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イラク虐待写真集


空水電脳寺は、アメリカが虐待を行った刑務所を 
広島原爆ドームと同様に世界遺産(負の遺産)に登録することを希望します。

ならずもの国家アメリカによるイラク人虐待を考える会掲示板

<米国務長官>イラク大量破壊兵器情報の誤り認める
 【ワシントン中島哲夫】パウエル米国務長官は2004年9月13日、上院政府活動委員会での証言で、ブッシュ政権がイラク戦争開戦の大義名分とした旧フセイン政権の大量破壊兵器について「なんらかの備蓄を我々が発見するということは、ありそうにないと思う」と述べた。また「我々は過去にさかのぼり、なぜ(現実と)異なる判断をしたのか突き止めねばならない」とも語り、開戦前のイラクの大量破壊兵器に関する情報が誤っていたことを従来より明確に認めた。
 (毎日新聞)


戦争と平和 それでもイラク人を嫌いになれ 愛してるって、どう言うの? 生きる意味を探す旅の途中で
戦争と平和 それでもイラク人を嫌いになれ
高遠 菜穂子 著、講談社、2004年8月発行
1,575円(税込)
当日〜2日で発送

文芸 > ノンフィクション > 日本ノンフィクション
愛してるって、どう言うの? 生きる意味を探す旅の途中で
高遠菜穂子/著、文芸社、2002年7月発行
1,050円(税込)
当日〜2日で発送

文芸 > 紀行、エッセー > 紀行、エッセーその他
【ロサンゼルス3日共同】米紙ロサンゼルス・タイムズが3日、イラク人
虐待問題に関連して報じた米軍の内部報告書の要旨は次の通り。
軍警察の要員による拘留者虐待には、以下の行為が含まれていた。

一、男性と女性の裸をビデオと写真で撮影する。
一、卑猥(ひわい)な姿勢を取らせ、写真撮影する。
一、裸にし、数日間放置する。
一、裸の男性に女性の下着着用を強制する。
一、男性のグループに自慰行為を強制し、写真撮影する。
一、男性の指やつま先、性器に電線を取り付け、電気ショックの脅しをかける。
一、裸の男性の足に、15歳の別の拘留者を強姦(ごうかん)したとの告白の落書きをする。
一、男性憲兵が女性拘留者と性行為をする。
一、裸の拘留者に冷水を浴びせる。
一、医師ではない憲兵が壁に打ち付けられ負傷した拘留者の傷口を縫合する。
一、肛(こう)門に蛍光スティックやほうきを挿入する。

「法の支配」で人命尊重を 国連総長、異例の米国批判

 【ニューヨーク21日共同】第59回国連総会の一般演説が21日午前(日本時間同日夜)始まり、国連のアナン事務総長は冒頭、「世界の至る所で法の支配が危機に直面している」として戦後の混乱が続くイラクなどを例に挙げながら、罪のない人々の生命が奪われている惨状について警告。「法の支配」の重要性を繰り返すことで、イラク戦争へと突き進んだブッシュ米政権を間接的に批判した。(共同通信)

イラク人捕虜虐待問題、国防長官らの監督責任欠如が原因=調査委
 [ワシントン 24日 ロイター] イラクのアブグレイブ刑務所での捕虜虐待問題で、米独立調査委員会(委員長・シュレジンジャー元国防長官)は24日、ラムズフェルド国防長官と統合参謀本部が、イラクなどでの刑務所内の政策混乱に対して適切な監督を怠ったとする報告を発表した。
委員会は5月に国防長官が設置を命じたものだが、間接的ながら国防総省トップの監督責任が欠如していたことを初めて指摘した。
ただ、委員会は国防長官やマイヤーズ統合参謀本部議長の辞任は求めていない。
ファウラー委員は記者会見で「現場の兵士から中央軍司令部、国防総省に至るまですべての指揮系統で基本的な過ちがあった。これらの指導力の欠如が捕虜虐待を許す環境を作り出した」と述べた。

- イラク人虐待 幹部の責任追及が甘い - 信濃毎日新聞 - 2004年9月2日(木)
- イラク人虐待/報告で幕引きにはできぬ - 神戸新聞 - 2004年8月27日(金)
 

Kelly ... 'I had to act'

Kelly Tilford, 22, called police after developing a film in her photo shop.

アメリカ 名誉毀損 で検索した結果 / 約351,000

名誉毀損で検索した結果  登録サイト:1件 ページ:約22200

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Sabrina Harman, pictured arriving for the first day of her court-martial 11 May, the US military policewoman behind some of the most ghastly photographs from Iraq's Abu Ghraib prison was found guilty of severely abusing inmates and failing to carry out her army duties, a spokesman for the military said(AFP/Getty Images/File/Jana Birchum)

AFP/Getty Images/File - May 17 1:37 AM

The Abu Ghraib Prison Photos で検索した結果  (英語が読めなくてもどうぞ)
「上官の指示」  「地獄を味わわせること」


キーワード : イラク 虐待 yahoo ニュース
Yahoo!ニュース - イラク虐待問題
Photo イラク人虐待・虐待容疑の女性兵士訴追
イラク・アブグレイブ刑務所でイラク人男性の収容者を虐待し、訴追されたリンディー・イングランド上等兵。米軍報道官は7日、同上等兵の訴追を開始したことを明らかにした(7日、アメリカ)(AFP=時事)12時45分更新
イラク人捕虜虐待のあの女は何者なんだ!?

対テロ戦争で米国は犠牲者から加害者に=ソロス氏
 [ワシントン 3日 ロイター] 投資家のジョージ・ソロス氏は3日、当地での会合で、米国の対テロ戦争で米国が犠牲者から加害者に転じ、米同時多発テロの犠牲者よりも多くの罪のない人達の命を奪っている、と指摘した。
 ソロス氏は、ブッシュ大統領再選阻止のため反対陣営に多額の寄付をしているが、イラクでの米軍による捕虜虐待の写真は米国の「真の姿」を映すもので、「テロリストの攻撃そのものである」と述べた。
 その上で、イラク人捕虜虐待と同時多発テロについて「直接的な関連性があると危惧する。ブッシュ大統領の対テロ戦争で、我々は犠牲者から加害者になっている」と断じた。 (ロイター)[6月4日12時20分更新]

Yahoo!ニュース・トピックスとの一致 イラク人虐待問題
組織ぐるみと米兵反論 「上官の指示」と声上げる
 【ワシントン8日共同】バグダッド西方の旧アブグレイブ刑務所で起きたイラク人虐待事件で告発された米兵とその家族らが8日までに、虐待行為は「上官らに命じられただけだ」などと反論の声を上げ始めた。
 ブッシュ米大統領やラムズフェルド国防長官らは「虐待は少数の者の仕業」と述べ、少数の米兵らに責任をとらせる意向を示しているが、軍が組織的に虐待を行っていた疑いがより濃厚となった。 (共同通信)[5月9日1時28分更新]

イラク大量破壊兵器、開発計画なし…米最終報告
 【ワシントン=菱沼隆雄】ブッシュ米政権がイラク戦争の大義の柱に掲げながら、未発見となっていた大量破壊兵器の捜索を続けていた米政府調査団のチャールズ・デュエルファー団長は6日、開戦時にはイラク国内に大量破壊兵器は存在せず、具体的開発計画もなかったと結論づけた最終報告書を米議会に提出した。
 ただ報告書は、国連制裁が解除されれば、再び開発に乗り出す意図はあったとしている。イラク戦争の是非については、11月2日投票の米大統領選でも焦点となっており、選挙戦で議論を呼ぶのは確実だ。
 デュエルファー団長は6日の米上院軍事委員会の公聴会で「軍事的に意味のある大量破壊兵器がイラク国内に隠されているとは思わない」と述べ、核、化学、生物などの大量破壊兵器が存在しないとした。また、「(イラク元大統領の)サダム(・フセイン)は戦争前のある時点で大量破壊兵器を持たないことを選択していた」と語り、開発計画自体が開戦時にはなかったとの見方を示した。核兵器開発については、「主要部品の入手を試みたが、(91年の湾岸戦争から)12年がたち、(制裁の影響などで)武器製造能力は衰えていた」などと述べ、開発能力はなかったとの見解を示した。

 ただ一方で、政権存続をはかる元大統領フセインにとって、当面の目標は国連制裁の解除であり、「制裁解除後に大量破壊兵器の開発を再開するため能力を維持しようとはしていた」と指摘。さらに「サダムは核への野望は捨ててはいなかった」と述べ、大量破壊兵器開発に向けた意思は保持していたと説明した。また、フセイン政権の崩壊で「世界はより平和になったことには賛成しなければならない」と語った。
 1000ページに及ぶ報告書は6章にわたり、核、化学、生物兵器などの開発の実態について検証。ウラン濃縮用とされるアルミ管輸入などブッシュ政権が開戦の根拠とした証拠についても「無関係」と断じている。
 報告書について、民主党大統領候補のケリー上院議員の陣営は「根本的な間違いが米国を戦争に導いた」(ケリー氏の顧問)と指摘。一方、マクレラン大統領報道官は「フセインが大量破壊兵器の開発へ踏み出すのは時間の問題だった」と開戦の判断に間違いはなかったとの立場を強調した。

 ◆米調査団報告書の骨子
 ▽イラク戦争直前、イラクに大量破壊兵器は存在せず、開発計画もなかった
 ▽イラクは1991年、大量破壊兵器を基本的に破壊した
 ▽国連制裁が解除されたら、大量破壊兵器を再び保有する意図があった
 ▽91年以降、スカッド・ミサイルなどの運搬手段を保持していた証拠はない
 ▽91年以降、イラクの核開発計画は衰退した
 ▽91年、未申告の化学兵器を廃棄した
 ▽91―92年、未申告の生物兵器を廃棄した (読売新聞)

<イラク人虐待>「神に対する罪」 ローマ法王庁非難
 【ローマ井上卓弥】ローマ法王庁(バチカン)のラヨロ外務局長(外相に相当)は7日、米兵によるイラク人収容者虐待事件を「神に対する罪」と呼んで強く非難し、「関係者は裁判により法的に処罰されるべきだ」と述べた。イタリア国営放送RAIのインタビューに答えた。
 局長は、虐待事件について「最も基本的な人権やキリスト教徒の道徳観の対極に位置するもの」と指摘し、キリスト教徒が事件に関与したことに深い遺憾の念を示した。(毎日新聞)

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イラク戦争めぐり民衆法廷 米英日首脳を“被告”に
 イラク戦争をめぐり、ブッシュ米大統領やブレア英首相、日本の小泉純一郎首相を市民の視点で裁こうと、市民グループでつくる「イラク国際戦犯民衆法廷」の“初公判”が17日、約400人が参加して京都市内で開かれた。
 民衆法廷の共同代表でインド法律家協会のニルーファ・バグワット副会長が「ヒロシマ、ナガサキを知り、憲法9条を持つ日本人に、イラク人の苦しみを分かってもらいたい」とあいさつ。
 “検察側”が米英首脳だけでなく、協力した小泉首相も同罪とした起訴状の趣旨を説明。湾岸戦争以降に使われた劣化ウラン弾の影響や、米英軍によるイラク人虐待についてスライドや被害者の証言紹介で立証した。
 ロンドン在住のイラク人弁護士、サバハ・アルムフタルさんは「石油を確保するために戦争を始めた。石油のことを考えると、日本も言いなりにならざるを得ないのでは」と“証言”した。(共同通信) [7月17日


米軍のイラク人虐待・国家的犯罪を許すな

 イラクに駐留する米軍が、拘束したイラク人を組織的かつ日常的に虐待していた実態が明らかになった。裸のイラク人に冷水や化学物質をかけたり、ほうきの柄を使った殴打、性的暴行、軍用犬をけしかけた例などが、米ニューヨーカー誌が入手した、米軍の内部調査報告書に詳述されていた。

 米中央情報局(CIA)など情報機関の意向を踏まえ、虐待が繰り返されていたというのだから、国家による犯罪である。徹底的に真相を暴き出し、政府の責任を問わなければならない。米軍人による虐待は、先月二十八日に米CBSテレビが、全裸で人間ピラミッドを作らせたり処刑のまねをするなどの生々しい写真を放映したことで発覚した。

 写真は全部で七枚ほどあり、バグダッド西方の旧アブグレイブ刑務所で撮影されたという。一枚は服を着たイラク人がずきんをかぶり箱の上に乗って両手に電気コードのようなものが付けられていた。全裸で並んだ四人のイラク人に対し、くわえたばこの女性兵士が両手を拳銃のような格好にして性器の部分を指している写真もあった。

 写真が放映された直後、米ブッシュ政権は、虐待した兵士を処分する方針を早々と打ち出すなど非難の沈静化に躍起だった。ブッシュ大統領は「イラク人の拘束者たちが受けた扱いには強い嫌悪感を共有する。こうした扱いはごく少数者による行為だ」と記者団に不快感を表明した。

 だが、大統領が言うような一部の不心得者だけの仕業ではなかった。内部報告書は、特に昨年十月から十二月の間に多くの「サディスティックで露骨かつ不当な犯罪的虐待」が集中した―と記述している。虐待に直接かかわった兵士の証言によると、尋問を最優先する米情報機関員が自白に追い込むために虐待を奨励していたという。

 駐留軍の人道にそむく行為はイラク国内の反米感情に一層拍車を掛け、アラブ諸国の猛反発を招いている。そもそも米国は、独裁者を追放し民主的な国家を樹立するための「解放軍」を自任していたが、信用は完全に地に落ちた。いまや米国自身が独裁者そのものと化してしまったのではないか。虐待があった刑務所は旧フセイン政権で拷問が繰り返された場所だった。

The Washington Post has released new photos along with new information about the use of dogs on prisoners.


An unmuzzled dog appears to be used to frighten a detainee at Abu Ghraib prison in Iraq.
Two military dog handlers told investigators that intelligence
personnel ordered them to use dogs to intimidate prisoners.


国防長官らに組織上の責任 虐待で調査委の最終報告
 【ワシントン24日共同】米兵によるイラク人虐待事件を検証する独立調査委員会(委員長ジェームズ・シュレジンジャー元国防長官)は24日発表した最終報告で、憲兵らの要員不足、訓練・規律の欠如が虐待につながったと指摘し「国防総省高官に組織上も、個人的にも責任がある」と断定した。
 ただ、シュレジンジャー委員長は会見で「直接的責任は旅団レベルの司令官にあり、国防総省高官は間接的な責任」と述べ、ラムズフェルド長官らの進退問題にはならないとの見解を強調した。
 報告によると、虐待はイラクで55件、キューバのグアンタナモ米軍基地で8件、アフガニスタンで3件の計66件が確認された。収容者が死亡したケースは23件で現在も調査中という。 (共同通信)

Yahoo!ニュース・トピックス登録サイトとの一致 イラク人虐待問題

イラク人虐待、米は「手続きの一環」と説明=赤十字

 [ロンドン 10日 ロイター] 赤十字は昨年10月、イラクのアブグレイブ収容所で、米軍がイラク人捕虜を裸のまま数日にわたって暗闇に放置するのを目撃し、責任者だった軍情報当局者から、この措置が「手続きの一環」との説明を受けていたことが分かった。この日漏洩した報告で明らかになった。
 赤十字は24ページの報告で、同盟軍の情報当局はイラク人拘束の9割は誤認によるものと推定している、と指摘。
 この報告により、現地の司令官は、捕虜虐待調査の開始数カ月前から、明らかな虐待行為に気付いていたことが裏付けられた。 赤十字は、捕虜に対する虐待行為は「例外的なケースにとどまらず、同盟軍が容認していた行為とみなされる可能性がある」としている。 (ロイター)

"60 Minutes" Logo Copyright CBS News: Reprinted for Fair Use

Abuse of Iraqi Prisoners -- New Pictures Added

http://www.empirenotes.org/

イラク収容所での捕虜虐待、特殊事例ではない=NGO
 [バグダッド 9日 ロイター] イラクで活動している非政府組織(NGO)と米国のキリスト教団体は9日、米国管理下のイラクの収容所について、捕虜に対する拷問や虐待、屈辱的な行為などが広範囲に行われており、特殊な事例ではないとの報告を発表した。
 イラク人権組織(IHRO)のスポークスマンは、バグダッドで記者会見し、「捕虜への拷問などが特殊なケースではなく、またこうしたことに関与しているのがアブグレイブ収容所や6人米軍憲兵らに限ったことではないと世界に伝えたい」と語った。
 この問題ではこれまでに7人が起訴。イラク駐留米軍によると、来週には1人が軍法会議にかけられる。(ロイター)
5月9日、NGOによると、イラクの収容所での捕虜虐待は特殊事例ではないという。

