大分放送局

2008年6月17日 16時57分更新

独のピアニストが高校生指導


ドイツ人の若手ピアニストが大分市の高校を訪れ、ピアノを学ぶ高校生に公開レッスンをしました。

レッスンが行われたのは大分市の県立芸術緑丘高校です。
この高校ではピアノや声楽などテーマを選び国内外のさまざまな音楽家を招いた授業を行っています。今回はドイツ人の若手ピアニストのマーティン・ヘルムヘンさん(26歳)が招待され、音楽科でピアノを専攻する2人の女子生徒が公開レッスンを受けました。
このうち2年生の新宅佐知子さんはショパンの曲を演奏しました。新宅さんは「最初はドキドキした」と話していましたが、落ち着いた演奏を披露しました。
ヘルムヘンさんからは「すばらしい演奏でした。もう少し腕の力を抜いて、自分のイメージを思い描きながら、演奏してください」とアドバイスを受けていました。
ヘルムヘンさんは自らも鍵盤をはじくなど身ぶり手ぶりの熱のこもった指導で、会場に集まったほかの音楽科の生徒も、楽譜に要点を書き込むなどしていました。
指導を受けた新宅さんは「イメージをつかむ大切さを学びました。学んだことをいかしてピアノに励みたいです」と話していました。