鳩山法相は、17日の3人の死刑執行をめぐり、07年までの10年間で「約8年」だった確定から執行までの期間が大幅に短縮されたことについて、「たまたま従来より短くなっているということ」と強調。「被害者や遺族にとって無念この上ない事件だ。百何人という未執行者のなかで、慎重にも慎重な検討を加えたうえで執行した」と述べた。
今回の執行は、鳩山法相が議長をつとめたG8司法・内務相会議が13日に閉幕した直後で、国会も事実上の閉会状態。この時期の執行については「そもそもが正義の実現のためで、そういう事情は考慮の外にある」と強調した。