岡山放送局

2008年6月18日 18時59分更新

仕出し弁当で食中毒


今月10日に倉敷市の飲食店が作った仕出し弁当を食べた男女24人が下痢や発熱などを訴え、倉敷市保健所は、この仕出し弁当による食中毒と断定し、この飲食店に対し、18日から5日間の営業停止処分としました。

営業停止の処分を受けたのは倉敷市鶴形の飲食店、「四季」です。倉敷市保健所によりますと今月16日に倉敷市内の病院から「受診した患者からサルモネラ菌が検出された」という連絡があり、保健所で調査したところ、今月10日、倉敷市内の中学校で仕出し弁当を食べた教師など24人が下痢や発熱などの症状を訴えていることがわかりました。

保健所では、共通する食事が仕出し弁当しかなかったことから弁当による食中毒と断定し、この飲食店に対し、18日から5日間、営業を停止する処分としました。

症状を訴えた24人は、いずれも快方に向かっているということです。
倉敷市保健所では食中毒の起きやすい季節となったことから、食事の前の手洗いの徹底や調理済みの食品は早めに食べることなど注意を呼びかけています。