国連中心にイラクの平和実現を=ローマ法王が米大統領と会談、虐待を批判

 【ローマ4日時事】イタリアを訪問中のブッシュ米大統領は4日、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世と会談した。イラク戦争を厳しく批判してきた法王は会談後、大統領とともに声明を発表。「国際社会、特に国連が参加する形で事態が一刻も早く正常化することが皆の願いだ」と述べ、国連を中心にイラクの平和を早期に実現するよう求めた。
 法王はまた、「過去数週間に嘆かわしい行為が明るみに出た」と述べ、米兵らによるイラク人虐待を批判。こうした問題が続く限り、「戦争にもテロにも勝てない」と語った。 (時事通信) [6月4日23時1分更新]

 
世界中のすべての人が、生きていて良かったと言えるように、「イマジン」を合唱しよう。


女性用パンツを!!
イラク人2人に川飛び込み強要 米兵4人訴追
 【ワシントン=近藤豊和】米陸軍は二日、イラクで拘束した地元住民を橋から飛び降りさせたり暴行して死亡させたなどとして、第四機械化歩兵師団の中尉や軍曹など計四人を過失致死などの罪で訴追したと発表した。軍事法廷にかけるかどうかを決める予備審理が近く、米コロラド州のフォートカーソン陸軍基地で開かれる。
 米軍は、イラクのアブグレイブ刑務所での収容者虐待事件以来、拘束したイラク人が死亡したすべてのケースを調査しており、今回の事件もその中で発覚した。
 訴追事実によると、四人は今年一月三日、夜間外出禁止令が出ていたバグダッド北部のサマラをパトロール中に、禁止令に違反して歩行中の二人のイラク人を発見し拘束。橋からチグリス川に飛び降りることを強要し、一人が飛び降りた際に死亡、もう一人は自力で岸にたどり着いたが、さらに暴行を加えられるなどした。(産経新聞) [7月3日



本物のワシントンポスト紙をごらん下さい

イラクの子どもたちは今」写真展in杉並


イラク戦争、市民の被害
写真の女性兵士訴追 家族困惑「命令に従っただけ」
 【ワシントン=近藤豊和】イラク駐留米軍兵士が拘束したイラク人を虐待する場面を撮影した写真の中で複数の虐待シーンに登場するリンディ・イングランド上等兵(二一)が米ノースカロライナ州の陸軍基地内に身柄を移され、七日、暴行や虐待の共同謀議などの疑いで軍当局に訴追された。米メディアは同上等兵の生活ぶりなどを集中的に報じているが、家族らは「命令に従っただけ」と一様に当惑している。

 メリーランド州の陸軍予備役部隊に所属するイングランド上等兵は裸にされたイラク人を、たばこをくわえて指さす姿や、裸のイラク人の首にひもを巻き犬のように引いている様子などを収めた写真が流れている。米軍報道官によると、イングランド上等兵に対する訴因にはイラク人を虐待し米軍の信頼をおとしめたことなど四つの容疑がある。訴追を受け今後、軍法会議にかけるかどうか審問を受ける。

 米メディアによると、同上等兵はウェストバージニア州出身で、高校時代に予備役登録を済ませた。高校卒業後、鶏肉加工工場に勤務し友人の男性と結婚したが、二年後に離婚。この直後に大学入学資金を得るために部隊に入隊、二〇〇三年春にイラクに従軍。拘置所の看守役を務めていた。現在、妊娠中という。

 上等兵の家族や知人らは「信じられない。命令に従わざるを得なかったのだろう」などとメディアの取材に答え、「悪女に仕立て上げられているに違いない」と、上等兵の無実を訴えている。

 八日付の米紙、ワシントン・ポスト(電子版)によると、アブグレイブ刑務所での虐待で訴追された別の女性兵士、サブリーナ・ハーマン氏は同紙に、「収容者を眠らせず、自白させるのが仕事だった」と証言した。証言は電子メールによるもので、ハーマン氏はジュネーブ条約の事前講習は行われず、尋問の訓練やルールもなかったことを明かし、自らの行動についても、「軍情報部からの指示に従ったものだ」と主張している。

みどりの会議  暴力と報復の連鎖をとめる、対話と協調で平和をつくります

[11]戦争のグローバル化に対し、世界の市民の力と連帯してグローバルな平和を目指す

【はじめに】

 今、世界の各地で紛争や衝突が頻繁に起こっています。その中で、「超大国」アメリカは、自分の利害で戦争や武力行使を行なっています。2003年から始まったイラクへの強引な戦争と占領でも、すでに1万人もの住民が死亡し、700人以上の占領軍兵士の命も失われるなど、深刻な事態を迎えています。

 日本は、米軍に基地や経費を提供し、多くの国民の犠牲や負担の上で米軍の活動を支え、また軍備の拡張も進めています。特に小泉政権は、ブッシュ政権に追従し、憲法違反の疑いのある「イラク特措法」に照らしても問題のある自衛隊派遣を強行し、結果的に、外交官の殺害や邦人の人質事件の発生という事件まで起きています。

 しかし私たちは、悲惨な戦争とアジア太平洋の膨大な人々の犠牲の上にようやく手にした憲法9条の「非暴力」の理念を今も手にしていることを忘れてはなりません。日本は、戦後歩んできた自衛隊の増強や海外派遣の流れの一方で、憲法9条のもとで、海外で直接の本格的戦闘行為には参加せず、多くの自衛隊員や国民の生命がかろうじて守られてきました。日本国内外の現実の情勢に見合うかどうか議論の余地はありますが、この憲法9条の理念−国際紛争を暴力ではない方法で解決しようとする崇高な理念−の実現に、私たちはより大きなエネルギーを向け、この国の力を発揮すべきであると考えます。

 また、紛争やテロの背景に、果てしない富や利益を求めるグローバル経済活動と、その結果としての貧困や抑圧の問題があることを理解すべきです。憲法を改正しようという最近の論議や米国の戦争への追従、有事関連法制の整備なども、グローバル化した市場経済に直結する日本の権益を守るための政策でもあると言えます。私たちは、真の平和を創り出すためにも、「富」の公正な分配、抑圧や貧困の根本的解決を目指し、さらに世界の「緑の政治」に集う市民と連帯して、大量生産・大量消費の産業社会を循環型産業社会へと根本的に転換し、地域経済の自立を確立することも目標としていかなければなりません。

 さらに、これら構造的な課題への解決を目指しながら、現実の戦争や紛争を予防・解決するための国際的・国内的な枠組み・制度や法律・政策づくりも必要です。また、これらの制度や政策において、平和を創り出す主体としての市民や自治体の役割もあらためて重視する必要があります。

 最後に、形に表れた「戦闘」や「暴力」ばかりでなく、文化的・精神的な抑圧や差別を解消し、他の民族・人種や文化・宗教、自分以外の性やジェンダーなどへの理解・尊重といった課題が、きわめて重要であることを明確に認識しなければなりません。紛争時の暴力が、差別・抑圧されている社会的弱者に集中するという事実は、私たちにこの問題を特に強調させる根拠でもあります。

 戦争や平和、安全保障の問題は、これらさまざまな観点と課題から考え、解決していかなければなりません。

【政策】

1.緊急宣言−イラクからの自衛隊撤兵と非軍事支援

  • イラク特措法の規定でも不可能になった自衛隊派遣をやめ、ただちに撤兵させる。
  • イラクに対しては米国の政策と一線を画し、国際社会・組織と連携し、医療・食料援助、現地で活動するNGOなどへの支援をおこなう。

2.憲法9条の理念に基づいた日本のイニシアチブを活かし、紛争や暴力の背景要因を解決することに力を注ぎ、紛争の予防のための枠組み作りを目指す。

1)紛争の背景要因の解決

  • WTO、IMF、世界銀行及び「地域間・二国間投資協定」等に関し、環境や人権への配慮、公正性・透明性の確保と民主化の実現に向けてイニシアチブを発揮する。実現されない場合はこれらの廃止を求めることも検討する。
  • 投機的マネーや多国籍企業の無原則な活動を規制する枠組みや法整備に努める。
  • 国連および国連安保理などの諸機関の民主化を求め、紛争管理と平和維持のための国際的組織としての役割と働きを強化する。

2)紛争予防・解決のための枠組み作り

  • 「国際刑事裁判所」(戦争犯罪や人道に対する罪を裁く)や「アジア人権裁判所」(個人が企業や国家を提訴できる)など、国際的な司法機関の設置の実現に向けイニシアチブを発揮する。
  • 国際間の武器売買の削減に努力し、国際的な貿易に関する協定や国際機関によってもその売買を規制する。
  • 紛争の解決のために国家もしくは国際機関等の武力行使や介入に対しては、公正で合理的な理由と条件を明確化することを求め、介入の前後を通したNGOも含めた公正な機関による検証や補償に関する制度の整備を求める。

3)これらに対応する国内政策・組織を整備する。

  • 平和外交会議を内閣に置き、日本の外交、国際協力、防衛、通商政策を決定する。
  • 平和外交会議の中心となる国際平和担当大臣と事務局役の国際平和庁を創設する。国際平和庁は、平和外交会議、国際協力、ODA、難民などを担当する。
  • 紛争地や難民への医療や生活インフラなどの民生支援を充実させ、また、人道支援活動を展開するNGOへの積極的な支援やそのための法整備をおこなう。

3.戦争の無い社会を目指し、自衛隊や在日米軍の縮小とアジア・世界の軍縮へ向けた取り組みを積極的に行なう

1)自衛隊と在日米軍の縮小と防衛費の削減を実現する

  • 自衛隊の活動範囲は国境内であることをあらためて明確化させ、集団的自衛権は行使しない。
  • 自衛隊の海外派兵の拡大を目的とする9条改憲はおこなわない。
  • 米国に対し、在日海兵隊(約2万5千人)の米本土撤退を求め、在日米軍を半減させ、在日海兵隊基地(在沖縄米軍基地の75%及び岩国基地)すべてを閉鎖する。地位協定に明記されていない在日米軍駐留経費(いわゆる思いやり予算・約2500億円)を全廃する。
  • 自衛隊の定員の半数削減に向けて努力する。新規大型兵器の導入を取り止め、上記在日米軍経費削減などと併せ、防衛費を2兆円削減する。
  • 米軍・自衛隊による基地経済からの脱却と自立をめざす自治体支援のための法整備を進める。

2)東アジア軍縮会議など、軍縮の旗振り役を

  • 戦後問題に関する解決に努力(別項参照)し、アジア諸国の信頼を回復する。
  • 上記の信頼回復と自衛隊の縮小を決定後、東アジア諸国に軍縮会議を呼びかけ、各国に軍縮の実行を迫る。
  • 軍縮会議の合意を受け、さらに自衛隊・在日米軍を縮小する。
  • NPT再検討準備会議でNGOから提案されている「東北アジア非核地帯構想」を支持し、その実現を関係各国に働きかける。

4.戦争と暴力から市民を守るための制度や枠組みづくりを強化し、さらに平和を創り出す主体としての市民や地方自治体の役割を重視する。

  • 批准方針が明らかにされている「ジュネーブ協定追加第一議定書」に関連する国内法整備の中に、「無防備地域宣言」に関する条項を盛り込み、その宣言の主体が自治体などにあることも明記する。
  • 米軍利用施設周辺の環境と住民の生命・財産・人権を守る観点から日米地位協定の見直し・改定を進める。
  • 有事関連法制や国民保護法制について、市民の命や安全を確保する観点から、全国の基礎自治体と協議しながら全面的な見直しを行なう。

5.「平和」「非暴力」を実現するための文化的アプローチの強化

  • 在日外国人に対する理解や人権の尊重を図り、政治参加を拡大させ、多文化・共生社会をめざす。
  • 民族・人種や性およびジェンダーなどによる法的・文化的差別を撤廃するよう努める。
  • 教育機関における「非暴力」の理念と実践に関する教育プログラムの実現に努める。
  • 歴史教育に対する「自由主義史観」的な立場からの介入に反対する。
  • 周辺諸国との歴史認識協議や共同歴史教科書の策定等を検討する。
  • 戦後賠償や個人補償問題、「軍隊性奴隷」(いわゆる「従軍『慰安婦』」)、強制労働問題、毒ガス遺棄などの戦後問題などについて、真摯に調査し、積極的な解決を目指す。また、これらの問題について国民の理解を拡大・深化させる。



An Iraqi detainee appears to be restrained after havign suffered injuries to both legs at Abu Ghraib.
It is unclear whether his injuries were from dog bites.


A US soldier gives the "thumbs up" sign as she appears to be stiching up a prisoner's leg wound.
It is unclear whether the injury was from a dog bite.

軍情報担当者の指示で虐待 女性憲兵がメールで回答
 【ワシントン7日共同】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は7日、イラク人虐待事件で告発された女性米兵のインタビュー記事を掲載、米兵は軍情報担当者らから「憲兵の仕事はイラク人が話をしたくなるように、眠らせず、ひどい体験をさせることだ」などと虐待の指示を受けていたと語った。
 ラムズフェルド国防長官らは同日の議会証言で、虐待は少数の仕業との認識を示したが、虐待が組織的に行われていた疑いがより濃厚となった。
 インタビューに応じたのは、バグダッド西方の旧アブグレイブ刑務所で憲兵部隊に所属していたサブリナ・ハーマン技術兵(26)。バグダッドから電子メールで質問に答えた。
 ハーマン技術兵は、裸で折り重なったイラク人の背後でポーズを取った写真が各紙に掲載され“有名人”となった女性。(共同通信)



イラク人虐待 復興プロセスへの影響懸念 - 熊本日日新聞 (2004年5月9日)
【イラク人虐待】米軍の占領統治は理念を見失った - 南日本新聞 (2004年5月9日)
社説=イラク人虐待 国際機関の調査必要だ - 信濃毎日新聞 (2004年5月7日)
イラク人虐待/例外的な不祥事で済まぬ - 神戸新聞 (2004年5月7日)
イラク人虐待 「解放軍」のすることか - 中国新聞 (2004年5月6日)
米軍のイラク人虐待・国家的犯罪を許すな - 琉球新報 (2004年5月5日)


米紙ワシントン・ポストは04年5月8日、告発された女性米兵、サブリナ・ハーマン技術兵(26)のインタビュー記事を掲載。軍情報担当者らから「イラク人が話をしたくなるように、眠らせず、地獄のような思いをさせること」などと虐待の指示を受けていたと語った。(共同通信)
女性兵士が自慰行為ををさせています

116.米兵によるイラク人虐待の証拠写真を見ることが出来ます。(2004/05/02掲載 、05/05に「」を追加)

 5月1日の『朝日新聞』ほか各紙は、イラクの米軍兵士がバクダッド郊外の監獄で、拘置中のイラク人を虐待する写真がアメリカのメディアで公開され、波紋を拡げていると報じた。しかし、日本のメディアは、文章の記事だけで、肝心の写真は載せていない。確かに「見るに耐えない」ようなひどい写真ではある。しかし、載せないからといってその事実が消えるわけではない。以下のサイトで、その恐るべき写真が公開されている。好奇心からではなく、この恐るべき事実を直視していただきたいと思い、ご紹介する。 (右はその1枚――アブ・グレイブ刑務所の米兵看守が抑留者を小さい箱の上に立たせ、頭にフードをかぶせ、体に鋼線を巻きつけ、落ちたら命がないと脅す) 「反戦翻訳団」のサイト →  http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/ 
 虐待の写真を多数掲載している「Empire Notes」のサイト →  http://www.empirenotes.org/ 
 その全文の和訳(写真も含む) → http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/archives/493286.html 

空水電脳寺はイラク攻撃に反対します

Greenpeace Japan アメリカのイラク攻撃と石油利権

パリで大規模な反戦デモ、米大統領訪問に抗議
 [パリ 5日 ロイター]米仏首脳会談が行われたパリ市内では5日、イラクでの戦争に反対する大規模なデモが行われた。 ブッシュ大統領を戦犯のように描写したTシャツや、「ブッシュはナンバー1のテロリスト」「米軍はイラクから撤退せよ」などと書かれた横断幕を掲げた学生や主婦、会社員らが市内中心部を行進した。
 デモ隊はブッシュ米大統領のフランス訪問に反対するスローガンを叫んだが、首脳会談が行われていたエリゼ宮周辺に近づくことは許されなかった。
 警察は周辺の道路の多くを封鎖し、デモは平和裏に行われた。
 警察はデモ参加者数を推計1万2000人と発表したが、主催者側は不明としている。(ロイター)[6月6日]

