2007年5月31日(木)
月末
今月も家賃を納められる。
今月は受動形について話したけど、本当はもっと話はある。
しかし、私の頭の中で、ある程度系統だてて整理しないと、
取り留めのない話になってしまう。
結構まともな事を書くって大変なんだよ。
来月は私の思いでつまり、積極奇異形の子供時代、
どんな風に考えていたか、どんな風に行動したかを書きましょう。
では、また来月。
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おっさん 山岸徹 もう50
: 2007年5月31日(木) 06:56
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2007年5月30日(水)
研究者の姿勢
自閉症の研究者、特に心理士と言う連中の研究姿勢は疑問だ。
なぜそんな事を言えるか。
これは、あくまで日本のマスコミで取り上げられる研究と、
アメリカのマスコミに取り上げられる研究のレベルの差を強く感じるからだ。
例えば、CBSドキュメントの自閉症ネタと、NHK教育の自閉症ネタの違い。
CBSドキュメントは、あくまでリアルに根気よく映像に納め、当事者の口から思いもかけない言葉を導き出す。
この、本人から飛び出した言葉、行動が、実はあとから見ると、ウタフリスや、アトウッドの記述に誠に合致し、納得いくのだ。
しかし、NHK教育は違う。取り敢えず本人を撮影し、それらしい行動を映せば終わり。
あとは、何処かの本の受け売りをナレーションで被せれば、よっぽど詳しい人間以外には誤魔化せる。
いっちょあがりってわけ?
ライオンが出てくる英語の教育番組。
英語の読字障害の私でも、その作りの細やかさで、理解出来る。素晴らしい。
一方NHK教育で作っている忍者が出る読字障害、自閉症、その他すべての発達障害を対象とする番組。
英語圏の同様番組からパクッタだけで、日本語独自の発生や、特徴を無視。
さらに、すべての発達障害を網羅しているだけに、さっぱりわからん。
私が分からないし、見続けていられないのに、発達障害の子供達が見続けられるのが不思議。
とても実際に、子供達に実践して効果があった物から厳選したテレビ番組とは思えない。
安直なんだよな。
このマスコミに出てくるモノが安直だということは、
研究者が安直なんだと、強く私は考えているのだ。
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おっさん 山岸徹 もう50
: 2007年5月30日(水) 21:13
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2007年5月29日(火)
粘着君
今まで書いたように、同じ自閉症でも「孤立」「受動形」「積極奇異形」と3タイプある。
勿論これは、対人関係による分類だが、実によく考えられた分類だ。
これを見ただけで、3タイプある。
受動形だって、イトコは無口。妻はよくしゃべる。
これらの事を挙げれば切りがない。
にもかかわらず、ほとんどの心理士と医者は、現象でしか捉えられない。
例えば、汽車が好きなら怪しい。天気が好きなら怪しい。
極めつけはきらきらが好き、万華鏡が好きだ。
この馬鹿げた話は、自閉症を知ったかぶりをした連中が、
自閉症ごっこをするために広めた話で、馬鹿馬鹿しいのも甚だしい。
おかげで、若者達の間では、「粘着君」の事を「アスペ君」と言うそうだ。
よくできてる。上手いこと言うもんだ。
実際、ネット上で見るのは、その「アスペ君」たちばかりで、
本当のアスペルガー症候群に出会ったことが無い。
多くの自閉症の人たちを見ても、私自身に振り返ってみても、
なぜ「それ」に囚われているかは、分からないのだ。
好きだから、囚われているのですなんてあまーいモノじゃあない。
好きでやってるならそれは囚われ(こだわり行動)なんかじゃない。
それは単に好きな事だ。
私達は、自分自身なぜ「それ」をしているか分からない。
分からないが、どうしても、「止めなさい」と言われても「止められない」のである。
全く、外野の連中は本当に「おめでたい」 チャンチャン。
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おっさん 山岸徹 もう50
