最終更新:2008/06/20 00:23

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秋葉原無差別殺傷事件 犠牲となった人々の通夜がしめやかに営まれる

東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、犠牲となった人々の通夜がしめやかに営まれた。
武藤 舞さん(21)の通夜には、多くの友人が参列した。
武藤さんは、音楽関係の会社から内定をもらい、社会に羽ばたく矢先の出来事だった。
武藤さんの親族は「前途有望で、まさにこれから社会人としての1年目が始まろうという。報われなかったというのが、すごくかわいそうで仕方がないです」と話した。
武藤さんの知人は「自分が『負け組』だからとか言って、そういう関係ない人を巻き込む。本当に許せない」と話した。
斎場では、音楽が好きだった武藤さんの死をしのんで、同級生による演奏が行われた。
川口隆裕さん(19)は、後輩思いの優しい人だった。
1人息子を失った川口さんの父親は「わたしの息子は、19歳でこの世での命を終えましたが、非常に残念でなりません。このような事件を起こした犯罪者に対しては、非常に強い憤りを感じております」と話した。
川口さんの高校時代の担任は「何でこんな目に遭わなければならないのか。ご家族の気持ちを考えると、とてもやりきれない気持ちでいっぱいです」と話した。
宮本直樹さん(31)は、ゲーム好きで、秋葉原にはよく訪れていたという。
宮本さんの父親は「(直樹さんは)秋葉原をこよなく愛していたみたいです。犯人に対しては、ますます憎しみを増してきた。殺された時点よりは、さらに増してきたということでございます」と話した。
突然の悲報を受け止められない遺族。
加藤智大容疑者(25)は、被害者について「申し訳ない」との供述を始めた。
また加藤容疑者は、「ネットに犯行予告を書けば、誰かが通報して、警察が自分を止めてくれるかもしれないと思った」とも供述している。

(06/11 23:48)


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