最終更新:2008/06/18 15:22

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連続幼女誘拐殺人事件・宮崎 勤死刑囚刑執行 20年間前の事件を振り返りました。

連続幼女誘拐殺人事件で死刑が確定していた宮崎 勤死刑囚(45)の刑が17日に執行されました。
宮崎死刑囚の連続幼女誘拐殺人事件は、20年前に起きました。

日本中を震え上がらせた連続幼女誘拐殺人事件。
宮崎勤死刑囚は、1988年から1989年にかけて、東京と埼玉で、4歳から7歳の女の子4人を相次いで誘拐・殺害するなどした罪に問われた。
遺体をビデオで撮影し、遺骨や犯行声明を遺族に送りつけるという異常な犯行は、社会に大きな衝撃を与えた。
法廷で語られた宮崎死刑囚の言葉から、事件の特異さが浮かび上がった。

「覚めない夢の中でやった感じ」
「ネズミ人間が木の陰から出てきた」
「足でキーコキーコ動かす小さい車に乗りたい」

裁判では、善悪を判断する「責任能力」の有無が最大の争点となったが、1・2審ともに宮崎死刑囚の責任能力を認め、死刑を言い渡した。
そして2006年1月、最高裁判所も、宮崎死刑囚の責任能力を認めて、上告を棄却し、死刑が確定していた。
そして、上告中に月刊誌に寄せた手紙で、「無罪だと思います」などと述べていた宮崎死刑囚は、最初の事件からおよそ20年を経て、17日午前、刑が執行された。

(06/17 12:57)


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