: 2007年5月29日(火) 19:51
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2007年5月28日(月)
二人の受動形
妻とイトコ この二人は私が見る限り受動形に見える。
しかし、その表面に出るモノは違う。
イトコは無口であり、妻は静かだが無口では無い。
イトコは挨拶その他表面上のやりとりは苦手、妻は挨拶など日常の人とのやりとりは出来る。
共通する事は外(他人との新しい接触)に出たがらない。
男の場合、中学高校時代から、こんな様子では将来が不安だから、
自閉症の網に掛かりやすい。
女の場合、家で家事をしている分には、表面上問題は無いから、
自閉症の網に掛かりにくい。
トニーアトウッドは、裏付けは無いが自閉症の発症は男女同率なのではないか、と問題提起して帰国した。
私も実は全く同感で、男女同率で発生しているのではないかと感じている。
しかし、その発生の仕方、表出の仕方は男女で異なるため、
知能の高い女性の受動形はほとんど現在の自閉症の網には引っかからないと考えている。
知能が低い自閉症を見ても、自閉症とはあまりしゃべらないものだが、
しゃべりっぱなしの自閉症の女の子もいるのである。
しゃべると言うのは女性特有の能力で、
男女同じ自閉症のレベルとしたら、女性ははるかにしゃべる、
と言うことになるのではないか。
ただ、今見逃されている彼女たちが、幸せであれば何の心配もいらないのである。
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おっさん 山岸徹 もう50
: 2007年5月28日(月) 13:20
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2007年5月27日(日)
もう一人の受動形 2
叔父を受動形と言ったのは筆が滑った。ここは「奇妙な年寄り」と訂正しておく。
私も経験があるが、彼は家族の中ではすべてから隔絶されていた。
思春期に東大病院で「対人自閉症」という珍妙な診断をされている。
これも息子を隠そうとする叔母が話したことだから鵜呑みに出来ない話。
とにかく、日常の話にしても、お金の話にしても、家族の話にしても、
私の実家と同じく、彼の家でも彼だけはのけ物になっていた。
だから、ずっとお金がどうなっているか興味も無かったし、要求すれば出てくるのだから、なんとも思っていなかったのだと思う。
(この辺は彼と話す機会があればリサーチしたい)
彼は初めてお金の出所を実際に目で見て、手で触り、そして管理する事になった。
自分の事はからっきしなのに、他人(ヒト)の事になると俄然力を発揮する自閉症。
突然父のためと目覚めた彼は、先ず消費者センターにリフォームの事で相談し、
返す刀でリフォーム業者に切り込み、なにがしかの金を返金させた。
父に対しては投薬が絶対と、薬の管理を完璧にこなし、且つ今まで通り、
自転車を走らせ米を買い、総菜の買い出しも彼の仕事になった。
叔母が死ぬ間際まで息子を心配し、嫁に出た娘に家を託していたのは、
どうも余計なお節介で、あの家族に混乱をもたらしていただけのようである。
近所の人と立ち話はしないかもしれない。
生活していく上で誰ともコミニュケーションを取ろうとしないかもしれない。
しかし、それを除けばきちんとした生活を営んでいる。
それ以上何を望むことがあるだろう。
もうかれは、自立した一人の人間なのである。
これは、一つの貴重なケーススタディだと私は考えています。
作成者
おっさん 山岸徹 もう50
: 2007年5月27日(日) 06:55
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2007年5月26日(土)
もう一人の受動形
ハプニングで話が横道に逸れたが、もう一度話を受動形に戻そう。
もう一人、身近に受動形がいる。ホームページの「棄民」で書いたイトコである。
当時彼は、見た目引きこもりの様であり、医者に話しをしたところ、深く聞かないうちに「ひきこもりです」と言われた。
しかし、その後「引きこもり」の定義について調べたり、
イトコの状態を詳しく検証したところ、引きこもりとは言えないようで、
やはり、「受動形の大人」としか考えられなかった。