アメリカのイラク人虐待の写真集



琉球新報・社説掲載日 2004年5月4日(火) 朝刊
米軍のイラク人虐待・国家的犯罪を許すな

 イラクに駐留する米軍が、拘束したイラク人を組織的かつ日常的に虐待していた実態が明らかになった。裸のイラク人に冷水や化学物質をかけたり、ほうきの柄を使った殴打、性的暴行、軍用犬をけしかけた例などが、米ニューヨーカー誌が入手した、米軍の内部調査報告書に詳述されていた。

 米中央情報局(CIA)など情報機関の意向を踏まえ、虐待が繰り返されていたというのだから、国家による犯罪である。徹底的に真相を暴き出し、政府の責任を問わなければならない。

 米軍人による虐待は、先月二十八日に米CBSテレビが、全裸で人間ピラミッドを作らせたり処刑のまねをするなどの生々しい写真を放映したことで発覚した。

 写真は全部で七枚ほどあり、バグダッド西方の旧アブグレイブ刑務所で撮影されたという。一枚は服を着たイラク人がずきんをかぶり箱の上に乗って両手に電気コードのようなものが付けられていた。全裸で並んだ四人のイラク人に対し、くわえたばこの女性兵士が両手を拳銃のような格好にして性器の部分を指している写真もあった。

 写真が放映された直後、米ブッシュ政権は、虐待した兵士を処分する方針を早々と打ち出すなど非難の沈静化に躍起だった。ブッシュ大統領は「イラク人の拘束者たちが受けた扱いには強い嫌悪感を共有する。こうした扱いはごく少数者による行為だ」と記者団に不快感を表明した。

 だが、大統領が言うような一部の不心得者だけの仕業ではなかった。内部報告書は、特に昨年十月から十二月の間に多くの「サディスティックで露骨かつ不当な犯罪的虐待」が集中した―と記述している。虐待に直接かかわった兵士の証言によると、尋問を最優先する米情報機関員が自白に追い込むために虐待を奨励していたという。

 駐留軍の人道にそむく行為はイラク国内の反米感情に一層拍車を掛け、アラブ諸国の猛反発を招いている。

 そもそも米国は、独裁者を追放し民主的な国家を樹立するための「解放軍」を自任していたが、信用は完全に地に落ちた。いまや米国自身が独裁者そのものと化してしまったのではないか。虐待があった刑務所は旧フセイン政権で拷問が繰り返された場所だった。

 米軍による虐待が発覚した後、一日付の英紙ミラーが、イラク駐留の英軍兵士が布袋をかぶせたイラク人男性に暴行、放尿している写真を掲載、虐待の内部告発証言を報じた。英軍も緊急調査に乗り出している。

 なぜこのような虐待が起きたのか、米、英両国は、事実関係を調査して明らかにし、イラク国民に謝罪すべきである。


イラク人虐待、米国に再三是正を求めていた=国際赤十字
 
 [ジュネーブ 6日 ロイター] 国際赤十字委員会(ICRC)は6日、イラク駐留米兵らによるイラク人捕虜の虐待問題で、捕虜の扱いについて米国側に繰り返し是正を求めていたことを明らかにした。
 ICRC報道官がロイター通信に語ったところによると、国際法に基いて捕虜との面会を行っているICRCは、イラクの首都バグダッド近郊にあるアブグレイブ刑務所が米軍主導の連合軍の管理下に入って以来、定期訪問を実施してきた。
 ICRCは同刑務所の実態を認識しており、入手した情報を基に再三にわたって米当局に是正を求めたという。
 ICRCの訪問は5―6週間の間隔で実施されているが、報道官はこれまでに把握した実態や米国への警告内容について、具体的な言及を避けている。(ロイター)[5月6日21時4分更新]5月6日、国際赤十字は、イラク人虐待について、米国に再三是正を求めていたことを明らかにした。



イラクの旧刑務所前でデモ、米軍の虐待に抗議

 【バグダッド5日共同】イラク駐留米軍によるイラク人虐待問題の舞台となった首都バグダッド西方の旧アブグレイブ刑務所前で5日、虐待に抗議する大規模なデモが行われ、拘束されている人の家族ら約1000人が米軍への怒りの声を上げた。

 デモを呼び掛けたのは、外国人拉致事件で人質解放の仲介を務めたイラク・イスラム聖職者協会。「米国の自由と民主主義はどこにあるんだ」「米軍は帰れ」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げた参加者らは「のろわれたブッシュ(米大統領)は民主主義と自由の敵」などと連呼してデモ行進。
 旧刑務所前に到着すると、同協会のクバイシ師が「(虐待問題は)すべてのイラク人に対するひどい侮辱であり、人々は激怒している。イラクの伝統に従えば報復しなければならない行為だ」と、拡声器で米軍への要求文書を読み上げた。
 聖職者協会は要求文書で
(1)虐待に関与した兵士に対する尋問と厳罰
(2)虐待された拘束者への補償と謝罪
(3)無実の拘束者の早期釈放―などを訴えた。
 今年2月に拘束されたことがある農業イブラヒム・ハッサンさん(57)は「体を検査すると言って裸にされた。神が許す行為ではない」と怒り、米兵に殴られたという手のけがを見せた。ハッサンさんは「米軍は面会を認めなかった。拘束の翌日には家族の面会を認めた旧フセイン体制の方がまだ良かった」と話す。 息子を拘束された女性教師のナジハ・ハリドさん(45)は「ブッシュこそ巨大なテロリストよ」と憤った。 (07:54)

バグダッド西方の旧アブグレイブ刑務所前で、駐留米軍による虐待に抗議するイラク人=5日〔著作権:AP.2004〕


イラク人虐待「組織的」濃厚、女性兵士が米紙に証言
 【ワシントン支局】8日付の米紙ワシントン・ポストによると、バグダッド郊外アブグレイブ刑務所で勤務していた米軍女性兵士が、陸軍情報部員らの指示を受け、被拘束者を虐待していたことを認めた。
 これにより、同刑務所での虐待は、組織的に行われていた疑いが濃厚となった。
 この兵士は、憲兵隊所属のサブリナ・ハーマン技術兵(26)で、電子メールを通じて同紙のインタビューに答えた。
 これによると、ハーマン技術兵は、昨年10月から同刑務所の看守となり、尋問を行う陸軍情報部員や中央情報局(CIA)関係者の指示に従い、被拘束者を衰弱させることを任務としていた。ハーマン技術兵は、「仕事は、彼ら(被拘束者)を寝かせず、しゃべらせるために地獄を味わわせることだった」と表現した。(読売新聞)


<イラク人虐待>「身の毛のよだつ行為」 米大統領謝罪
 米ホワイトハウスは7日、ブッシュ大統領とエジプト有力紙アルアハラムの6日の会見記録を公表した。大統領は「イラク人収監者に対して行われた身の毛のよだつ行為」によって「我々の評判は深刻なダメージを受けた」と認め、被害者とその家族に「どれほど申し訳なく思っているか言葉に表せない」と強い表現で謝罪した。(毎日新聞)

<イラク人虐待>犬扱いする女性兵士の写真 米紙掲載
 【ワシントン和田浩明】6日付の米ワシントン・ポスト紙は、米兵によるイラク人拘束者虐待事件が発覚したバグダッドの刑務所に勤務していた女性上等兵(21)が、床に横たわる裸の男性の首に付いたひもを持った写真を1面に掲載した。写真は男性が首輪を付けられて米兵に引かれているようにも見える。衝撃的な映像が新たに浮上したことで、イラクや周辺国での反米感情や、米国内でのブッシュ政権への批判がさらに拡大することも予想される。
 同紙は他にも、米兵と見られる複数の人物が見守る中、足を縛り付けられて床に横たわった数人の裸の男性▽頭に黒い袋をかぶせられ、鉄格子に手錠でつながれた裸の男性▽寝台に後ろ手に拘束され、女性の下着を頭にかぶせられた裸の男性――などの写真を掲載した。いずれも刑務所で撮影されたと見られる。
 同紙によると、イラク国内でデジタルカメラにより撮影された大量の写真がコンパクト・ディスクに保存され、米軍内の基地で出回っている。同紙が今回入手した写真は1000枚以上に及ぶという。
 女性兵士については、同紙が写真を見せた家族2人が本人だと確認した。親類らは、写真は仕組まれたものだと主張。友人の1人は「彼女は犬の首を引き回すようなことはしない」と語ったという。 (毎日新聞)

Sabrina Harman, pictured arriving for the first day of her court-martial 11 May, the US military policewoman behind some of the most ghastly photographs from Iraq's Abu Ghraib prison was found guilty of severely abusing inmates and failing to carry out her army duties, a spokesman for the military said(AFP/Getty Images/File/Jana Birchum)

AFP/Getty Images/File - May 17 1:37 AM


虐待死か、ネットにイラク人の遺体写真

 イラクに駐留しているアメリカ軍が、拘束したイラク人に虐待を加えていた問題で、暴行されて死亡したと見られるイラク人の遺体の写真までインターネットに掲載され、問題はさらに大きくなっています。 全身をビニールで巻かれ、氷詰めにされたイラク人男性の遺体。目が青く腫れあがるなど、暴行の痕跡が残っています。この衝撃的な写真は、雑誌「ニューヨーカー」のホームページに掲載されたもので、男性はアメリカ軍の尋問中に暴行を受けて死亡、遺体は病院に搬送するかのように偽装されて、捨てられたと指摘しています。  今回の虐待に関わっていたとされるのが、バグダッドの刑務所の監視役でもある第800憲兵旅団、実はこの部隊、派兵されるとき以外は別の仕事を持つ「予備役」で構成されているのです。 
 「1年間は長かった。 子供に会えないのは寂しかったし、 家に戻れたのは最高です。 私は学校の指導相談員をやっています」(隊員) 今回の問題を受けて「予備役の訓練が足りない」との声が出ていますが、憲兵旅団の幹部は「軍幹部が予備役に 責任を押しつけようとしている。我々は軍の指揮下で動いていた」と批判しています。 
 アメリカ軍は、組織性を指摘される中で、現場責任者らを処分するなどして、個人犯罪であることを強調しています。しかし、新たな遺体写真の流出で、問題はさらに拡大することになりそうです。(4日 4:39 )

伊藤忠の憲法違反を考える会

<イラク人虐待>「米兵が少女裸にし殴打」 英TV放送
 【ロンドン山科武司】英国の民間放送ITVは7日、米兵によるイラク人虐待が行われたイラク・アブグレイブ刑務所で「イラク人少女が裸にされて殴られていた」と報じた。昨年11月にティクリートで米軍に拘束され、同刑務所に50日以上収容されていた衛星テレビ「アルジャジーラ」のカメラマンの目撃証言として伝えた。
 カメラマンによると、少女が裸で連れ出され、米兵から殴られた。少女は泣き叫んで兄弟に助けを求めていたという。
 また裸にされた15歳の少年も米兵らから水をかけられた。倒れ込んだ少年の前に裸にされた少年の父親が連れて来られ、無理やり女性用下着を着せられたという。
 カメラマンは「米兵たちは写真を撮って楽しんでいた。彼らは誰が一番ぞっとする写真を撮れるかを競い合っていた」とインタビューで語った。(毎日新聞)
憲兵ら、虐待コンテスト 米紙が軍調査報告入手
 【ロサンゼルス23日共同】イラク人虐待問題で23日付の米紙ロサンゼルス・タイムズは、軍の調査報告書に基づいて、バグダッド郊外の旧アブグレイブ刑務所内で憲兵による「虐待コンテスト」が行われていたと報じた。
 同紙が入手した報告書は今年に入って軍が実施した調査をまとめたもので約100ページ。それによると、同刑務所の憲兵らはどれだけ多くの拘束者を泣かせたりできるかなどを競っていた。 また、ある被拘束者は柄の壊れた歯ブラシで憲兵を襲う計画を立てていたとの嫌疑を掛けられ、独房で5人以上の兵士に囲まれ冷水を掛けられたり、ためてあった他人の尿の中に顔を突っ込まされるなどの虐待を受けた、と申告した。 (共同通信)



誤って拘束されたイラク人、性的虐待の訴え…タイム誌
 【ニューヨーク=河野博子】米誌タイム(電子版)は20日、イラクでの拘束者虐待問題で、アブグレイブ刑務所に誤って拘束されていた28歳のイラク人男性が、性器に電気ショックを与えられたり、軍服の女性にセックスを強要されるなどの性的虐待を受けた、と報じた。 「ネイセフ」という名前のこの男性は、今月6日、「拘束は、情報提供者の誤った情報に基づいていた」と告げられて釈放された。タイム誌はイラクの米軍当局に男性の身元や釈放の事実を確認している。
 男性は同刑務所に拘束直後、衣服を脱がされ、性器を電線に直接つなげての電気ショックを受け、静脈が破裂するなどした。またセックスを強要されたときには、2人の男性に押さえつけられた、という。男性は、米政府を相手取って集団訴訟を起こしている原告の1人。 一方、タグバ米陸軍少将が2月に行った内部報告の非公開部分には、イラク人の17歳と18歳の女性拘束者に対する性的虐待の疑いが記されており、現在米議会上院が調査中という。(読売新聞)[6月21日

軍用犬使い、裸のイラク人収容者虐待 米誌が写真公開
米兵らがイラク人に犬をけしかける写真=AP
米兵らがイラク人に犬をけしかける写真。米週刊誌ニューヨーカーが入手した。03年12月にバグダッド郊外のアブグレイブ刑務所で撮影されたという=AP

 米誌ニューヨーカー(電子版)は9日、イラクのアブグレイブ刑務所内で米兵が軍用犬を使って裸のイラク人収容者を虐待している写真を公開した。同誌によると、写真に付随するデータなどから、昨年12月12日に2台のデジタルカメラを使い、約12分間にわたって撮影されたとみられる。公開された写真では、軍用犬2頭が収容者にほえている。同じ収容者が床に倒れ、足などを犬にかまれて血を流している写真も同誌は入手したという。
 先週号で米軍内部調査報告書をスクープしたハーシュ記者が、同刑務所を担当する米陸軍320憲兵大隊のメンバーから入手したとしている。同記者は9日のCNNに出演し、「まるで(ナチス・ドイツ)第三帝国の光景だ」と批判した。
 同誌は、昨年11月に米軍がファルージャ近郊のラマディを捜索した際、軍用犬を民家の中に放ち、数人の民間人にかみ付いた事例があるとも報じている。 ラムズフェルド米国防長官は7日の議会公聴会証言で、メディアに報じられた以外に多数の写真、ビデオが存在すると認めていた。(朝日新聞)

The Abu Ghraib Prison Photos

(warning: graphic photos below) Updated May 6th, 2004


米国防長官、全容解明を約束 ジュネーブ条約厳密適用へ
 【ワシントン12日共同】ラムズフェルド米国防長官は12日、上院歳出委員会の防衛小委員会で証言し、イラク駐留米軍による虐待事件について「事件の実態は必ず公表される」と述べ、全容解明を約束した。虐待が組織ぐるみだったとの見方には「米軍全体を象徴する行為ではない」と一部米兵による行為であることを強調した。
 長官は、戦争捕虜の人道的な取り扱いを規定するジュネーブ条約について「国際テロ組織アルカイダのようなテログループには当てはまらないが、イラクの収容者全員に適用される」と指摘。これまでの、同条約はイラクでは厳密に適用される必要はないとした発言を軌道修正した。
 一方で長官は、尋問の際に緊張を強いる姿勢を取らせたり、十分な睡眠を妨げる手法は米軍の規定に基づいており、ジュネーブ条約にも抵触しないと主張した。
 長官はイラクやアフガニスタンなどで新たな虐待の事実がなかったかどうかについて、国防総省や中央情報局(CIA)などの6グループで広範な捜査が進められていると言明。(共同通信)

