5分に1人が交通事故で死亡、自動車法改正 厳罰化視野に-インド 
2008-06-19 12:00:02
【ニューデリー 6月17日 IANS】交通事故が大きな問題となっているインドでは、毎分1件の交通事故が発生しており、5分に1人が命を落としている計算になるという。インド政府の統計から明らかになった。
T・R・バアル船舶・道路輸送・高速道路相は17日、2006年の交通事故件数を46万件と発表した。交通事故による死者数は10万5749人、負傷者数は約50万人という。
この事態に歯止めをかけるため、同国自動車法（Motor Vehicles Act）の改正案が次回国会で議論される見通し。改正案には、酒気帯び運転の現行犯には最大3か月間の免許停止処分を科すなど、厳しい罰則が含まれている。
また、同相が諮問委員会で明らかにした交通事故による損失額は、2000年価格で年間約5500億ルピー（約1兆3800万円）。これは、インドの国内総生産（GDP）の約3％に相当する。(c)IANS
社会 事故 インド |
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