当時は、彼も勝手に好きな物を買って、そのローンを親に押しつけ、家族で問題になっていた。
我々は通院投薬を薦めたが、彼を説得出来ないと言う。
そこで、彼の相談と言うことで、父親を病院に行かし、父親に安定剤を飲ませることにした。
これは、思いの外上手く行き、息子を心配する父親は薬を飲んで大分落ち着いたようだ。
ここで書くとさらにややこしくなるが、この父親も「受動形の大人」の様相を呈していたから、薬も良く効くようである。
話は前後するかもしれないが、好きな物を勝手に買う息子に対して、
父親は飛び込みで来たリフォーム屋の話に乗り家をリフォームした。
息子は「これは詐欺だ」と激怒し、おやじは「おまえが勝手にローンを組むからだ」と八つ当たりをし、
金銭を管理していた、嫁に出ていた娘は「もうこんな家の面倒みてられん!」とついにすべてを投げ出した。
投げ出すにあたり、おやじと息子に「我が家のお金はこれこれで、残りはこれだけ!通帳とハンコはこれ!」と叩き付けたのだ。
実はこれが状況を一変させた。
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おっさん 山岸徹 もう50
: 2007年5月26日(土) 06:43
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2007年5月25日(金)
だまし 2
このブログについて妻はアンタッチャブルで、内容は全く知らないのだが、
今回のだましの件は、家計にも関係あるので、ついでにブログに載せた事を話した。
すると、一点だけ妻から異議がでた。
「だましであることを、分からないのではなく、<分かる部分>が無い。」
と言うのである。
まさしくそうだ。
ある程度心理学を学んだ人なら、分かると思うが、
(ここで言う心理学は、定型発達の人間の為の心理学)
人間は自己を防衛するために、無意識に且つ自動的に物事の理解を自分の都合の良いように変えてしまう。
私は異常者なので、その状況を上手く説明できないが、
人間が生きていく上で、すべての出来事の起因が自分にあると自分を責めれば人間生きていけない。
記憶に留めるときに、ある程度自分に都合良く書き換え、自分を「保護」する機能がある。
これを「自己防衛」と言う。
つまり、自分を壊さないように、自分の本体が自動で自分を「だます」のである。
これこそ、自閉症に欠けている能力であるために、
日常生活でいろいろ支障をきたすのだ。
だから妻曰く、私がネットオークションをやって、
「なんだ、こんなの送ってきて騙しじゃないか」とぼやき、
今回はっきり騙された事を知り、
「それは、騙される事が分かるまで繰り返すんだよ。
つまり、今回10万騙された事で、10億騙されない事を憶えたってことだね」
このように、「洗剤の謎」を40年掛けついに自分自身で解いた妻は言うのであった。
作成者
おっさん 山岸徹 もう50
: 2007年5月25日(金) 09:41
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2007年5月24日(木)
だまし
昨日まんまとネット詐欺に遭った。
ニキリンコの話を書いている最中に、またまんまと騙された。
ネットオークションに限らず私達夫婦は効能書きに大変弱い。
広告で書いてある能力を見ると無意識下で信じてしまうんだね。
妻は家庭用のケミカル剤。つまり洗剤その他。
何処かの施設で、洗剤に取り憑かれている自閉症の青年の話があったが、
彼女の場合もかなり近いレベルだった。洗剤研究40年。
妻曰く「洗剤は洗うものだというのに気が付いた」そうなのだが、
この言葉の中には、100ページ以上にもわたる含蓄があるので、
ここでは詳しく書かない。
わたしは、仕事で使う新商品の新しい効能書きを読むと、どうしても信じてしまう。
実際に採用すると、其処に書き込まれていないデメリットが表出し、
効能書きを信じて採用したおのれを呪い、後悔しながらも客先に納品出来るように頑張るのだ。
最近始めたネットオークションも実はそうだ。
サイト上に書かれた能書きを読むと表面上は「話半分だよ」と言いながらも丸飲みするように信じてしまう。
実際買ってみると、1000円程度の商品は能書きと内容の違いはないが、
