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大田市立病院:産婦人科常勤医1人体制 21日、診療体制など説明 /島根

 ◇妊婦・家族の理解求め、診療体制など説明--大田市

 来月から大田市立病院の産婦人科常勤医が1人体制になり、出産の受け入れ制限が始まる問題で、大田市は21日、「安心して出産や育児をするために」とする市民に向けた講演会を開く。

 同市勤労青少年ホーム3階で、午後2時から開催。同病院産婦人科部長の槇原研さん(47)が、診療体制などを説明し、妊婦や家族らの理解を求める。安全な出産や妊婦の心がけなども解説し、里帰り出産受け入れなどに対する不安や疑問に答える。

 同市は、大幅に不足する医師や看護師の要員確保のため、約8000万円の追加予算案を6月議会に提出し、17日に閉会した同議会は可決。医師の待遇改善や看護師養成の奨学金制度などを整えた。

 新聞に医療職員募集の広告を出すほか、県内全域に折り込みチラシを配布。関西や中・四国の看護師養成学校など計211校に求人している。「今後1人でも医師が減ったら、市の救急医療体制は崩壊する」という危機感を背景に、医師配置の人事権を持つ大学病院側の理解を得て、市は独自に常勤医を公募するなど、従来の枠組みを超えた求人活動に全力を挙げている。【船津健一】

毎日新聞 2008年6月19日 地方版

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