<イラク人虐待>奨励する米軍内部報告書が存在 米誌報道
 【ワシントン和田浩明】バグダッドのアブガリブ刑務所に拘束中のイラク人を米兵が虐待していた問題で、米陸軍情報機関や中央情報局(CIA)の担当者が尋問での情報入手を容易にするため虐待を奨励していたとするイラク駐留米軍による内部報告書の存在が2日、明らかになった。米誌「ニューヨーカー」(電子版)が報じた。「(虐待には)ごく少数の者しか関与していない」とするブッシュ大統領の釈明と大きく矛盾する内容となっており、さらにイラク国民の反発を招くのは必至だ。
 同誌が入手した報告書は53ページ。サンチェス駐留米軍司令官の指示で2月下旬に陸軍少将が内部調査を行ってまとめた。それによると、昨年10月から12月にかけ「数々のサディスティックで露骨かつ野放図な犯罪的虐待」が陸軍憲兵中隊によって行われた。具体的には▽化学薬品や冷水を浴びせたり、椅子で殴打する▽ほうきの柄で性的暴行を行う▽軍犬をけしかけて脅す――など。
 報告書によると、陸軍情報機関の将校やCIAの担当者らが、尋問で情報を聞き出しやすくするため、看守役の憲兵らに「積極的に依頼した」という。
 事件にかかわった女性兵士は陸軍犯罪調査局の事情聴取に対し、軍情報機関などの指示で、拘束者に口を割らせるよう虐待を行ったと宣誓供述した。また別の男性兵士は家族への手紙で、昨年11月にCIA担当者が行った激しい尋問でイラク人が死亡、「遺体は氷詰めにされ、医務兵が運び去った」と書いたという。
 報告書は、事件に関連し軍情報機関幹部2人と、同刑務所で尋問を担当していた民間人1人を処分するよう勧告している。
  ◇     ◇
 【ニューヨーク支局】1日の米紙ニューヨーク・タイムス(電子版)によると、バグダッドのアブガリブ刑務所でイラク人を米兵が虐待していた問題で、軍内部での事件発覚後に刑務所長を解任されたジャニス・カルピンスキ准将は同紙に対し、「私たちは使い捨てだ」と言明。予備役軍人である准将自身や部下の兵士たちに、軍上層部が責任を押し付けようとしているという不満をあらわにした。
 准将は、イラク人に対する虐待行為について何も知らなかったと話して、自身の関与を否定。今年1月に初めて写真を見た時には「嫌悪感を覚えた」と話した。
 虐待が行われたのは20余りある独房のうち「1A」という部屋。准将は、虐待行為に参加した部下の予備役兵士を弁護するつもりはないと繰り返しながらも、この独房は陸軍情報機関の管理下にあり、米中央情報局(CIA)の職員が四六時中出入りしていたと指摘した。
 そのうえで、自分たちが責任を取らされようとしているのは、イラクで今も活動している情報機関職員を守るためだと主張。准将の弁護士も、准将はスケープゴート(身代わり)にされたという見方を同紙に示した。
 准将はすでに帰国しており、サウスカロライナ州の自宅で同紙の電話インタビューに応じた。(毎日新聞)


http://www.washingtonpost.com

A U.S. soldier appears to be using both hands to restrain a dog facing an Iraqi detainee in the Abu Ghraib prison. (The Washington Post)

駐留イラク米軍、虐待問題のアブグレイブ刑務所から数十人釈放
 
 [アブグレイブ(イラク) 14日 ロイター] イラク駐留米軍は14日、バグダッド郊外のアブグレイブ刑務所からイラク人拘束者数十人を釈放した。同刑務所はイラク人虐待の中心となった場所。
 拘束者で満席となったバス数台が刑務所を後にし、米軍車両が護衛する中、一団となって高速道路を走りバグダッドに向かった。 これより先、複数の米軍幹部は拘束者約300人を14日に釈放するとしていた。
 拘束者釈放は1カ月前からの計画の一環。同刑務所に新たに就任した所長は今週、来月末までに拘束者を1500―2000人にする意向を明らかにしていた。 今週初めの時点での拘束者数は約3800人。 (ロイター)[5月14日

米統合参謀本部議長、捕虜への虐待を否定できず

 

 [ワシントン 2日 ロイター] マイヤーズ米統合参謀本部議長は、イラクなどで広範に行われている捕虜への虐待について、これを否定することが出来なかった。 議長はCBSの「Face the Nation」でのインタビューで、2カ月以上も前に作成され、米兵によるイラク人捕虜への殴打など「サディスト的、かつ非人道的で犯罪的な虐待行為」を記載したとされる内部報告書を、まだ目にしてはいないと語った。 虐待が「組織的」でなかったことを、どうやって知ることができるかとの問いには、議長は「分からない」と述べるにとどまった。 ただ、議長は、軍がイラクとアフガニスタンを含む地域を徹底的に調査しているとし、虐待が判明すれば、更なる虐待を防ぐ行動を取るとの見解を示している。 なお、マイヤーズ議長はフォックス・ニュース・サンデーに対し、「軍の情報担当の隊員に対して、(軍情報機関や中央情報局からの)圧力があったかを調査させている」と指摘した。(ロイター) 5月2日、


写真
アメリカはイラク攻撃するなとデモ行進する緊急行動参加者=17日、東京・千代田区
_---- 北の系2003 ---- イラク戦争報道管制問題  (必見!ナイスなイラクの写真集です)

その1降伏した兵隊の殺害を報じなかった日本のテレビ現場取材撤退報道協定疑惑

その2放送施設への破壊に抗議しない日本のテレビアルジャジーラテレビへのサイバー攻撃疑惑
その3報道の中立性と誤報報道が自粛された映像の数々
その4従軍取材規制 ルールの全文エンベット取材の問題点
その5ピーターアーネット記者の追放問題国策報道とプロパガンダからの自立
その6テレビ露出が多い戦争支持の解説者たち戦争支持解説者たちのデタラメ発言の数々
その7あいかわらず映像自粛が続く日本のテレビ局テレビが伝えないもうひとつの戦況報道
その8お父さんのためのわかりやすい戦時管制報道用語講座限りなく不透明に近いネイビーブルー
その9民衆の視点を忘れない報道日本テレビとNHKの滅茶苦茶な戦争協力報道
その10フセイン像倒壊ヤラセ疑惑侵略戦争を「侵略戦争」と呼べないメディア
その11ジェシカ上等兵救出劇で隠された事実ジェシカ・リンチを救助した医師たちを虐待したアメリカ軍
その12「土曜LIVEワッツ!?ニッポン」 と「女性従軍記者の36日間」娯楽番組化した「従“軍”取材番組」。 なぜ日本のテレビ局は「従“民”取材」をしないのか?
番外編その1既に終っていた「戦争」武力解決を拒否する人と、武力解決を求める人。
(外編その2ファルージャの反米平和デモ参加者虐殺事件の真相。民間人を殺すつもりで射撃した。
番外編その3ニューヨークタイムズに掲載されたヒロシマ反戦広告。死んだ人と生き残った人。
番外編その4フレーム操作と見えない情報伝えられない反占領デモ
番外編その5自浄システムとしての放送番組審議会の機能不全自己検証と情報公開が求められる放送局
番外編その6ファルージャのその後。「戦闘終結」後も続く誤爆事件。
番外編その7「大義」なき戦争と「大義」なき占領統治。伝えられないベクテル社再建事業受注抗議デモ。
番外編その8映像情報源から「孤立化」する侵略国=米英日のメディア「映像の独占」
番外編その9フセインの息子の殺害と遺体公開暴力表現を避けて戦争の真実を伝えることは可能か?
番外編その10戦没者と葬儀と遺族を伝えないメディア悲しみという事実とは何か?
番外編その11戦没者と葬儀と遺族を伝えないメディア(その2)生命の重さはありのままの死の報道によって伝えられる。兵役拒否という選択肢を伝えない日本のメディア。
番外編その12スペインの反戦運動と派兵兵士の殺害国家間の民衆の協調が国際協調なのか、それとも政府同士の馴れ合いが国際協調なのか。
イラク南部のバスラの臨時墓地
2003年7月13日、イラク南部のバスラの臨時墓地。殺された夫の冥福を祈る女性。
米軍主導のイラク戦争で死んだ100人以上のイラク人(民間人を含む)が埋葬されている。
あまりにも悲しく貧しい墓地だ。( REUTERS / Stefano Rellandini)
2003年4月11日バグダッド、イラク成近屋
2003年4月11日、イラク、バクダッドのAl Karrch病院にて。 Zahraa Aliちゃん、4歳の遺体。
彼女と家族はバクダッドを車で移動中に砲撃を受けた。 彼女の父親、母親、24歳の兄、9歳の姉は死亡。
生後三ヶ月の彼女の妹だけが生存。 彼女が死ぬ前に医者語った最後の言葉。。
「わたしたち、ドライブしていたの」
中国イスラム教協会 イラク人捕虜虐待で声明
  中国イスラム教協会は27日、イラク駐留米英軍によるイラク人捕虜虐待事件について声明を発表し、この事件の全面的かつ徹底的な調査を行うとともに、関係者の厳重な処罰を要求した。声明の主な内容は次の通り。
  最近明らかにされたイラク駐留米英軍によるイラク人捕虜虐待事件に強い怒りを感じた。これは「ジュネーブ条約」など国際規約に違反する犯罪行為である。中国イスラム教協会は非常に大きな憤りと激烈な非難を表明するとともに、米英両国に「ジュネーブ条約」など国際規約の遵守と、イラク人捕虜・受刑囚の基本的人権を適切に保障するよう強く要求する。(編集ZX)   「人民網日本語版」2004年5月28日

U.S. Marines try to control a crowd of Iraqi women outside Abu Ghraib prison near Baghdad, May 12, 2004, as they wait for information about their relatives held inside. The U.S. military, under fire for its treatment of prisoners in Iraq, has launched an investigation in Afghanistan after allegations of detainee abuse, a spokesman said on Wednesday.   REUTERS/Ceerwan Aziz
U.S. Marines try to control a crowd of Iraqi women outside Abu Ghraib prison near Baghdad, May 12, 2004, as they wait for information about their relatives held inside. The U.S. military, under fire for its treatment of prisoners in Iraq (news - web sites), has launched an investigation in Afghanistan (news - web sites) after allegations of detainee abuse, a spokesman said on Wednesday. REUTERS/Ceerwan Aziz

第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】
 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

米英軍のイラク人虐待写真が発覚、刑務所で全裸にし 2004.05.01
Web posted at: 19:12 JST
  - CNN
(CNN) イラク駐留米軍兵士が刑務所に拘置するイラク人男性を全裸にして虐待する写真が米CBS放送で先月28日に放映され、ブッシュ米政権の対イラク政策に大きな影響を与えかねない問題となってきた。
 この写真の真偽は不明だが、今度は英紙ミラーが1日、駐留英軍とされる兵士がイラク人男性に暴行、放尿している写真を掲載。中東カタールのアルジャジーラなどアラブメディアは30日、米軍による虐待写真を再三、伝えており、イラクなどアラブ諸国での反米感情をさらに刺激するのは必至の情勢となっている。アラブ連盟は同日、「人権侵害の野蛮な行為」と非難した。
米兵による虐待写真では、男女の米兵らが複数のイラク人男性を裸にして立たせ、指さしながら笑いこけている構図も含まれている。また、数人のイラク人男性が裸で重なり合って性的なポーズを取らされているものもある。イラクの首都バグダッドの刑務所で昨年撮影されたとしている。
写真暴露を受け、ブッシュ大統領は30日、「強い嫌悪感を感じる。米国民の本質を示していない」と強調。大統領報道官は、写っている米兵を調べ、処分する考えを明らかにした。
駐留米軍のキミット准将は30日の会見で、「我々は失望しているが、かかわっているのはごく少数で20人以下の兵士に過ぎない」と語り、犯罪捜査などに加え、再発防止策を打ち出すとも述べた。ミラーの掲載写真について、同紙の代理人はCNNに、写真は英軍兵士から入手した事実を明らかにした。ジャクソン英陸軍参謀長は、緊急調査に着手したと述べた。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルも調査を要求している。


イラク人虐待は日常的と米英を非難…アムネスティ報告
 【ロンドン=飯塚恵子】国際的な人権擁護団体、アムネスティ・インターナショナル(本部・ロンドン)は26日、世界の人権状況をまとめた「2004年版年次報告」を発表した。
 イラク戦争をはじめとする米国主導の「対テロ戦争」に焦点をあて、「(米国や同盟国の)各国政府は道徳心という指針を失い、人権という世界共通の価値観を犠牲にして、やみくもに安全を追求している」と懸念を表明している。同日、記者会見したアイリン・カーン事務局長は、「(対テロ戦争には)将来をどうしようというアイデアもなければ、原則もない」と、米国などを厳しく批判した。
 報告書は、米英両軍などの行動が、「国際人権法に基づく占領軍としての責任を果たしていない」とも指摘。また、「過剰な武力行使のため、多数の民間人が死亡した」と具体例を挙げて批判した。
 特に、イラクでの被拘束者に対する拷問や虐待について、「日常的に残酷で非人道的な扱いが行われていた」とし、<1>睡眠を長時間奪う<2>苦痛な姿勢での長期間放置<3>不必要な殴打の連続――など具体的な手法を列挙した。アムネスティは、イラクで米英軍の攻撃が始まった段階から人権状況の監視を開始している。
 一方、米国が国際テロ組織アル・カーイダのメンバーなどの容疑者を裁判抜きで長期間、拘束しているキューバのグアンタナモ米軍基地や、アフガニスタンの収容所の状態などにも「深刻な問題がある」と指摘、米国の人権問題に対する姿勢全般に強い懸念を示した。(読売新聞) [5月26日19時57分更新]


イラク人同士殴らせ、嘲笑=虐待の様子を米兵告白−米紙
 イラクのアブグレイブ刑務所での収容者虐待の罪に問われているジェレミー・シビッツ技術兵は米軍の調査官に対し、同技術兵を含む米兵看守らが、裸にしたイラク人収容者を殴打してあざけり笑ったり、イラク人同士を殴らせたりしたなどと虐待の様子を告白した。米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)が尋問調書を入手し、13日報じた。
 シビッツ技術兵は来週、今回の虐待問題で初めて開かれる軍法会議に掛けられる。関係筋によると、同技術兵は虐待の事実を認める見通し。 (時事通信)

<イラク人虐待>刑務所内でいじめ競うコンテスト 米紙報道
 【ロサンゼルス國枝すみれ】米ロサンゼルス・タイムズ紙は23日、イラクのアブグレイブ刑務所内で、憲兵が何人のラク人収容者を泣かすことができるかや、恐怖のあまり失禁させることができるかを競う「コンテスト」に興じていた、と報じた。
 同紙は刑務所に勤める米兵や収容者へのインタビューを基に陸軍が作成した100ページの報告書を入手。それによれば、ある収容者は「歯ブラシで攻撃しようとした」と難癖をつけられて小部屋に連れ込まれ、他の収容者の尿が残る床に顔を押し付けられ、頭の上から足で踏まれたと証言した。
 また、勤務中の憲兵が酒のにおいをさせていたことが何度もあったと証言する収容者もいた。
 虐待に関与したとして軍法会議にかけられることが決まっているジャバル・デービス3等軍曹は、同僚のチャールズ・グレイナー技術兵が収容者を頭から壁にぶつけ、死亡させたと証言した。またリンディー・イングランド上等兵も、グレイナー技術兵の発案で収容者を裸にしてピラミッドを作ったと証言した。
 陸軍は今年1月、虐待写真入りの告発の手紙を受け取った後で、25人の米兵にアンケートを行った。7人が何らかの虐待を目撃したことを認め、1人が虐待写真を見たと答え、15人が虐待の話を聞いたことがあると回答していたという。(毎日新聞)[5月24日]

A family of an Iraqi detainee held at the Abu Ghraib prison, 30 kms west of Baghdad, waits at entrance of jail to have information about their loved one. Shiite militiamen clashed with coalition troops in both central and southern Iraq as the month-old uprising led by radical cleric Moqtada Sadr showed no sign of abating while the US military came under new fire over the abuse of prisoners.(AFP/Antonio Scorza) A family of an Iraqi detainee held at the Abu Ghraib prison, 30 kms west of Baghdad, waits at entrance of jail to have information about their loved one. Shiite militiamen clashed with coalition troops in both central and southern Iraq (news - web sites) as the month-old uprising led by radical cleric Moqtada Sadr showed no sign of abating while the US military came under new fire over the abuse of prisoners.(AFP/Antonio Scorza) Sun May 16, 9:38 AM ET