1万以上の物は良く書いてあるから、実際にモノが来るとがっかりすることが多かった。
今回は、本当にデモノで、良ければ自分の物。悪けりゃ高く売れそう。
それで、うきうきしながら入金手配。
ところが、その支払い先を書いたメールは完全なニセモノ。
出品者とほとんど同じ住所だったので、まんまと騙された。
知能(頭の部分)では分かっている。
しかし、根本の所、本質では分かっていない。まんまとハマッタ。
この「アンバランス」これこそが自閉症なのです。
作成者
おっさん 山岸徹 もう50
: 2007年5月24日(木) 20:40
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2007年5月23日(水)
相撲
今日は相撲の話。八百長相撲が問題になっている。
確かに、十両下位の力士は給料が出るか出ないかの立場だから、昔から星の貸し借りは話にはあったし、実際あっただろう。
問題になっているのは上位の力士である。よく考えて欲しい。
彼らは確かに番付に関係するが、その勝ち負けはそれ程重要ではない。
では、誰が問題にしているか。
それは、相撲を賭博のネタにしている胴元である。
朝青龍ばかり勝っていると、博打が成立しないばかりか、胴元が大損である。
昔から、北の湖や朝青龍のように、盤石の横綱が長く続くと必ず八百長疑惑が報道される。
当然報道する側は、それなりの取材をして、多少怪しいと思っても、
そう主張する人間が現実に存在するのだから、面白おかしく報道する。
もし、ガセネタだったとしても、週刊誌側も被害者だという立場をとれる。
元力士でも、小金が欲しく平気で嘘を付く人間が居るのだ。
金と仕事の為なら、誰を騙しても平気な浅見純子(ニキリンコ、泉流星、沢木あさみ)浅見昇吾のような連中は居るのだ。
間抜けな、杉山、辻井のような連中は、被害者面していれば、そのうちみんな忘れて、無かったことになるのだ。
どこの世界でも、構造は一緒である。
作成者
おっさん 山岸徹 もう50
: 2007年5月23日(水) 08:01
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2007年5月21日(月)
大人の受動型 2
今まで話したように、こんな受動形。
しかし、日本の医者、心理士、研究者には、100%理解されていない。
理解されていないと言うことは、適切な処置からは漏れていると言うことだ。
妻の場合は本当に特殊な事情によるモノだ。
私が、うつ病になり、寝たきりで、食事もほとんど取らなかった事から、
危機感を持ち、私のその正体を暴くために、勉強を重ね、それに併せて、
自分の過去をも暴き続けた。
クリニックに、無理矢理受け付けて貰い、1年間受診を待ち、
懐疑的な医者を前に、時に屈辱的な質問も受けながら、診断を待った。
問診では、医師の認識を覆させるまでに至らず、
ウエックスラーのテストを何とかやって貰える事になり、
その結果から、私の診断のついでに、診断をようやく貰えた。
しかし、自閉症カンファレンスには当事者代表として、体験談を語り、
その推薦をしたにも係わらず、クリニックを変えるに至っては、
診断が今度は「疑い診断」に格下げされた。
妻はそんな程度の扱いなのである。
しかし、現実には妻の脳機能は正常では無いために、わずかの脳機能薬で、
格段の効果を得ることが出来、今は本当に安定した毎日を過ごしている。
妻と同じ様な子供達は、表面上問題が発生しないので、棄てられ大人になるのである。
その脳内が不安定で、僅かな投薬が劇的効果を上げるとしても、
周囲に被害をもたらさないだけに、「無い」存在なのである。
知能が高ければ、子供の受動形でも同じなのだ。
作成者
おっさん 山岸徹 もう50
: 2007年5月21日(月) 10:22
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2007年5月20日(日)
受動形 その訳
ここからは、彼女一人をサンプルとして、考察した話になる。
妻はIQ127である。
会社等、人間がたくさん居る中で、話かけられる、或いは問われた場合どうなっているか。
先ず、日常の挨拶等、社会性と言われるやり取り。
↓
条件反射的に、まあまあその場に応じた対応をする。その反応速度はす早い。
