同級生を刺す、中2女子を補導 和歌山
和歌山・湯浅町で18日夜、中学2年の少女(13)が同級生の少女(13)の背中や腹をナイフで刺したとして、殺人未遂の非行事実で補導された。
湯浅町の路上で18日午後8時20分ごろ、「女の子が刺された」と、近所の人から消防に通報があった。刺されたのは近くに住む中学2年の少女で、果物ナイフのようなもので背中を5か所、腹を1か所刺されるなどして重傷だが、命に別条はない。その後、同級生の少女が母親に連れられて現場に戻ってきて、警察に対し、「以前から気に入らなかったので、待ち伏せして刺しました」と話したという。警察は、この少女を殺人未遂の非行事実で補導し、詳しい事情を調べている。
これを受け、湯浅町教育委員会は緊急の記者会見を開いたが、2人に目立ったトラブルはなく、18日も学校に来ていたという。