米英軍によるイラク人捕虜虐待 中国が非難

  外交部の劉建超報道官は10日、米英軍によるイラク人捕虜・囚人への虐待についての次の質問に答えた。
  ――米英軍によるイラク人捕虜・囚人への虐待の波紋は続いており、多くの国々がこの件について踏み込んだ調査を求めている。中国はこの件に関してどんな態度を取るか。
  イラクに駐留する米英軍によるイラク人捕虜・囚人への虐待事件には驚かされた。中国はこのような国際規約に背く行為を非難する。   中国は、今回の事件を徹底的に調べるとともに関係者を法によって処罰すべきだと考える。米英両国はジュネーブ条約など関係する国際規約を順守し、イラク人捕虜・囚人の基本的人権を適切に保障すべきである。(編集ZX)   「人民網日本語版」2004年5月11日

An Iraqi woman weeps after learning that her brother has died of his wounds caused by a car bomb, at Yarmouk hospital in Baghdad, May 17, 2004. A suicide car bomb killed the head of Iraq's Governing Council on Monday, dealing a major blow to the U.S. coalition battling a Shi'ite insurgency and a growing prisoner abuse scandal and wounded several others.        REUTERS/Ceerwan Aziz An Iraqi woman weeps after learning that her brother has died of his wounds caused by a car bomb, at Yarmouk hospital in Baghdad, May 17, 2004. A suicide car bomb killed the head of Iraq (news - web sites)'s Governing Council on Monday, dealing a major blow to the U.S. coalition battling a Shi'ite insurgency and a growing prisoner abuse scandal and wounded several others. REUTERS/Ceerwan Aziz Mon May 17, 8:53 AM ET

米軍の虐待は「戦争犯罪」=サマワの宗教指導者ら講演
 陸上自衛隊の宿営地サマワがあるイラク南部ムサンナ州から東京財団の招きで来日中のイスラム教シーア派指導者サイド・アリ・アルマイーリ師ら7人は25日、都内で講演会に出席、自衛隊の人道支援を高く評価する一方、米軍によるイラク人虐待を「戦争犯罪だ」と非難した。
 同師は「米軍はアブグレイブ刑務所での虐待事件の被告に、1年の禁固刑しか科さなかった。フセイン政権を倒したこと以外、米国には何も感謝していない」と語った。 (時事通信)[5月25日]
A freed Iraqi prisoner, still wearing his inmate identification bracelet, kisses his mother moments after he was released from the Abu Ghraib jail. Horrific pictures of Iraqi prisoner abuse by US military police which President George W. Bush 's administration had tried to keep hidden were published to add to the woes of the US-led coalition in Iraq .(AFP/Ramzi Haidar)
AFP - May 21 8:37 AM

帰国した米軍警察要員、イラクでの捕虜虐待常態化を証言

 【アンティオク(米カリフォルニア州) 6日 ロイター】 イラクの旧アブグレイブ刑務所で任務に就いていた米軍の軍警察要員3人が、刑務所内では、報道されていないイラク人捕虜の虐待が行われていた、と証言した。 また3人は、そうした虐待行為が常態化していた、と述べている。そのうちの1人は、「捕虜の虐待は日常化している。殴打は絶えず行われていた。多くの人が鬱積した怒りと攻撃性を抱えていた」と語った。虐待のもようが写真で公表されて以来、米国によるイラク人捕虜の取り扱いに対して国際的な非難が高まっている。

 5月6日、イラクの旧アブグレイブ刑務所で任務に就いていた米軍の軍警察要員3人が、刑務所内では、報道されていない捕虜虐待が行われていたと証言。写真は5日、同刑務所内の米兵ら。共同取材写真(2004年 ロイター)


「侮辱だ」「米軍は帰れ」 虐待抗議で大規模デモ

 【バグダッド5日共同】イラク駐留米軍によるイラク人虐待問題の舞台となった首都バグダッド西方の旧アブグレイブ刑務所前で5日、虐待に抗議する大規模なデモが行われ、拘束されている人の家族ら約1000人が米軍への怒りの声を上げた。
 デモを呼び掛けたのは、外国人拉致事件で人質解放の仲介を務めたイラク・イスラム聖職者協会。「米国の自由と民主主義はどこにあるんだ」「米軍は帰れ」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げた参加者らは「のろわれたブッシュ(米大統領)は民主主義と自由の敵」などと連呼してデモ行進。
 旧刑務所前に到着すると、同協会のクバイシ師が「(虐待問題は)すべてのイラク人に対するひどい侮辱であり、人々は激怒している。イラクの伝統に従えば報復しなければならない行為だ」と、拡声器で米軍への要求文書を読み上げた。(共同通信)

裸の男性「飼い犬」扱い 米紙が新たな虐待写真
 【ワシントン6日共同】6日付の米紙ワシントン・ポストは、同紙が新たに入手したとする米軍によるイラク人虐待写真を掲載した。
 一面には、刑務所で米兵が、イラク人とみられる倒れた裸の男性の首にひもを巻き付けて飼い犬のように引っ張っている写真を掲載。7日に予定される虐待問題での米上院公聴会を前に、新たな衝撃を与えそうだ。
 同紙は、イラクの旧アブグレイブ刑務所を管理する憲兵隊員らの間で出回ったデジタル写真1000枚以上を入手したとしている。
 このほか、刑務所の通路で裸の男性ら数人が互いに手足を縛り付けられて倒れている写真など3枚も掲載された。CBSテレビやニューヨーカー誌に掲載された写真同様、「同刑務所の無秩序、プロ意識欠如を示す新たな映像証拠だ」としている。(共同通信)

<イラク人虐待>トイレで銃口向けられ 拘束のイラク人証言
 米英軍によりバグダッドなどの施設で約3カ月間、理由も不明のまま拘束されていたイラクの民間人男性(28)が、毎日新聞に対し、施設内の実情を明らかにした。ドアのないトイレで銃を突きつけられながら用を足したり、酷暑の中で水を十分与えられないなど、「ひどい仕打ちが常態化していた」と話した。【バグダッドで斎藤義彦】
 米兵による刑務所内でのイラク人虐待が問題化しているが、虐待は一部でなく広範に行われていた可能性もある。 男性はバグダッドの貿易会社に勤務。証言によると、昨年7月15日、米兵約15人が会社を訪れ、男性ら約20人を中庭に出し、頭に袋をかぶせ、伏せた状態で後ろ手に縛った。説明を求めると、米兵は「黙れ、お前たちはテロリストだ」と言うだけだった。
 男性は小型四輪駆動車で元大統領宮殿の収容所に運ばれ、幅1メートル、奥行き2メートルの広さで、小さな窓があるだけの独房に入れられた。トイレに行く際は必ず米兵が同行し、便器に座る男性に銃を突きつけ監視した。男性は「満足に用を足せなかった」と話す。
 当時、イラクは夜間でも50度以上の酷暑だったが、扇風機や冷房は一切なく、お湯のようになった1リットルボトル入りの水が1日3本だけ与えられた。食事は米兵用の余りとみられるパック入りのものだけだった。
 8月18日に南部バスラの収容所のテントに移されたが、蒸し風呂状態で水の質は悪く、シャワーは3日に1回だけだった。 疑いが晴れ、10月15日にトラックで高速道路上に運ばれ釈放されたが、金がないためヒッチハイクでバグダッドの自宅に戻ったという。
 男性は「罪もないのに長期間拘束し、説明や謝罪は一切ない。ひどい扱いはどの米英軍施設でもある」と話した。(毎日新聞)
イラクの子どもたちは今」写真展in杉並
<イラク人虐待>女性収容者を裸にしてビデオ撮影 米紙報道
 米紙ロサンゼルス・タイムズは3日、米軍の内部報告書を基に、昨年秋にバグダッド西方のアブガリブ刑務所内で起きたイラク人に対する拷問・虐待の詳細を報じた。女性収容者を裸にしてビデオ撮影したり、収容者の首にイヌ用の鎖をつけて散歩のまねをさせるなどの内容。アラブ社会全体の反米感情がさらに高まる恐れもある。(毎日新聞)

Iraqis demonstrate with banners showing prisoner abuse outside the heavily guarded  'Green Zone' in Baghdad, Iraq, Wednesday, May 19, 2004, as the arraignments began for soldiers charged with abusing prisoners at Abu Ghraib. On Wednesday, three soldiers deferred their pleas, and Spc. Jeremy Sivits pleaded guilty to four counts of abuse. (AP Photo/Khalid Mohammed) Iraqis demonstrate with banners showing prisoner abuse outside the heavily guarded 'Green Zone' in Baghdad, Iraq (news - web sites), Wednesday, May 19, 2004, as the arraignments began for soldiers charged with abusing prisoners at Abu Ghraib. On Wednesday, three soldiers deferred their pleas, and Spc. Jeremy Sivits pleaded guilty to four counts of abuse. (AP Photo/Khalid Mohammed) Wed May 19,11:00 AM ET


伊藤忠の憲法違反を考える会

<イラク人虐待>女性収容者を裸にしてビデオ撮影 米紙報道
 【ロサンゼルス國枝すみれ】米紙ロサンゼルス・タイムズは3日、米軍の内部報告書を基に、昨年秋にバグダッド西方のアブガリブ刑務所内で起きた拘束イラク人に対する拷問・虐待の詳細を報じた。女性収容者を裸にしてビデオ撮影したり、収容者の首にイヌ用の首輪と鎖をつけるなど衝撃的な内容だ。女性に対する性的な侮辱や、イスラム教で不浄の動物とされるイヌを使った虐待は、同教徒の強い反発を呼ぶことが必至で、アラブ社会全体の反米感情がさらに高まる恐れもある。
 53ページの報告書は、陸軍のアントニオ・タグバ少将が、関係者48人へのインタビューを基に、今年3月に作成した。
 同紙によると、米軍関係者らは
▽男女の収容者を裸にして写真やビデオに撮影
▽男性収容者の指や下腹部に電線を取り付けて電気ショックを与えると脅迫
▽男性憲兵が女性収容者を暴行
▽軍用犬をけしかけ、少なくとも1人に重傷を負わせた――などの虐待を行っていた。
 少将は報告書で、虐待に関与した軍人10人と民間人2人に対する懲戒措置を勧告。軍人5人と通訳1人が犯罪容疑者となる可能性があると指摘した。
 また、報告書は、尋問で情報を聞き出しやすくするために、陸軍情報機関が拷問・虐待を奨励していたことも明らかにした。看守役の軍人は情報担当官から「こいつの口が軽くなるよう、今晩痛めつけてくれ」と言われたと証言している。(毎日新聞)
成近屋

<イラク人虐待>「情報将校らの指示」告発された女性兵
 【ワシントン中島哲夫】8日付の米紙ワシントン・ポストは、アブグレイブ刑務所のイラク人収容者虐待事件で米軍当局に告発された女性技術兵(26)と電子メールで行ったインタビュー記事を掲載した。情報将校らの指示により、尋問を容易にするため虐待を続けていた実態を明らかにしている。
 この技術兵は、裸にして重なり合わせたイラク人らを前に笑いながらポーズをとった写真で知られる。裸の男性の首にひもをつなぎ犬扱いにしている写真の女性上等兵(21)とは別人だが、同じ憲兵隊に所属していた。
 ポスト紙への電子メールでは「憲兵の仕事は彼ら(尋問を控えた収容者)を眠らせず、ひどい目にあわせることだった」などと指摘、陸軍の情報将校や米中央情報局(CIA)要員、尋問を請け負った民間企業社員らから指示があったことを明らかにしている。
 また、収容者は従順に供述すれば衣服やマットレス、たばこ、温かい食事を与えられるが、非協力的ならこうした「恩恵」は受けられなかったと説明。刑務所には運営の基準が存在せず、捕虜の非人道的処遇を禁じるジュネーブ条約の教育も全く受けなかったと述べている。
 ポスト紙によると、この女性技術兵は自らの虐待行為に具体的には言及していないが、告発の対象とされた容疑は
(1)収容者が兵士や他の収容者の前で裸にされた姿を写真やビデオで撮影
(2)死体を撮影し、自分も一緒に写った
(3)折り重なった収容者らの上で跳びはねた
(4)箱の上に立たせた収容者の手足や下腹部に電線をつなぎ、箱から落ちれば電流を流すと脅して眠らせないようにした――ことなどという。(毎日新聞)

イラク人虐待 米国大使館へ約150人が抗議行動
 イラク人収容者虐待事件を受け、市民団体のメンバーら約150人が13日、東京都港区の米国大使館近くで抗議行動をした。
 警察の厳しい警備の中、虐待されたイラク人が頭にかぶらされた袋をまねた新聞紙の袋をかぶったり、横断幕やプラカードを掲げたりした。続いてメンバーの代表が大使館前で、被害者への謝罪と補償や事件の責任者の処罰などを求める要請文を読み上げ、大使館員に手渡した。(毎日新聞)[5月14日]

虐待を受けたイラク人と同様に頭に袋をかぶり米大使館に向けて抗議する人たち=東京都港区で13日午後6時22分、森田剛史写す
A Jordanian boy holds a poster with pictures showing Iraqi prisoners in Iraq, during a protest outside the United Nations office in Amman, May 20, 2004. Dozens of Jordanian women and boys participated in a sit-in protest on Thursday to demonstrate against the abuse of Iraqi prisoners by U.S. troops and calling on the Americans to leave Iraq. REUTERS/Majed Jaber
A Jordanian boy holds a poster with pictures showing Iraqi prisoners in Iraq , during a protest outside the United Nations office in Amman, May 20, 2004. Dozens of Jordanian women and boys participated in a sit-in protest on Thursday to demonstrate against the abuse of Iraqi prisoners by U.S. troops and calling on the Americans to leave Iraq. REUTERS/Majed Jaber
Reuters - May 20 12:29 PM
イラクの子どもたちは今」写真展in杉並
<米国防総省>アルカイダ取り調べで虐待指針、イラクも適用
 【北米総局】米紙ワシントン・ポストは9日、国防総省が、国際テロ組織「アルカイダ」メンバーなどテロ容疑者が多数収容されているキューバのグアンタナモ米海軍基地で、拘束者を眠らせなかったり、裸にすることを認める取り調べ指針を作成していたと報じた。複数の当局者は同紙に、イラク国内でもこの指針が適用されていたと認めた。指針の存在が事実なら、ラムズフェルド国防長官への批判はさらに強まりそうだ。
 指針は、同省と司法省の最高幹部が承認した。供述を引き出すため、睡眠時間を昼夜逆転させる▽収容者を暑さや寒さにさらす▽大音量の音楽や明るい照明による「感覚的攻撃」など20の手法が示されている。
 これら指針は、イラクでも、テロ容疑者や武装勢力の情報に詳しい「高い価値のある」収容者への適用が認められたが、アブグレイブ刑務所で使われたかどうかは確認できなかったという。指針の作成にかかわった法律家の一人は、「拷問ではなく、米国内の刑務所で認められる措置よりも少し自由にやりたかった」と同紙の取材に語った。
 グアンタナモ収容所に収容されたアルカイダのメンバーらについて、ブッシュ米大統領は、ジュネーブ条約で人道的処遇が定められた戦争捕虜の扱いを拒否したため、人権団体による批判が強い。(毎日新聞)

Photo
。写真はバスラの刑務所で監房から手を振る拘束者(2004年 ロイター/Zohra Bensemra)(ロイター)
イラク、1年前より内戦突入の可能性高まる=ヨルダン国王


アブドラ国王は、ABCの番組で、「1年前に比べて(内戦突入の)可能性が高まっている」と語ったが、詳細には触れなかった。
 また、国王は、イラク暫定政府は国民が将来の見通しが立つよう速やかに行動し、中東全体の不安定化につながりかねないような混沌を防ぐべきと述べた。
 アブドラ国王は「イラクが分裂して内戦状態に陥るという最悪のシナリオが実現すれば、(中東)地域全体がイラクに引き込まれるだろう」と語った。(ロイター)

イラク人捕虜虐待、19日に軍法会議
 
 [バグダッド 9日 ロイター] イラク駐留米軍のキミット准将は9日、バグダッドのアブグレイブ刑務所でイラク人被拘束者を虐待したとされる米軍のジェレミー・シビッツ技術兵(24歳)を来週、軍法会議にかけると発表した。虐待問題で軍法会議が開かれるのははじめて。 イラクでの米軍による捕虜虐待は写真が公表され、米国内でのアラブ系市民らの怒りが増している。米軍は、19日に開く軍法会議には報道機関の取材を許可をするとしているが、テレビ放映されるかは不明。 キミット准将は「我々には何かを隠す意向はない」と述べたが、「見世物」にすることはしないと強調した。シビッツ技術兵は、捕虜虐待などで起訴された憲兵7人のうちの1人。 (ロイター) [5月10日

