うたびに取り替えていたものの器具本体は交換せず、アルコールで消毒した上で複数の人に使い回しをしていたということです。
この中には、島根県などでこうした問題が明らかになった先月下旬以降も使い回しが続けられていた医療機関もあり、こうしたて採血器具が使われた人は、現在分かっているだけでおよそ1万人にのぼるということです。
岡山県では、「複数の人に使わないよう指導する国の文書が行き渡っていないところがあった。今後、医療機関などに対しては、使われた人を把握して連絡をとって説明し、必要な検査をするよう指導する」としています。
また、心当たりのある人は医療機関に相談し、必要な場合は保健所で相談や感染症の検査を受けてほしいとしています。
採血器具を使い回していた医療機関や市、町の名前は、19日にも岡山県保健福祉部施設指導課のホームページに掲載されます。