20年も前から庭木の剪定(せんてい)と草むしりにはまっているが、昨年から困っていることがある。昨年のちょうど今ごろ、フジとドウダンツツジを剪定中に猛毒の毛虫、チャドクガの幼虫に刺され、病院に駆け込んだ。今年は細心の注意を払ったのにまた同じ。左腕とおなかの半分が湿疹(しっしん)ですごいことになった。
かゆくてかゆくてたまらず、また病院へ。先生は去年と同じ女医さんだった。「ちゃんと長袖のシャツを着ていたのに」と話すと、女医さんは「チャドクガ以外に考えられません。首のところから入ったんですよ」。塗り薬がよく効いて、湿疹は5日くらいでウソのように消えてきれいになった。
梅雨の6月は、葉や草が茂っているとうっとうしくてたまらない。剪定や草むしりで、さっぱりきれいにした時の爽快(そうかい)感はやった人にしか分からない。やめられないし、やめるつもりもない。来年も、襟元まで厳重に守ってやるつもりだ。皆さんも気をつけて下さい。【森国郎】
毎日新聞 2008年6月17日 地方版
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