桜井淳所長は田中三彦氏の文献調査能力と技術力に不信感
テーマ:ブログ以下の内容は"水戸"からの情報です。桜井淳所長は、学問的立場が異なるため、田中三彦氏(1943年生まれ、1968年東工大生産機械工学科卒・バブコック日立入社、原子炉圧力容器の応力計算に従事、1977年退職)には、かかわらないようにしてきたそうです。四半世紀前、シンポジウムでひどい目に合ったことがあり(突然、バブコック日立の社内不祥事の独演会を始め、他のパネリストが口出しできないような反則技を使用)、それ以来、不信感が消えなかったそうです。桜井所長に拠れば、『世界』に掲載された田中氏の論文(「原発に隠されたもうひとつの欠陥」、2004.1)(社会科学では査読なしの論文はエッセーと呼ぶ)には、目を疑いたくなるような事実関係を無視した記載内容があるそうです。桜井所長は田中氏の文献調査能力と技術力を疑っているそうです。田中氏は、そのエッセーの中で、(株)日本製鋼が原子炉圧力容器を製造した実績に疑問を投げかけていました。しかし、桜井所長に拠れば、実績は、公開資料(原産会議『世界の原子力開発の動向』pp.118-119(2000)、http://www.jsw.co.jp/en/product/material/vessel/fabrication.html )に記載されており、ちょっと調べれば、誰にでも確認できるそうです。田中氏は、表面的には、高度の技術論を展開しているように見えますが、実際には、極めて初歩的な事実関係の確認すらしていないそうです。田中氏が原子炉圧力容器の応力計算に携わっていた期間は、わずか、約4年間ですから、企業内エンジ゛ニアのレベルであり、研究者ではないそうです。桜井所長に拠れば、原子力界では、そのくらいの実務期間だと、専門家とは、位置付けていないそうです。桜井所長に拠れば、田中氏は、運動論として、意識的に、重要な事実関係を削除して議論している疑いがあるそうです。『世界』に掲載されたエッセーだけでなく、浜岡訴訟の証言からもそのことが読み取れるそうです。