U.S. Army private Lynndie England is pictured in her 2001 senior portrait from Frankfort High School in Short Gap, West Virginia. An attorney defending England, accused of abusing Iraqi prisoners, said her client was being made a 'poster child' for the Bush administration's flawed Iraq war policies. Photo by Reuters (Handout)
Reuters - May 10 6:57 PM
本当のことを言いつづけることが地球の進化の歴史の中で重要です。
イラク人虐待を非難へ EU・中南米首脳会議
 【グアダラハラ(メキシコ)28日共同】多国間協調主義の推進などを主なテーマに、欧州連合(EU)と中南米・カリブ海地域諸国の計58カ国による第3回首脳会議が28日、メキシコ中部グアダラハラで開かれた。
 会議筋によると、同日採択する宣言案は、米軍によるイラク人虐待事件を国際法違反だとして強く非難している。
 議長国メキシコの外務省によると、ブレア英首相が出席を見送ってプレスコット副首相を代理派遣したほか、キューバのカストロ国家評議会議長ら数カ国の首脳が欠席するなど、出席者の顔ぶれは寂しくなった。
 会議翌日の29日には、EUが南米4カ国で構成する南部共同市場(メルコスル)との自由貿易協定(FTA)締結の詰めの交渉を行い、今年10月の調印への道筋を付けるほか、中米諸国ともFTA交渉開始の時期を探る。(共同通信)[5月29日0時29分更新]

Iraqis demonstrate with banners showing images of prisoner abuse outside the heavily guarded  'Green Zone' in Baghdad, Iraq, Wednesday, May 19, 2004. (AP Photo/Khalid Mohammed) Iraqis demonstrate with banners showing images of prisoner abuse outside the heavily guarded 'Green Zone' in Baghdad, Iraq , Wednesday, May 19, 2004. (AP Photo/Khalid Mohammed)
AP - May 19 9:46 AM


Photo
 5月14日、イラク駐留米軍は、虐待問題ののアブグレイブ刑務所からイラク人拘束者数十人を釈放した。写真は同刑務所の外で海兵隊員に話しかける拘束者の家族(2004年 ロイター/Damir Sagolj)(ロイター)19時47分更新

田中宇の国際ニュース解説
米イラク統治の崩壊
 【2004年4月13日】 米軍がファルージャやシーア派の各都市で蜂起した旧式の武器しか持っていないイラク人を鎮圧できなかったことは、フセイン政権を倒して以来「世界最強の無敵の軍隊」と恐れられていた米軍が、実はそんなに強くないのだということを、イラクや中東各国の人々に感じさせた。これは、ファルージャの武装住民やサドル師を「英雄」に仕立てる結果となっている。

イラク駐留各国軍の危機
 【2004年4月20日】 イラク南部のバスラに駐留するイギリス軍の司令官は、シーア派聖職者が占領軍に撤退を要求したら、市民15万人がイギリス軍に撤退を求めるだろうが、それを鎮圧しようとすると一般市民を虐殺することになるので、撤退するしかないという。イギリスでさえ撤退する状況下で、日本が「自衛隊は撤退しない」と言い続けるのは難しい。米軍がナジャフに突入したら、イラクに駐留する各国の間に一気に撤退の機運が強まるだろう。

アメリカの世界破壊は政権交代しても続く?
 【2004年4月9日】 「ブッシュを大統領の座から引きおろせば世界は良くなる」という考え方が世界に広がっているが、アメリカ大統領選挙でブッシュの対抗馬になる民主党のケリー候補が打ち出したベネズエラのチャベス大統領への非難声明を見ると、ブッシュではなくケリーが大統領になったとしても、世界を故意に破壊しようとする今のアメリカの戦略はあまり変わらないかもしれない、と感じる。

アメリカによる世界経済支配の終焉
 【2004年1月8日】 タイのタクシン首相はIMFのやり方と正反対の政策を打ち、IMFから借りた金を前倒しして返し「わが国は、二度と国際金融資本の餌食になることはない」と宣言した。だが、彼は反米主義ではなく、イラクにも派兵した。タクシンは、アメリカが経済による世界支配の戦略を捨て、「テロ戦争」など軍事による世界支配に切り替えたことをいち早く察知し、国策を変更したのだった
アメリカの戦略としてのフセイン拘束
 【2003年12月16日】 今年5月以降、米軍がサダム捕獲に消極的なのを見て、イラクでは「ブッシュは自分の選挙のために役立つように、サダムを捕まえるタイミングを考えているのだろう」という噂が立っていた。米軍はサダムの動向をかなり前から知っており、戦略的な観点から捕獲をこの時期に決めた可能性がある。なぜこの時期なのかを考えると、アメリカがイラク占領の泥沼から抜け出るための手助けを独仏やロシア、アラブ諸国などに頼みに行ったジェームス・ベーカーの訪欧作戦との関係が気になってくる。
罠にはまったアメリカ
 【2003年11月11日】 米軍による統治が始まって数カ月たつと、しだいにイラク側からのゲリラ攻撃は巧妙になった。まるで、駐留米軍が十分にイラク国民に嫌われ、米軍兵士がかなり疲弊し、米国内で厭戦気運が高まるのを待っていたかのように、攻撃が強化洗練されている。これは、フセイン政権が最初から考えていたゲリラ戦の戦法だったのかもしれない。イラク戦争は終わっていないどころか、アメリカ側がどんどん不利になっている。

米軍の裏金と永遠のテロ戦争
 【2003年8月25日】 アメリカ国防総省が作った120兆円という裏金の額は、日本の国家予算総額の1・5倍だ。外部の誰にも知られずに「影の政府」を運営しているようなものだ。国防総省の予算増額は「テロ戦争」を背景としており、テロが盛んになるほど予算が増える。裏金を使ってテロリストを養成し、さらに国防予算を増やすという「永遠のテロ戦争」も不可能ではない。

イラクの治安を悪化させる特殊部隊
 【2003年8月11日】 もし米軍の行動の一部がイラク人をわざと反米に傾けようとする意図で行われているとしたら、その目的は何か。そこで私が気づくことは、国防総省が主導するブッシュ政権が世界に対してとっている戦略が世界中の人々に反米感情を抱かせようとする「一強主義」であり、その小型版としてイラク人に反米感情を抱かせようとする戦略があるのではないか、ということである。
アメリカの属国になったイギリス
 【2003年7月29日】 訪米したブレアは議会で演説し「正義と民主主義を愛するアメリカ」を絶賛し、議員たちから拍手喝采を浴びた。だがその一方で、ブッシュに頼み込んだ軍事機密の供与は断られ「一強主義より多極主義がよい」「イラク復興は国連中心でやるべきだ」といったアドバイスも拒絶された。拍手のほかにブレアが受け取ったのは「俺たちと組みたいのなら偉そうにするな」という、アメリカのタカ派からのメッセージだった。

田中 宇
米イラク攻撃の表裏   米イラク攻撃の謎を解く  
イスラエルが危機にさらされることが、アメリカにとってそれほど大変なことなのか

Essam Jaradeh, head gardener of the Commonwealth cemetery in Gaza, inspects the damage to 33 graves after headstones were knocked over and posters of the alleged torture of Iraqi prisoners were pasted on many graves in Gaza May 10, 2004.  Palestinian secular and Islamic factions rejected the action as an 'act of sabotage' despite their condemnation of 'inhuman acts,' by U.S. and British occupation soldiers in Iraq.  Britain and the United States, the leading occupying powers in Iraq, have been rocked by an abuse scandal that came to light when graphic images were released in their national media of prisoners being humiliated and mistreated.    REUTERS/Suhaib Salem Essam Jaradeh, head gardener of the Commonwealth cemetery in Gaza, inspects the damage to 33 graves after headstones were knocked over and posters of the alleged torture of Iraqi prisoners were pasted on many graves in Gaza May 10, 2004. Palestinian secular and Islamic factions rejected the action as an 'act of sabotage' despite their condemnation of 'inhuman acts,' by U.S. and British occupation soldiers in Iraq (news - web sites). Britain and the United States, the leading occupying powers in Iraq, have been rocked by an abuse scandal that came to light when graphic images were released in their national media of prisoners being humiliated and mistreated. REUTERS/Suhaib Salem Mon May 10, 8:42 AM ET

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イラク攻撃に反対する意見広告の会    アメリカのイラク攻撃反対バクダット行動 ─沖縄派遣団─
 やったもん勝ちにしちゃだめ!認めないよ。こんな戦争 

爆弾はいらない 子ども達に明日を!
イラク攻撃に反対する署名サイト

  • 組織ぐるみと米兵反論 「上官の指示」と声上げる
 暴行、虐待の共同謀議などで告発されたリンディ・イングランド陸軍予備役上等兵(右)(AP=共同)

  • 組織ぐるみと米兵反論 「上官の指示」と声上げる
 暴行、虐待の共同謀議などで告発されたリンディ・イングランド陸軍予備役上等兵(右)(AP=共同)

 【ワシントン8日共同】バグダッド西方の旧アブグレイブ刑務所で起きたイラク人虐待事件で告発された米兵とその家族らが8日までに、虐待行為は「上官らに命じられただけだ」などと反論の声を上げ始めた。
 ブッシュ米大統領やラムズフェルド国防長官らは「虐待は少数の者の仕業」と述べ、少数の米兵らに責任をとらせる意向を示しているが、軍が組織的に虐待を行っていた疑いがより濃厚となった。
 米紙ワシントン・ポストは8日、告発された女性米兵、サブリナ・ハーマン技術兵(26)のインタビュー記事を掲載。軍情報担当者らから「イラク人が話をしたくなるように、眠らせず、地獄のような思いをさせること」などと虐待の指示を受けていたと語った。(共同通信)[5月9日1時28分更新]

 【ワシントン8日共同】バグダッド西方の旧アブグレイブ刑務所で起きたイラク人虐待事件で告発された米兵とその家族らが8日までに、虐待行為は「上官らに命じられただけだ」などと反論の声を上げ始めた。
 ブッシュ米大統領やラムズフェルド国防長官らは「虐待は少数の者の仕業」と述べ、少数の米兵らに責任をとらせる意向を示しているが、軍が組織的に虐待を行っていた疑いがより濃厚となった。
 米紙ワシントン・ポストは8日、告発された女性米兵、サブリナ・ハーマン技術兵(26)のインタビュー記事を掲載。軍情報担当者らから「イラク人が話をしたくなるように、眠らせず、地獄のような思いをさせること」などと虐待の指示を受けていたと語った。(共同通信)[5月9日1時28分更新]


Zionists Targeted Civilians in that town
Nabateya April 18, 1996 - South Lebanon

  "WAR AGAINST TERRORISM" IN PICTURES  (迫力のある戦争写真集)

人が撃ち殺される動画  ワシントンポスト  グリンピース 戦争は最大の環境破壊

米国の法律の範囲内での尋問方法を指示=米大統領
 [サバナ(米ジョージア州) 10日 ロイター] 米国によって拘束されたテロ容疑者に対する尋問の方法について批判が高まるなか、ブッシュ米大統領は、米国の法律の範囲内で尋問を行うよう指示した、と述べた。
 テロ攻撃を計画したとされる容疑者を拘束した場合、どのような尋問方法を許可するかと質問され、同大統領は、「私が許可したのは、米国の法律に順じることだ」と答えた。
 主要国首脳会議(シーアイランド・サミット)後の記者会見で述べた。
 4月に米軍のイラク人捕虜に対する虐待スキャンダルが明るみに出て以来、米国による容疑者への尋問方法に批判が広がっている。(ロイター)6月10日、米軍によるテロ容疑者に対する尋問の方法について、ブッシュ米大統領は、米国の法律の範囲内で尋問を行うよう指示したと述べた。 写真はバグダッド郊外で捕虜虐待疑惑を皮肉った壁画。5月撮影(2004年 ロイター/Ali Jasim)

イラク人虐待、英首相が事実上認めTVで謝罪
 【ロンドン=飯塚恵子】イラク駐留英軍によるイラク人の虐待疑惑で、ブレア英首相は九日、仏国営テレビ「フランス3」のインタビューで、「わが軍の兵士によって虐待された人々に、深く謝罪する」と述べ、虐待の存在を事実上認め、初めて陳謝した。 虐待問題は、米英両首脳が相次いで謝罪する異例の事態に発展した。
 首相は「こうした行いに責任のある者は、陸軍の規律に基づき罰せられる」との方針を表明。そのうえで、「ほんの一握りの人間がもたらした恥ずべき行為で、残る大勢の兵士たちの立場を傷つけるべきでない」と述べ、内外世論に理解を求めた。
 英軍による虐待疑惑は、米軍による虐待報道の直後から英各メディアが相次いで報じ、英軍にも虐待の土壌があることが次第に明らかになっていた。英政府は個々の事例を「調査中」としているが、首相には、全容判明の前に陳謝することで、高まる批判を沈静化する狙いがあると見られる。(読売新聞)

シーア派聖地カルバラで連続爆発、30人死亡・100人以上負傷

 [カルバラ(イラク) 2日 ロイター] イラクのイスラム教シーア派の聖地、カルバラで2日発生した連続爆発で、これまでに少なくとも30人が死亡、100人以上が負傷した。
 イラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)の関係者が、ロイター通信に語った。
 カルバラでは、旧フセイン政権下で禁止されていたシーア派の大祭「アシュラ」が行われており、国内各地やイランなどから200万人以上のシーア派教徒が集まっていた、という。
 容疑者は今のところ不明だが、イラク国民の多数を占めるシーア派の大祭期間中にこうした事件が発生したことで、宗派や部族などの間の緊張が高まる懸念がある。(ロイター) 3月2日、イラクのイスラム教シーア派の聖地、カルバラで発生した連続爆発で、これまでに少なくとも30人が死亡、100人以上が負傷。写真はカルバラで、負傷した巡礼たちを運ぶイラク人ら(2004年 ロイター/Faleh Kheiber)

イラク同時爆破事件、死者271人に=統治評議会 イラク同時爆破事件、死者271人に=統治評議会 - ロイター - 海外
 3月3日、イラク統治評議会によると、イラク同時爆破事件の死者は271人に上っている。写真は3日、バグダッドのモスクで悲しみにくれる女
イラクで爆弾テロ犠牲者の合同葬儀 - 時事通信 - 海外
イスラム教シーア派の伝統行事「アシュラ」祭最終日に同時多発の爆弾テロ事件が起き、多数の死傷者が出たイラク中部の聖
<イラク>15人が死亡 米軍と武装勢力の戦闘やデモで
 【バグダッド福島良典】イラクではフセイン元大統領拘束後の15日から16日にかけても、各地で米軍と武装勢力の戦闘やデモが相次ぎ、少なくとも15人が死亡した。
 駐留米軍は16日、バグダッドの北約100キロのサマラで15日、武装勢力が自動小銃やロケット弾で米軍部隊を待ち伏せ攻撃し、米軍の反撃で武装勢力の11人が死亡したと発表した。さらにバグダッドの西約100キロのラマディでは15日、元大統領拘束に反発する市民約750人のデモ隊に米軍が発砲、参加者3人が死亡し、2人が負傷した。
 またAP通信によると、北部モスルで16日、元大統領支持のデモが暴徒化し、警察官1人が死亡。元大統領の故郷ティクリートでは道路に仕掛けられた爆弾が爆発し、米兵3人が負傷した。(毎日新聞)

人間の鎖で派遣に抗議 市民投票は反対が多数 イラクへの自衛隊派遣に反対する市民団体らが20日、派遣部隊のある北海道や名古屋市、福岡市など各地で抗議の声を上げた。
 札幌市では約400人が、陸上自衛隊北部方面総監部を「人間の鎖」で囲み、サンタクロース姿の1人が派遣中止の要請書を隊員に手渡した。
 派遣主力部隊の陸自第二師団がある北海道旭川市では、労組員や市民約1000人がデモ行進。若者ら約50人は第二師団正門前で派遣反対を訴えた。
 航空自衛隊小牧基地のイラク派遣部隊編成結団式を4日後に控え、名古屋市では大学生ら約10人が、通行人にピンクの付せんを渡し派遣に賛成か反対か、ボードに張るよう呼び掛けた。
 付せんのほぼ9割はボードの「反対」欄に。反対票を投じた女性(40)は「政府に声は届かないのでしょうね」とため息をついた。(共同通信)

