福岡放送局

2008年6月19日 19時21分更新

交通機関のテロ防止会議

来月開かれる北海道洞爺湖サミットを前に、福岡県でもテロの対象になりやすい公共交通機関での対策を話し合う会議が開かれ、公共交機関側が警備をさらに強化することを確認しました。

福岡県警察本部で開かれた会議には、警察や福岡県内の鉄道、バスといった公共交通機関の事業者、それに地下街の管理会社のおよそ70人が出席しました。
福岡県警の山田知裕警備部長が「世界ではテロが続発していてサミットはテロの格好の標的になる。テロを未然に防ぐためには関係機関の協力が不可欠です」とあいさつしました。
このあと、警察側がサミットや閣僚会議の会場以外の大都市もテロリストに狙われるおそれれがあるとして、福岡でも警察官を増やしたりして駅や地下街で警戒を強化していることを報告しました。
交通機関や地下街の管理会社側も、職員などによる自主的な警備をさらに強めて、不審物が見つかった場合は速やかに客を避難させるとともに、いち早く警察に通報することを改めて確認しました。