「筋トレ」や「ヨガ」などの運動が手軽にできる家庭用ゲーム機「任天堂・ Wii Fit 」の人気もあって、自宅でエクササイズに励む女性の数が増えているが、それに伴うケガや破損事故も増加していることが分かった。

「デイリー・メール」紙が報じたところによると、女性限定の損害保険会社「 Sheilas' Wheels 」では女性を対象に調査を実施。回答者のうち 2 ％が Wii のプレイ中にテレビを壊したことがあり、また、室内で運動する人の 20 ％がなんらかのアクシデントに見舞われたことがあると答えたという。そのうち最も多かったのは「家具にぶつかった」（ 30 ％）で、「筋肉を傷めた」（ 19 ％）、「ペットにつまずいた」（ 18 ％）、「頭を打った」（ 13 ％）といったものがこれに続いた。また、運動中に破損した物として最も多かったの「花瓶」で、２番目が「テレビ」だった。

調査元の試算によれば、自宅でのエクササイズ１回当たりの平均被害額は 6.55 ポンド（約 1,400 円）。英国内の推定女性人口から算定すると、年額 2,015 万 5,080 ポンド（約 40 億 3,101 万 6,000 円）が犠牲として支払われているという。

女性が自宅でのエクササイズを好む理由としては「手軽」（ 33 ％）、「スポーツ・ジムの会費が節約できる」（ 20 ％）などが挙げられており、時間とお金を節約するためにジム離れが進んでいることを示唆。さらに、エクササイズの方法としては、 Wii が流行する一方で、フィットネス用の DVD やビデオ、特にお気に入りのセレブリティが出演するものもまだまだ人気が高いことが明らかになった。

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