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点滴作り置き、谷本院長「知っていた」

6月18日5時23分配信 読売新聞


 三重県伊賀市の整形外科医院「谷本整形」の点滴治療による業務上過失傷害事件で、谷本広道院長(58)が県警伊賀署の捜査本部の参考人聴取に対し、「看護師が(最近も)点滴液の作り置きをしていたのは知っていた」と、作り置きを事実上、黙認していたという説明をしていることがわかった。

 県警は、院長が作り置きによって細菌が増殖、感染する可能性を認識していたかなど、さらに事情を聞く。

 捜査関係者によると、谷本院長は「点滴液の調合は看護師に任せていた。作り置きは知っていた」と話したが、看護師への指示は否定しているという。

 谷本院長は記者会見で、最近の作り置きについては知らなかったと説明していた。しかし、一部の看護師は「谷本院長は会見で本当のことを言っていない」と話していたという。

最終更新:6月18日5時23分

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