宮崎県の東国原英夫知事は18日の県議会本会議の終了後、記者団に「体罰は愛のムチ。昔はげんこつで教えられたが、最近はできなくなっている。愛のムチ条例はできないか」と、体罰を肯定する発言をした。この日の一般質問で、印象に残った質問を問われ、突然「愛のムチ条例」に言及。議会では、自民党議員が教育問題を取り上げたが、体罰の是非には触れなかった。
知事は昨年11月、若手建設業者との懇談会で「徴兵制はあってしかるべきだ」と発言。「不適切だった」と謝罪している。【種市房子】
毎日新聞 2008年6月19日 東京朝刊