米軍基地前で抗議集会 沖縄、国防長官訪問を受け

 「米軍はイラクから撤退せよ」「自衛隊のイラク派兵を阻止するぞ」−−。ラムズフェルド米国防長官が訪れた沖縄では16日、県内の市民団体などが米軍基地前で抗議集会を開き、米軍のイラク駐留反対などを訴えた。
 同県北中城村のキャンプ瑞慶覧前には、小雨の中、労組メンバーら約200人が集結。主催者の崎山嗣幸・沖縄平和運動センター議長は「自衛隊を海外に派遣することは憲法違反で、許されるものではない」と主張。参加者は県警の警戒の中「アメリカは戦争をやめろ」と記した横断幕を掲げ、拳を突き上げた。集会にはタイの上院議員や米国の憲法学者も参加した。(共同通信)

環境行政改革フォーラムHP 正当性なき米国のイラク攻撃への日本政府の実質的支持の撤回要請について意見申し入れ

東京新聞 2003.03.20環境総合研究所所長、青山貞一さんの呼びかけ、戦争こそ環境破壊   

イラク撤兵求めデモ スペイン各地、首都9万人
 【パリ15日共同】スペインからの報道によると、首都マドリードやバルセロナ、バレンシアなど同国各地で15日、米英連合国によるイラク統治の終結とイラク駐留スペイン軍の撤退を求めるデモが行われた。警察集計によると、マドリードでは約9万人が参加した。
 この日は、イラク戦争開戦前に世界各地で最初に大規模反戦デモが行われてからちょうど1年に当たり、労組などが呼び掛けた。
 参加者らは「イラク国民に主権を」などと書かれたプラカードを掲げ、米英のイラク戦争を支持したスペインのアスナール政権を批判。「米英当局者の大量破壊兵器についてのうそを糾弾する」「スペイン軍は直ちに撤退しろ」などと叫んだ。
 スペイン政府は軍兵士1250人をイラクに派遣。来月14日には総選挙が予定されており、イラク問題も争点の一つになるとみられている。(共同通信)

イラクで米兵2人が襲撃され死亡、遺体はイラク人の群衆に損傷される [モスル(イラク) 23日 ロイター] イラク北部モスルで23日、車に乗っていた米兵2人が襲撃されて死亡した。
 米陸軍第101空てい師団の報道官は、死亡した米兵2人が白昼、基地間を車で移動中に殺害されたことを明らかにした。
 2人の遺体はイラク人の群衆に損傷されたうえ、所持品を略奪されたとみられている。
 複数の目撃者によると、米兵らは銃撃を受けた後に何者かにナイフで刺され、のどを切られた。イラク人らは米兵らの車を強奪し、放火しようとしていた。
 米兵から盗んだという血の付着したイラク・ディナール札を、これ見よがしに振りかざしていた男もいたとされる。
 首都バグダッド北方のバクバでも、米陸軍第4歩兵師団の車列近くで路上に仕掛けられた爆弾が爆発し、米兵1人が死亡、2人が負傷した。(ロイター)

<米国防長官来沖>米軍司令部前で市民ら抗議集会
 【北中城】ラムズフェルド米国防長官の来沖を前に、沖縄から基地をなくし世界の平和を求める市民連絡会(沖縄平和市民連絡会)が15日夕、同長官来沖に反対し、抗議する集会を北中城村石平の在沖米軍司令部前ゲートで開いた。
 約40人が参加し、「長官はイラク戦争を推進した張本人。米軍基地強化をもくろんでいる」と長官来沖と米軍のイラク攻撃に強く抗議した。
 代表世話人の一人、城間勝さん(58)のシュプレヒコールに合わせ、参加者らは「ラムズフェルドは沖縄に来るな」「イラク戦争反対」と繰り返し、基地に向かい拳を上げた。
 10月に韓国を訪れたメンバーらが韓国での反基地運動を報告。「基地撤去のため韓国との連帯も深めていこう」と訴えた。(琉球新報)

Mainichi INTERACTIVE 米同時テロ攻撃 米・イラク

戦争反対、有事法案を廃案に! 市民緊急行動  反戦・平和アクションとは?
反戦ネットワーク  社会・政治変革運動、左翼諸組織、労働者民衆の国際的交流と連帯の共同スペース
イラク攻撃をやめよう!  停戦委員会作成の、イラク攻撃反対のページ 
イラク攻撃への疑問学習会・街頭での宣伝、署名集めなどに利用してください
BIGLOBEニュース:【特集】イラク査察問題
イラク攻撃に反対する意見広告の会 - 三木睦子らを呼びかけ人にした活動。
イラク攻撃に関する国会議員公開アンケート - 公開意識調査。
アメリカのイラク攻撃反対バクダット行動 ─沖縄派遣団─
沖縄から基地をなくし世界の平和を求める市民連絡会
特集「イラク攻撃 ANN
イラク攻撃に反対する署名サイト米国にこそ武器査察隊派遣を
(米司教団・NCC)イラク攻撃に反対する大統領へ ...
イラク攻撃を許すな 「アジア・アフリカ・ラテンアメリカ」
イラク攻撃問題に関するサイト    イラク攻撃をやめよう! アクション一覧
アメリカのイラク攻撃問題に関する論点整理社民党外交防衛部会
イラク攻撃を許すな!北海道AALA連帯委員会
米ブッシュ政権のイラク攻撃反対のページ  阪南中央病院「平和を考える会」
FreeML メッセージ イラク攻撃に関する世界情勢
イラク攻撃計画に対する反対声明
日本国際法律家協会
イラク攻撃:米国の「証拠」
許すな!有事法制!イラク攻撃!力あわせて戦争とめよう日本の良心を世界へ
イラク攻撃への抗議声明      市民の意見30の会・東京           
アメリカのイラク攻撃につよく抗議します新日本婦人の会事務局長 

掲示板
<ストップ!イラク攻撃・有事法制>市民の会(静岡)  戦争に備えるより、アジアの平和創ろうよ     
エキサイト掲示板 : 国際政治・社会   ならず者アメリカに京都議定書を守らせる会  

NGO非戦ネット

シェア=国際保健協力市民の会
健康で平和な世界をすべての人とわかちあう(シェア)ために、草の根の立場から医師・看護婦・学生が設立した市民団体です。
私たちは地域の人々と協力し、人づくり、自発的な助け合いによる健康づくりを目指しています。
地球の木
地球の木は、地域と地域を結ぶ国際協力活動を行い、相互理解を深める社会活動を通して、お互い人権を尊重し、それぞれが自立した生き方を創造することを目的としています。

日本ラテンアメリカ協力ネットワーク

中南米、カリブ地域において社会的、経済的に困難な状況におかれている人々、そしてそれをはねかえすために運動をしている人々とのネットワークを築き、相互理解を深めるとともに、直接あるいは間接的に支援活動を行うことを目的としています。
パレスチナ子どものキャンペーン
「パレスチナ子どものキャンペーン」は、パレスチナ自治区のガザ地区およびレバノンで、難民の子どもたち・障害を持つ子どもたちを支援する民間のボランティア団体です。
非暴力平和隊日本グループ
訓練された市民による国際的な非暴力平和隊をつくることをめざしています。非暴力平和隊は、紛争地域に派遣され、殺戮や破壊を防ぎ、人権をまもることにより、現地の人々の非暴力的・平和的な紛争解決を支援します。
るしな・こみゅにけーしょん・やぽねしあ(LEUCAENA)
“るしな”はアジア・アフリカに広く分布する豆科の木です“るしな・こみにけーしょん・やぽねしあ”は
“るしな”の木のようにささやかに、でも、たくさんの働きをしたい、と願っています“援助団体”でなく“交流ネットワーク”です
カラバオの会(寿・外国人出稼ぎ労働者と連帯する会)
横浜の寿町に拠点をおき、外国籍の労働者や住民の人権を守るために活動しています。違いを越えてお互いを認め合う「共生」への希望を踏みにじり、人種・宗教差別を助長する対テロ戦争と、それを支える有事法制に強く反対します。
「自然と人間」編集部
http://www.n-and-h.co.jp (2002年10月中旬開設予定)
E-mail info@n-and-h.co.jp
命(ヌチ)どぅ宝(タカラ)ネットワーク
「命どぅ宝」それは人間の命だけでなく、自然のすべての命、そして、私たちが生み出す感動と歓びの命こそ、何ものにもかえがたい宝物という意味をもっています。私たちは、米兵による女性・子どもへの性暴力・人権侵害の阻止、沖縄からの軍事基地撤去、日米安保条約の廃棄、米軍用地の強制使用の即時停止を求める署名活動を続けています。
同時に音楽芸能などを通して、琉球・沖縄文化のパワーを発信しています。
ピープルズ・プラン研究所
ピープルズ・プラン研究所は、20世紀の世界がゆきついた「持続不可能」な状況へのオルタナテイブを探求する開かれたグループです。地球規模の環境破壊、国内外の貧富の拡大、国際政治経済軍事権力の集中など、個人の努力だけでは変えることのできない現在の社会の圧力に絶望しない力をつけるための知的作業、研究・普及・ネットワーク活動を、研究者と運動者の協力で進めます。
ヒューメイン・インターナショナル・ネットワーク (HINT)

●関連リンク

アジア女性資料センター
ジェンダーの視点からグローバリゼーション、女性に対する暴力、売買春、労働問題、ナショナリズム、武力紛争などの問題に取り組んでいます。季刊「女たちの21世紀」発行のほか、エンパワメントセミナー、ツアー、調査研究などを行っています。
国際子ども権利センター
子どもの権利条約を普及しながら、南の国で深刻な権利侵害にあっている子どもが権利を取り戻せるような支援活動をおこなっています。特に、子どもの参加を通したエンパワメントをめざし、児童労働と性的搾取の問題に取り組んでいます。
アラブの子どもとなかよくする会
シャプラニール=市民による海外協力の会
バングラデシュ、ネパールなどで住民の自立を目指した協力活動を行っています。農村での相互扶助グループ支援、先住民族支援、都市のストリートチルドレンへの支援などで協力しています。
地雷廃絶日本キャンペーン
JCBLは地雷問題を、人道上、および社会の再建、開発を阻害する環境上の問題と捉え、市民団体の意思と経験・専門的知識を結集し、各国政府および国際社会に対して地雷廃絶のキャンペーンを行い、対人地雷の完全廃止実現のための地雷探知および除去、被災者に対する援助、地雷被害を最小に食い止めるための地雷教育の拡充を呼び掛けるネットワークNGOです。
『戦争はもういらない、イラク攻撃を止めよう!!』
イラクの大量破壊兵器査察問題をめぐるQ&A

イラク人質 高遠さん「今こそ人道支援必要」

 イラクで拘束された北海道千歳市のボランティア、高遠菜穂子さん(34)は20日、自宅で帰国後初めて代表取材に応じた。「自己責任」のあり方について、高遠さんは「『いつ死ぬか分からない』という覚悟のもと行動していた」と説明。イラクの現状については「今こそ武器を持たないNGO(非政府組織)中心の人道支援が必要」と、時折声を詰まらせながら訴えた。(毎日新聞)

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米ワシントン・ポスト紙、新たなイラク人虐待写真を入手

 5月6日、米ワシントン・ポスト紙は、バグダッド西方のアブグレイブ刑務所で撮影された新たなイラク人虐待写真を入手したという。写真は5日、同刑務所を管理する米兵。共同取材写真 (2004年 ロイター)(ロイター)18時50分更新この写真の記事へ

イラク人の9割、米軍を占領軍との見方=虐待発覚前の調査
 [ロンドン 20日 ロイター] 20日付の英紙フィナンシャル・タイムズは、来週発表される世論調査の結果、米軍を解放軍や平和維持軍ではなく占領軍と見なしているイラク人が、10人中9人近くに上っていると伝えた。
 同紙がイラク調査戦略研究センターの発表として報じたところによると、米軍主導の連合軍のイラク撤退を求めるイラク人は、昨年10月の調査では約20%だったが、今回の調査では過半数を占めた。
 調査は1600人を対象に、米兵によるイラク人捕虜虐待問題が写真で表面化する前に実施された。同センターが調査前に質問事項を提出したことから、米当局者も十分信頼できると判断しているという。(ロイター)[5月20日]

WorldPeaceNow
すぐできるアクション
イラク攻撃を支持する国の指導者を訴えよう   ●
ヨーコがピースイベントを呼びかけバグダードで人文字を描きます    気持ちを伝えましょう  ●イラク問題・日米署名    ブックカバー    1分電気を消そうピースカード   「ひとり/1億人」 あなたの意見を聞かせてください Do You Bomb Them ? DL可Write for Peace!ピースパーム反戦・非戦Tシャツメールアドレスで反戦岡崎乾二郎作プラカードなど携帯待ちうけハート イラク攻撃反対の声を日本の政治家へ!3月15日までシーツに大きくPEACEと書いてベランダに干そうピース通勤のすすめぬり絵プラカード!戦争を止めるアクションキットby グリーンピース  小泉首相あて緊急署名2.28国連安保理事国への緊急請願サイバー署名ワールドピースリボンをつけよう

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米軍がイラクの村を空爆、民間人40人以上が死亡=TV

 5月19日、衛星テレビ「アルアラビーヤ」によると、イラクのシリア国境付近の村で米軍がイラク人住民の結婚式を祝っていた人たちを空爆し、少なくとも41人が死亡。写真は犠牲者の遺体を運ぶ男性。同テレビ提供(2004年 ロイター)(ロイター)08時18分更新
 [ドバイ 19日 ロイター] アラブ首長国連邦の衛星テレビ「アルアラビーヤ」が目撃者の話として伝えたところによると、イラクのシリア国境付近の村で19日未明、米軍がイラク人住民の結婚式を祝っていた人たちを空爆し、民間人少なくとも41人が死亡した。
バグダッドの米軍報道官は、現在、事実関係を調査中としている。(ロイター)
グアンタナモの部隊関与 イラク人虐待で
 【ニューヨーク29日共同】米兵によるイラク人虐待事件で、キューバのグアンタナモ米軍基地の尋問チームがイラクへ派遣され、収容者を取り調べる情報将校の訓練などで重要な役割を果たしていたことが分かった。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が28日、複数の米国防総省当局者の話として報じた。
 米国は同基地に収容しているテロ組織アルカイダのメンバーらには、戦争捕虜の人道的扱いを規定するジュネーブ条約は適用されないと主張している。同基地での過酷な尋問手法がそのままイラクに持ち込まれた可能性が高く、米軍の組織的責任がさらに問われそうだ。(共同通信)
[5月29日21時53分更新]
【米国】グアンタナモ米軍基地収容者の法的地位
最悪の誤爆」濃厚に 英TV、幼女の遺体放映
 【バグダッド20日共同】シリア国境に近いイラク西部のカイム付近で19日未明、米軍機の攻撃で住民40人以上が殺害された事件は20日、現地からの映像や住民の証言などから、昨年5月5日のイラク戦争の大規模戦闘終結宣言以降、最悪の誤爆である可能性がますます高まってきた。
 20日の英BBCテレビは、死亡した人々の埋葬場面で、幼い少女や老人の遺体を前に泣き叫ぶ住民らの姿を放映。AP通信は、被害者が催していた結婚式の祝砲を米軍が調査に来て立ち去った後、ヘリコプターが現れ、攻撃したとする地元医師の証言を伝えた。
 ロイター通信によると、結婚式に首都バグダッドから招かれていた音楽家兄弟2人も死亡。親類の男性は同日、住民らは結婚式後、睡眠中に攻撃を受けたと語った。
 現場から8人の遺体を運んだという男性は、そのほか35人の遺体を現場で目撃したと証言。ロイターによると、埋葬の参列者は「米国は神の敵だ」と叫ぶなど、米軍に対する住民の怒りが高まっている。(共同通信)

米国防総省、新たなイラク人捕虜虐待写真を発見
 [ワシントン 19日 ロイター] 米国防総省は19日、イラクのアブグレイブ刑務所における米軍のイラク人捕虜虐待調査の過程で、「米軍による明らかな虐待行為」とみられる24枚の写真を納めたディスクを発見したことを明らかにした。 国防総省が上院軍事委員会に送付した書簡によると、このうち13枚はすでに世界のメディアで報じられたとみられるが、残り11枚はこれまでの調査では特定されていなかった。
 ムーア国防次官補(法律担当)は、写真の検証結果は追って報告するとしている。
 新たな写真のうち米兵が収容者の遺体のわきでポーズをとっている場面を写した2枚は、この日米国で放映された。 (ロイター)
More Photos Surface
Soldiers Shown Giving Thumbs-Up Sign
By Body of Dead Iraqi Prisoner


