大阪市生野区のドラッグストアで商品に画びょうを混入したとして、大阪府警は28日、大阪市天王寺区に住む私立高校2年の女子生徒(16)を偽計業務妨害容疑で逮捕したと発表した。女子生徒がインターネットの自分のブログに「画びょうを入れた」と書き込み、その内容が匿名掲示板に転載されているのを店の従業員が見つけたことから発覚したという。
生野署の調べでは、女子高校生は今年2月中旬から4月25日の間、大阪市生野区のドラッグストアで商品のヘアワックスを開封し、画びょう1個を入れて店の業務を妨害した疑い。「友達とけんかして、イライラしてやった」と供述しているという。
ワックスを買った客から「画びょうが指に刺さった」とメーカーに問い合わせがあり、同店が4月28日に生野署に被害届を出していた。
女子高校生はブログで顔写真も掲載。ドラッグストアによると、匿名掲示板を見ていたアルバイト女性が同30日ごろ、この書き込みが転載されて話題になっているのを見つけ、同署に連絡したという。