時に相手との話の内容が食い違っている場合があるが、それでもそつ無く流す方法を良く知っている。
日常程度の挨拶を極端に嫌う事は無い。
何か意図的な話、思わせぶりな話、突然声を掛けられた後の仕事の話。
↓
先ず、間違いなくとっさには理解出来ない。その防衛策として、
相手の話を丸ごと記憶する。(これは驚異的に詳細に渡るまで記憶している)
取り敢えず返事をしておき、そのあと何度もその言葉をテープレコーダーのように再生して、自分で聞き直す。
それを何度か繰り返していると、ようやくその内容を理解でき、行動出来る。
ただし、人と人の力関係、思わせぶりによる人のコントロール、等は論理的では無いので、ほとんど理解できない。
理解出来ない事は、釈然としない記憶としてリアルな形でずーーっと頭の中に残り続ける。
ある日、他の事から突然気が付く。しかし、それに要する時間は20年だったりする。
人をバカにしたようなそぶり、話。
↓
これは、センテンスが短かったり、直感的に理解出来る。
反応速度が速いだけに、それへの対応も強く激しい。
以上のことから、ひとたび堪に障ると激しく口汚くののしる事がある。
あなたの職場にこんな人が居たとしよう。
普段は大人しく、静かだと思われていた、しかし、時に頑固なので、
「大人しいから頑固な所もあるのか」と思っていたら、ある日
些細な事で、同僚を口汚く罵っている。
言われた女の子は「あんな人とは思わなかった」と泣いている。
あなたが、この会社の社長だったらどうしますか?
やっぱり、クビにするだろうなー。 これが受動形なんです。
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おっさん 山岸徹 もう50
: 2007年5月20日(日) 21:39
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2007年5月19日(土)
うるさい 受動形
受動形が、活発に動き回っている事は分かったと思う。
さらに、受動形と言う言葉は対人関係にのみ起因する命名と言うことも分かったと思う。
では、受動形は対人関係に於いて静かなだけか?
これも全くの誤解である。
前の方の記述を見て欲しい。妻が喧嘩腰であることを。
おとなしいだけじゃない。うるさい時もあるのだ。
妻が何時間もパソコンを見ている。妻が何時間も本を読んでいる。
これは、貴重なデータ処理の時間である。
日常起きたこと、過去に起きたこと、過去に言われたこと、過去にされたこと。
これらの中で、釈然としなかったこと、当時とっさに理解出来なかったことを、
もっと自分に分かりやすい場面との比較、その際の回りの反応、それによる結果、
様々な事柄が、突然一本の線で繋がり、「分かる」。
初めて彼女の頭の中で理解出来る。
これは、私達が「如何に人間社会は複雑な法則によって成り立っているか」を知る瞬間であり、喜びである。
こうなると、彼女は止まらない。
勿論人間界での話だから、「仮説」である訳なのだが、その仮説を滔々と述べる。
ここで、私が理解出来るか出来ないかは関係ない。
じつは、相づちを打つ人形でもいいくらいで、其処に「人間」は存在しない。
しかし、人と話すという行為は存在しているので、とにかく話す。
それは、30分であり、時には2時間をも越す。
さらに、その理論が私とある程度共有していたら、さらに話は発展し、
時には夜を徹しても話は尽きない。
最近は利口になって、2時間ぐらいで話を納められるが、
とにかく、話す話す。よく話す。
これは、難しい話に限らず、ペットが如何に可愛いかが議題の場合もあり、
自分が話したい気分になれば、内容は多岐に渡る。
受動形でも、うるさいほどしゃべる。 これが現実なのである。
作成者
おっさん 山岸徹 もう50
: 2007年5月19日(土) 14:05
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2007年5月18日(金)
受動形
受動形・孤立形・積極奇異形 これはあくまで対人関係に関することで、日常生活を表すことではない。
これも誤解されてるんだよな。
受動型である妻の日常を書いてみよう。
月曜日牛乳の買い出し。火曜日食パンの買い出し。水曜日何かの買い物。
木曜日買い物と図書館。金曜日牛乳の買い出し。土曜日曜は休日で私と一緒の行動。
