2008年 6月 17日 |
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保険金殺人・山崎死刑囚の刑を執行
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法務省は17日、香川県と宮城県で保険金目当てに知人2人を殺害し、死刑が確定していた男の、刑を執行したと発表しました。死刑が執行されたのはさぬき市の元工員、山崎義雄死刑囚(73)です。山崎死刑囚は知り合いの男と共謀し、1985年に宮城県仙台市で当時49歳の主婦の首を絞めて殺害、自殺に見せかけて保険金をだまし取りました。また、1990年3月には殺された主婦のおいの当時48歳の男性を保険金目当てに殺害し遺体を高知県の山中へ捨てたものです。山崎死刑囚は一審の高松地裁では無期懲役、二審の高松高裁では死刑が言い渡され、2005年に最高裁が高松高裁の控訴審判決を支持し、死刑が確定していました。
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廃棄弁当誤配達問題で業者に注意
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高松市の弁当業者が廃棄する弁当を誤って配達した問題で高松市保健所は17日、衛生管理の徹底を求める文書を市内31の弁当業者に対し送りました。この問題はJR四国のグループ会社で高松市の「高松駅弁」が製造してから1週間過ぎた弁当16個を市内8つの会社などに誤って配達したものです。廃棄する弁当を出荷する弁当と一緒に保管していたのがミスの原因で、この業者は今月12日、高松市保健所から改善策を講じるよう指導を受けていました。高松市保健所では再発防止策として製造、仕分けの工程で製品をきちんと管理することや廃棄する弁当の個数を記録して点検するなど衛生管理の徹底を求める文書を17日付けで市内31の弁当業者に対し送りました。高松市では給食に賞味期限切れのチーズが出されていて、食品に関わる業者のずさんな衛生管理が問題となっています。
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チーズから食中毒の菌は検出されず
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高松市の学校給食で賞味期限切れのチーズが出され、16人の児童が体の不調を訴えた問題で、チーズから食中毒を起こす菌は検出されませんでした。この問題は今月13日、高松市内の9つの小学校の給食に賞味期限を8ヵ月以上過ぎたソフトチーズが出され、これを食べた児童16人が腹痛など体の不調を訴えていたものです。高松市保健所が賞味期限切れのチーズを詳しく検査していましたが食中毒を引き起こす菌は検出されなかったということです。高松市の調査で今回の問題は納入した業者が廃棄処分するチーズを問題ないチーズと同じ冷蔵庫に保管していたため処分するチーズを誤って納入したことが原因とわかっています。高松市は業者に対し衛生管理の徹底などを指導していましたが、16日、2度目の立ち入り調査を行い、再発防止策を確認したということです。
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女児死亡事故の現場で交通安全呼びかけ
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先月21日、岡山市で9歳の女の子が乗用車にはねられ死亡した事故を受け、17日朝、事故現場で近くの小学校に通う児童らが交通安全を呼びかけました。先月21日、岡山市瀬戸町のJR万富駅近くの交差点で、9歳の女の子が乗用車にはねられ死亡しました。事故現場では、女の子が通っていた千種小学校の児童8人が、信号待ちで停まった車にチラシを配り、交通安全を呼びかけました。また、通学時間に合わせて交差点に保護者などが立ち、気をつけて登校するよう声をかけていました。警察によりますと、この交差点は交通量が多く事故が多発していて、こうした活動を通じて交通安全の意識を高めてもらいたいとしています。
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梅雨時期の危険を防止タイヤ点検
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梅雨の時期に増加するスリップなどの事故を防ごうと岡山市の国道で車のタイヤ点検が行われました。この点検は県内のタイヤ店の組合などが行ったものです。岡山市の国道53号線では組合員や警察官などが一般の車をとめタイヤの一つ一つを入念にチェックしました。今回、点検した126台のうち約2割にタイヤの溝がすり減ったり釘が刺さっていたなどの整備不良が見つかったということです。組合によりますと雨で路面がぬれるとブレーキを踏んでから停止するまでの距離が晴れている時と比べて約1.5倍にのびるということで、ドライバーに注意を呼びかけています。
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農林水産物の輸出を促進する会設立
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岡山のぶどうなど中四国の農産物の輸出拡大に官民一体で取り組む会の設立総会が17日、岡山市で開かれれました。会には中四国9県の職員や生産者団体、貿易関係者など約50人が参加しました。この団体は日本の食を海外にPRしようと農林水産省が各地の農政局で設置しているものです。政府は2013年までに現在の約2.3倍となる1兆円規模の輸出を目指しています。日本の農産物は栽培技術の高さが評価されていて、最近は東アジアを中心に輸出がのびています。特に、岡山のぶどうなど日本の果物は甘くておいしいと海外での売れ行きが伸びているということです。今後はこの会を通じて生産者同士の連携を深め、輸出拡大につなげていきたいとしています。
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備前市で海難救助訓練
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本格的な海のレジャーシーズンを前に、海難事故に備えた大規模な救助訓練が、備前市の日生港沖合で行われました。訓練には玉野海上保安部の職員や地元の消防署員、ボランティアで海難救助にあたっている漁師など約50人が参加し、ヘリコプターや巡視艇も出動しました。訓練は2人乗りの小型船が障害物に衝突し、1人が海に投げ出され、1人が船に乗ったまま漂流しているという想定で行われ、通報から救助までの時間短縮を目標に、参加者の役割分担と連携を確認しました。玉野海上保安部によりますと、去年、岡山県内で発生した海難事故は54件で、このうち23件がプレジャーボートやヨットなど、小型船によるものということです。
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新見市の放火事件、男性を不起訴
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今年3月、新見市で住宅など7棟が全焼し、1人が死亡した火事で、自宅に火をつけた放火の疑いで逮捕されていた76歳の男性が不起訴処分になりました。岡山地方検察庁によりますと、精神鑑定の結果、男性は犯行当時、心神喪失状態にあり、刑事責任を問えないと判断したということです。男性は17日、釈放されました。この事件では男性の自宅の焼け跡から79歳の妻が遺体で見つかっていました。
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岡山県議会一般質問
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岡山県の厳しい財政状況を踏まえた公共施設の見直しについて石井知事は、岡山市と勝央町にある農業公園、ファーマーズマーケットや倉敷市の水島サロンが対象になるとの考えを示しました。民間の施設とサービスが重なる事や、利用状況を理由に挙げています。3つの施設にはそれぞれ年間7000万円余りを県が出資しています。また石井知事は、1期4年間で4300万円出る知事の退職金についても削減の方向で対応すると述べました。
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まきばの館でラベンダー見ごろ
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岡山県美咲町の公園、まきばの館で早咲きのラベンダーが見ごろを迎え、訪れた人たちの目を楽しませています。標高およそ460メートルの高原にあるまきばの館。60アールのラベンダー畑には「セビリアンブルー」などおよそ7千株のラベンダーが植えられています。今の時期は濃い紫色の花をつけた早咲きの品種「早咲き3号」が見ごろを迎えていて、園内はほのかな甘い香りに包まれています。まきばの館によりますと今年は例年以上に花の色づきもよいということで、ラベンダーは今月20日ごろまで楽しめます。
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