虐待に反省の弁なし イラク訪問の国防長官

KYODO PHOTO ラムズフェルド米国防長官
 イラク人虐待事件で批判の渦中にあるラムズフェルド米国防長官は13日のイラク訪問で「私は生き残った」と『宣言』してあらためて辞任を否定する一方、虐待への反省の言葉は聞かれなかった。 長官は議会証言で、責任を全面的に認め、謝罪したが辞任圧力は弱まる気配はない。強気の姿勢はさらなる反発を買うことにもなりそうだ。 「もう新聞を読むのはやめた」。ラムズフェルド長官は虐待の起きた旧アブグレイブ刑務所で行われた米兵との対話集会で、社説やコラムで辞任要求を掲げる新聞への対抗心をむき出しにした。 南北戦争を例に挙げ「当時の新聞の社説も(戦争に)批判的だったし、信じられないことにリンカーン大統領への批判もあった」と自身の境遇と重ね合わせ、兵士たちに「いつかはこの戦争が価値があったと言うようになる」と訴えた。 虐待事件は冒頭で遺憾の意を示し再発防止を約束したが、直後には「これは米国や米軍の価値観を反映していない」と述べ、ごく少数の行為との主張を繰り返した。(共同)



武士は失敗したら自ら腹を切るぜ

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パレスチナ支援
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アフガン難民支援
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沖縄・韓国の反戦・反基地運動に連帯しよう
一坪反戦地主会(沖縄)  沖縄から基地をなくし、世界の平和を求める市民連絡会(平和市民連絡会)  那覇軍港の浦添移設に反対する市民の会  ヘリ基地反対協議会  レッドカードムーブメント  なご平和電脳組  沖縄・名護ジュゴンの家   やんばる反戦  ヘリ基地いらない、二見以北10区の会  沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック  命どぅ宝ネットワーク  沖・韓民衆連帯  日韓民衆連帯全国ネットワーク(日韓ネット)
反グローバリズム
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反戦・反核・反基地(ネットワーク/団体/個人)
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これ アメリカ! イラク攻撃やめてんか! むかしB29でえらい目にあわされタンや 友達がようけ死んだわ 

米国の女性ら、裸でイラク攻撃に抗議(写真)  22歳から83歳までの女性105人

イラク攻撃と日本

Greenpeace Japan イラク攻撃に「ノー」

グリーンピースはブッシュ政権によるイラクに対する攻撃に反対し、国連の承認に関わりなくこの戦争に異議を唱えます。 声明全文
戦争が残すもの」、「米国議会を動かすオイルマネー(PDFファイル)などグリーンピースのイラク問題に関する分析や活動記録をぜひご覧ください。

米製品不買運動

メソポタミア文明の地図
シュメール(メソポタミア)文明メソポタミア文明
 現在のイラクにあたる地域にあったシュメール文明は、メソポタミア南部、チグリス河及びユーフラテス河流域の洪水多発地帯に成立していたものと考えられています。メソポタミアでは、紀元前3500〜3100年の後半には集落数の増大により都市化が進行し、豊富に得られた水を利用した小規模な灌漑農業が食料生産を支えていましたが、紀元前2800〜2700年に入ると気候の乾燥化が起こり水路の数が減少したため、新たに大規模な灌漑が必要になりました。
 しかし、気候の乾燥化が進む状況下で灌漑を続けた結果、灌漑用水に含まれる塩類が水分の蒸発によって次第に土壌に蓄積することで塩害が発生し、上流域では森林の伐採などもあり土壌の侵食が進み、河川に流入した土が下流に堆積することにより灌漑用水路の閉塞をもたらしたことが塩害を加速したものと推測されています。
 紀元前2000年頃には、大麦の収穫量がはっきりと減少傾向を示すこととなり、この時期に最後のシュメール帝国が崩壊しました。

「世界四大文明」:メソポタミア文明

シュメール(メソポタミア)文明
 シュメール文明は最古の文明の一つであり、メソポタミア南部で確認されている最初の集落跡は紀元前5300年頃に遡る。この文明はメソポタミア南部、チグリス河及びユーフラテス河流域の洪水多発地帯に成立していたものと考えられている(第1-2-2図)。
 メソポタミアでは、ウバイド文化の紀元前4300-3500年頃、治水潅漑農業が成立し、その後の諸都市の起源となる集落が形成され、ウルク期(紀元前3500-3100年)の後半には集落数が増大し都市化も進行したとされている。
 ウルク期には、豊富に得られた水を利用した小規模な潅漑農業が食料生産を支えていたが、初期王朝期(紀元前2800-2700年)に入ると気候の乾燥化が起こり多くの支流に分かれていた水路の数が減少し、流路も直線的になっていったため、水のない土地に人工的な運河によって水を引く必要性が生じたと言われている。

 これにより、潅漑のための大規模な土木工事が必要になり、結果として規模の大きい、高度に組織化された社会を生み出すことになったと考えられている。それとともに小規模集落の数が減少し、後背地の農村人口が都市に集中し、拡大する中で紀元前2700年頃メソポタミア南部のウルに大規模な都市が成立したとされている。
 しかし、すでに気候の乾燥化が進む状況下で潅漑を続けていたため、潅漑用水に含まれる塩類が水分の蒸発によって次第に土壤に蓄積し、紀元前2000年頃からは塩類集積の進行のため、塩類に弱い小麦が徐々に減少し、大麦に変わり、ついには栽培が可能なのは塩類に強いナツメヤシのみとなったものと見られる。

 上流域では森林の伐採などもあり土壤の浸蝕が進み、河川に流入した土が下流に堆積することにより潅漑用水路の閉塞をもたらしていたものと見られ、この沈泥は塩類を含んでおり、これが塩害を加速したものと推測されている。
 紀元前2400年頃には、現在のアメリカやカナダの収穫量に匹敵する1ヘクタール当たり平均2,537リットルの大麦収穫があったが、300年後にはその40%にまで落ち、紀元前1700年には897リットルと35%しか収穫できなくなり、大麦の収穫量がはっきりと減少傾向を示した紀元前2000年には既に最後のシュメール帝国は崩壊しており、その300年後には権勢の中心は塩害にあっていない北方のバビロニアに移っていたといわれている。
 メソポタミア人の主食の大麦の余剰が都市文明に生きる人々の生存を支えていたが、塩害による生産減少により、主食の余剰がなくなり、南メソポタミアのシュメール文化は衰退していたと考えられるのである。(出典 クライブ・ポンティング「緑の世界史」、湯浅赳男「環境と文明」)
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イラク女性自由協会員が講演 女性への人権侵害、暴力応酬で加速−−中区 /広島
 ◇「女性への人権侵害拡大」
 イラクでの女性の人権確立に取り組む「イラク女性自由協会」のメンバーでイラク人女性のハウザン・マーマウドさん(31)=写真、ロンドン在住=が15日夜、中区で「占領下イラク女性の闘い」と題して報告を行った。ハウザンさんは「米英軍と武装集団の暴力の応酬の中で、イラク人女性への人権侵害が拡大している」と訴えた。 ハウザンさんによると、イスラム原理主義的な思想を持つ武装集団は、自爆テロ攻撃や民間人の誘拐殺人を繰り返すほか、イラク人女性にも外出時のベール着用を強要し、誘拐やレイプなどもあるという。ハウザンさんは「米英軍への抵抗という口実で、武装集団は思いのままの社会の実現を狙っている」と批判。 来年1月のイラク議会選挙についても、「米英軍の利益になる政府を作るための正当性のない選挙で、我々はボイコットを呼びかけている」と話した。【遠藤孝康】12月17日朝刊  (毎日新聞)

イラクへの武力行使開始に対応して、省エネ呼びかけ実施へ
 産油国が集中する中東地域にあるイラクに対し、米英両国による武力行使が開始されたことに対応し、政府は平成15年3月27日に省エネルギー・省資源対策推進会議を開催。家庭・オフィスで心がけてもらいたい省エネルギー活動の内容を決定した。
 日本は現在、国内で消費される全石油の86%までを中東から輸入しているが、石油消費量の171日分に相当する備蓄があるため、当面は国内の石油需給に深刻な影響が出るおそれはない見込み。
 ただし今回の省エネルギー・省資源対策推進会議は、「石油の大消費国・日本にとっては、このような状況下に際し、早い段階から中東情勢に対応した省エネ努力を実施していくことが必要」とし、改めて省エネの徹底を呼びかけることにしたものだ。
 なお呼びかけの内容は、暖房温度20℃、冷房温度28℃を目安にした室内の設定温度の適正化、主電源や照明のこまめなスイッチオフ、電気製品の効率的使用、マイカー通勤の自粛−−などこれまでの省エネキャンペーンで示されていた内容とほぼ同じ。【内閣府】
地球温暖化で国際紛争多発 米国防総省、対策求める
 【ワシントン23日共同】地球温暖化が進むことで近い将来、大規模な気象災害が多発、難民の大量発生や食糧・水資源の争奪をめぐる国家間の緊張を招き、米国の安全保障にも影響を与える可能性が高いとの内部報告書を、米国防総省の研究チームがまとめていたことが23日、明らかになった。
 報告書は、各国の利害対立による欧州連合(EU)の崩壊や食糧難をきっかけにした中国での内戦の可能性にも言及。「代替エネルギーの開発や温室効果ガスの排出規制などは実行するに値する」と、温暖化対策の必要性を指摘している。
 「現在の温暖化予測は科学的に不確かだ」と主張し、京都議定書拒否の理由の1つにしているブッシュ政権の見解と真っ向から対立する内容だけに、議論を呼びそうだ。(共同通信)

イラクでの捕虜虐待問題、赤十字は1月に米政府に報告

 [ベルリン 9日 ロイター] 赤十字国際委員会(ICRC)のスポークスマンは9日、ドイツのテレビに対し、同委員会のケレンバーガー委員長が1月に訪米した際、米政府高官らに対し、イラクでのアブグレイブ刑務所でイラク人捕虜に対する虐待が行われている、と伝えていたことを明らかにした。
 同スポークスマンが独シュピーゲル・テレビに語ったところよると、ケレンバーガー委員長は、1月の訪米でパウエル国務長官やウルフォウィッツ国防副長官、ライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と会談した際、「イラクでの捕虜虐待に対する懸念を伝えた」という。
 ICRCは通常、刑務所内での状況に関する報告を極秘扱いとするが、アブグレイブ刑務所の問題については再三米当局に報告し、「是正措置」を求めていたとしている。(ロイター)

イラク人虐待問題について2004/5/7
リストから家族を探す人々
   赤十字は、捕虜及び被抑留者が非人道的に扱われることを深く憂慮しており、ジュネーブ条約に基づき、虐待防止や抑留状態の改善を求め、イラクを含む世界中の捕虜・被抑留者収容所を訪問しています。イラクでは、現在アブグレイブ収容所を含め、5〜6週間おきに赤十字のスタッフによる訪問が行われています。

◇なぜ赤十字が捕虜・被抑留者を訪問するのか−理由と目的
 紛争により自由を奪われた人々の訪問は、ジュネーブ条約に基づく赤十字の職務です。兵士は、捕らえられる時には敵とみなされるため、彼らには人間らしい生活と家族との連絡を保障する、中立で独立した存在が必要です。
過去2度にわたる世界大戦では、日本人であれ、アメリカ人であれ、様々な国籍の数え切れないほどの捕虜が、赤十字の訪問と家族からの赤十字通信や慰問品を受けることができました。この活動は、エチオピアとエリトリアの紛争や西サハラ地域などにおいて、今日も続けられています。
 訪問後、速やかに提出される報告書の内容は非公開にされていますが、これは人道問題が政治化するのを避け、捕虜やその他の被抑留者と収容所当局双方の信頼に基づいた効果的な訪問を行うためです。

◇赤十字の役割
 赤十字は140年にわたって負傷した兵士たちの問題に取り組んできましたが、1870年の普仏戦争の際に初めて中立姿勢が認められ、捕虜のリストを入手することができました。捕虜のリストを公表する、たったそれだけの事実が、家で待っている家族にとっては、計り知れないほどの安心感をもたらしました。これこそまさに赤十字の真髄であり、紛争時に果たすべき役割なのです。
 赤十字は何年もかけて現場におけるこのような活動を広げ、1949年に改訂されたジュネーブ諸条約では、国際社会におけるジュネーブ諸条約の守護者・推進者としての使命が謳われました。紛争による捕虜はとりわけこのジュネーブ条約によって守られているのです。

 赤十字にはまた、国内の内戦や闘争で抑留される人々、いわゆる「治安上」或いは「政治的に」問題があるとされる被抑留者を訪問する権利も認められています。
この原則によって、ボスニアにおける国連平和維持軍であれ、ユーゴスラビアにおける米軍であれ、イラクにおける同盟軍であれ、赤十字が中立機関として全ての側の捕虜への接触を求めることを可能にしています。そして、まさにこの原則が赤十字の活動の基礎をなしており、米軍及びアフガニスタン軍に捕らえられているタリバンやアルカイダの訪問にも適用されているのです。
 紛争時における基本的人権の尊重が信頼を築き、紛争後の和解を容易にするということは今までの赤十字の経験が物語っています。逆に、それを軽視すると、勝者のいない悲惨な悪循環が続きます。

国際人道法は、いかなる時にも捕虜やその他の被抑留者の拷問や非人道的な取り扱いを禁止しています。人道法に違反する行為を行った人は、裁判にかけられ処罰されなければなりません。収容所の当局は、人道法に違反する行為の防止のために、あらゆる措置を講ずる義務があるのです。
 なお、イラクの捕虜・抑留者収容所訪問活動に対しては、日本赤十字社からも昨年8月にバクダッドで国際赤十字事務所の爆破事件が起こるまでスタッフが派遣されていました。〈国際部発 赤十字国際ニュース第20号より〉
外務省 - イラク問題 - 大量破壊兵器の開発・保有疑惑の内容、日本政府の取り組み。
共同通信 - イラク復興 - イラク復興に関する記事、イラクへの各国軍派遣状況等。
自衛隊イラク派遣
Yahoo!ニュース - イラク復興 - イラク復興に関する新聞社、通信社の記事一覧、関連サイトの紹介等。
首相官邸 - イラク問題関連情報 - 復興支援等のイラク関連情報の記者発表等。
Yahoo!ニュース - イラク復興・日本の対応 - 自衛隊のイラク派遣等、日本のイラク復興対応に関する記事一覧。
首相官邸 - イラク人道復興支援関連情報 - イラク復興支援の取組み、総理、官房長官談話等。
えっ、イラク復興支援っていいことじゃないの? - 日本政府が行なおうとしている復興支援の解説、イラク復興支援特措法の反対運動の紹介等。
Yahoo!ニュース - 韓国イラク派兵問題 - イラクで人質になった韓国人殺害事件等、韓国のイラク派兵問題に関するニュース一覧。
毎日新聞 - イラク復興 - イラク情勢、自衛隊イラク派遣等の復興に関する記事一覧。

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イラク派遣・自衛隊活動支持のデモ

「自衛隊とともに安全な街の再建を」などと書かれた横断幕と、イラクと日の丸を掲げて市街地を歩く市民のデモ行進(6日、イラク南部サマワ)(時事通信社)22時32分更新2004年5月6日(木)

自衛隊撤退求め横断幕 サマワでサドル師派
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 【サマワ1日共同】自衛隊が駐留するイラク南部サマワで1日、イスラム教シーア派の反米指導者サドル師の支持者らが「自衛隊駐留によってオーストラリア軍のような占領軍がさらに派遣され、建設業者や公務員の汚職も招いている」として自衛隊の撤退を求める横断幕を張り出した。
 横断幕は自衛隊宿営地から数キロ離れた市南部の路上に掲げられた。サドル師派はサマワに事務所を構え、これまでも自衛隊駐留を批判してきた。 (共同通信) -2005年 5月1日

1日、イラク南部サマワの路上に掲げられた横断幕。上はサドル師派のポスター(共同)

ならず者アメリカに京都議定書を守らせる会
「ならずものアメリカに京都議定書を守らせる会」の掲示板


良い戦争も悪い平和も絶対に無い
虐待  



 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

 われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

「強者が弱者を虐げないように、
  正義が孤児と寡婦とに授けられるように」

                                ハンムラビ法典のあとがきより

在りし日の昭和天皇と香淳皇后
(写真:宮内庁)
■昭和天皇   ■香淳皇后