その他に、毎朝ラジオ体操。掃除機で掃除。ペットの世話。食事作り。また図書館で本探し。
洗濯(晴れた日 大体2日に1度)。アイロンがけ(Tシャツ、パンツも含む)。
お茶入れ(1日何度も)。
実によくコマネズミのように動き回っている。(会社でもコマネズミと言われていた。)
途中郵便物が出来ると「はい」と言ってすぐ出しに行く。
とにかくじっとしていない。
かと思うと、2,3時間パソコンの前で固まっているか、本を抱えて固まっている。
テレビをボーっと見ている事は無い。
これが受動型か?と思うほど動き回っている。
しかし、注意深く見て欲しい。動きはするけど、その中に人を相手にしている事柄は無いのだ。
まさしく受動型。 人にアプローチする事はほとんど、余程困るまで無い。
積極奇異形の私はどうか。
「音武君より動かない」 私の事である。
受動型と積極奇異形。 こんなものである。
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おっさん 山岸徹 もう50
: 2007年5月18日(金) 20:34
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2007年5月17日(木)
最も魅力ある顔
自閉症やアスピーの子供達は、「うんこ」や「おしっこ」「おちんちん」や「おっぱい」だの、
「止めなさい」と言われれば言われるほどこれらの言葉が大好きだ。
確かに子供のある時期、これらの言葉を好んで使うが、それもいづれ止む。
自閉症のグループの子供達は何故止めないか。
実は、私達夫婦も未だに似たような事をやっている。
これは、妻と自分に置き換えてずーーーーっと考えていた。
うんこやおしっこ。おちんちんやおっぱい。
これらの言葉は、公の場では、はばかられる言葉である。
しかし、その公の場で敢えて言うと、全員一様に「困ったような照れくさい顔」をする。
これは、皆さんが自分に置き換えても、同じような表情をするだろう。
秘密は其処にある。
人間、その「ちょっと困ったような顔」「照れくさい顔」というのは、
最も魅力的な顔で、それは「怒り」に全く繋がらない顔「表情」なのである。
相手の気持ちが分からない。これは本当である。
しかし、少しでも相手を、なごませたい。
相手が、怒りと最も遠いところに、在ってもらいたい。
そう感じたとき、私達は私達なりの「相手のなごませ方」
つまり、「最も怒りから遠い表情」を相手に求めるのである。
人間笑っているからといって、怒りから遠いかと言うと実は違う。
私達は、長い年月を掛けて、笑いに潜む「怒り」にこっぴどい目にあってきた。
人の表情だけを見て判断して、エライ目にあってきた。
私達が安全なのは、相手が「困ったような、照れたような、はにかんだような」表情の時である。
だから、みんな「おどけて、バカなことを言う」のである。
道化になるのは自己防衛の為なのである。
つまり、私達はきちんと表情を見分けられるのである。
私は 強く そう思う。
作成者
おっさん 山岸徹 もう50
: 2007年5月17日(木) 10:24
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2007年5月16日(水)
文化
残念ながら文化は階層が生み出す。
イギリスは未だにはっきりとした階層が存在し、しかしそれがあるが故に自閉症の研究をする余裕が発生する。
アメリカにはニューリッチの存在を良しとし、その代わり彼らは選ばれた人間として福祉に目を向ける。
日本も明治維新までははっきりとした階層社会だったが、江戸時代には本当に豊かな文化、
それも庶民文化という独特の文化まで創り出した。
近代、共産主義社会はロシア、中国の文化を破壊し、
共産国家より共産主義者と言われた日本。
日本に文化をはぐくむ下地はあるのだろうか。
誰が恵まれない人間に目を向けるのだろう。
御上である国か?IT長者か?
西武王国は崩壊し旧吉田邸の存続も危ぶまれ、
相撲はタニマチになる人は減った。
まして福祉に目を向ける金持ちなど居ない。 本当に貧しい限りだ。
作成者
おっさん 山岸徹 もう50
: 2007年5月16日(水) 06:37
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