2007年10月1日(月)
コミニュケーション?
自閉症のグループの特性として、コミニュケーションが取りにくい。とある。
しかし、この言葉も「コミニュケーション」を勝手にカタカナ翻訳をして、
ほとんどの人(私も含めて)が、英米の医学界での意味を分かっていないのではないか。
厳密な意味について分かっていて、且つ適切な日本語で説明出来る人が居たら教えて欲しい。
実は、皆分かったつもりになっていて、誰も説明出来ない。(多分)
サイモン・バロン・コーエンの「自閉症とマインドブラインドネス」を始め
自閉症について的確に説明している書物の中では、
コミニュケーションの中で、どの様な事が苦手かを如何に理論的に説明するかが大命題であり、
誰も、簡単にコミニュケーションが苦手なんて言っていない。
しかし、誰かが意図的に、「コミニュケーションが苦手」とどこからか孫引きしてき広めたのだ。
「コミニュケーション」の内の「どの様なこと」が苦手なのかが明かでは無ければいけないのに、
「コミニュケーションが苦手」とすれば、
この世の中のほとんどの人が苦手になり、全員が該当者になる。
全員がそう思い込めば、全員が商売の対象となり、
一寸でも思い当たれば、思い当たった人が不安になって本を買う。
斯くして「花風社」の思惑はものの見事に当たり、「浅見純子・ニキリンコ・沢木あさみ・泉流星(この人たちはすべて同一人物の通名)」は商売繁盛なのである。
そこに、科学は無いのだ。