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東京・秋葉原殺傷:殺傷、わずか30秒 加藤容疑者、あすにも殺人容疑で再逮捕

 東京・秋葉原の17人殺傷事件で、殺人未遂容疑で逮捕された派遣社員、加藤智大(ともひろ)容疑者(25)が現場交差点で12人を次々に刺したのはわずか30秒程度の間だったとみられることが分かった。警視庁万世橋署捜査本部は強い殺意を裏付ける行為とみて調べている。捜査本部は20日にも、殺害された7人に対する殺人容疑で加藤容疑者を再逮捕する方針。

 調べでは、加藤容疑者は8日午後0時33分ごろ、交差点にトラックで突入、5人をはねた後、ダガーナイフ(短剣、刃渡り約13センチ)で交差点付近の通行人12人を次々と刺したとされる。捜査本部が防犯カメラの映像などを詳しく分析したところ、加藤容疑者がトラックで歩行者をはねてから警察官に取り押さえられるまで約2分かかっていたが、被害者12人を刺していた時間に限れば、30秒ほどだったことが分かった。【川上晃弘、佐々木洋、古関俊樹】

毎日新聞 2008年6月19日 東京朝刊

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