中国人実習生の男に懲役20年 (2008-06-19・16:50) 去年10月、今治市で中国人実習生の男が造船工仲間1人を殺害し、2人に大ケガをさせた事件で松山地方裁判所は19日、実習生に懲役20年の判決を言い渡しました。 判決を受けたのは今治市伯方町の造船所で実習生として働いていたジャン・イートン被告(22)です。 判決によりますとジャン被告は去年10月、別の造船所の従業員寮に行き知人の中国人造船工の腹部を 包丁で刺して死亡させたほか、同じ会社の中国人造船工2人を包丁で切りつけ大ケガをさせたもので、殺人や殺人未遂などの罪に問われています。 松山地裁で開かれた判決公判で松山地裁の村越一浩裁判長は「被害者らからいじめられていると感じ仕返しの為に犯行に及んだとしているが、その行為は正当化できない」と指摘。その上で「命の大切さを理解しておらず、結果は極めて重大」として懲役20年の判決を言い渡しました。 |