2007年05月20日

特急田中3号 第6話

昨日のメモリスティック紛失のショックがまだ冷めやらぬワタクシですが、観るものは見ております。

でもショックで名前が思い出せない。(←注:いつものことです)

あの御曹司、なんだっけ。

四年浪人したあげくに三流大学。二年留年?

数字が4,3,2と続いたんだから、今度は1がでるだろうよ。(←やけくそになってる)

親との食事だけであれだけ緊張するのだから、居づらい環境だったのだろう。
弟、かわいくないし。
母親が長男をかわいがるのも分かる気がする。
しかしさ、オーナーだったら個室で食事しろよ。

と、ドラマにやつあたり。

よくないね、こういうの。

というわけで、じーさんのアルバムシリーズは、今週はお休みさせていただきます。
 
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2007年05月18日

私たちの教科書 第6話

加地が副校長に籠絡。証拠も手に入らず、勤め先の法律事務所も解雇され、孤立無援の積木珠子。

婚約を契約といい、お互いのメリットで相手を選んだ。だから一度も好きだったことはない、という婚約者の瀬里。
だが、病院の中庭でのシーンは印象深い。
「きみは間違ってはいない」
瀬里の思いやりが徹底している。

さて、副校長の後ろ盾(というより虎の威)を得た加地は、職員たちともとけ込んでいき、ハッピーな教師生活を送る。
が、考えの基準が「自分」ではなく、「副校長がどう思うか」にすげ替えられていることに気がつかない。

いや、気がついているが、気がつかないようにしているのかも。

副校長にも刑務所に入っている息子がいるようであるが、いったいこの話、どこからどのように誰がつながっているのか皆目検討もつかない。

八方ふさがりの珠子に匿名で電話が入る。
相手は借金大王の体育教師。
「藍沢明日香を殺したのは、前任の担任」

糸口を見つけた珠子は問題をかかえる教師をひとりずつ引き入れ、証拠を掴むのだろうか。
 
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2007年05月15日

特急田中3号 第5話

ロマンスカーの旅。

いいねー。
一番前の席。
ワタクシも乗ってみたいよ。
でも箱根って中途半端に近いから、ロマンスカー乗るほどではない。
そういえば、20年ぐらい前の「金妻」で、中流家庭の板東英治は、新宿から中央林間に帰るのに、ロマンスカー使ってたな。

それにしても学生やハケン社員が、毎週いい旅行をしているじゃないか。
今回はタダとは言え、なんだかコレにも腹がたつぞ。

童貞をすてる旅行に、自分より廻りが盛り上がったんじゃあ、やる気も失せると思うのだが。
いくら「応援してるんだぜ」って言われてもね。

なんだかよくわからない展開だったが、友情を深めたということで、じーさんのアルバムから。

昭和も10年代になると重苦しい雰囲気になってくる。
上野駅は出征する人を送り出す見送りでごった替えし。
「ホームは混み合っているので御婦人や子供さんの立ち入りはご遠慮願います」なんて看板まで立っている。
祖父はどういうつもりで、この写真を残したのだろうか。
父はまだ幼いころだが、父の夭折した兄は、生きていたら学生のころ。祖父はこの人混みに、「長男が生きていたら自分はどう見送るのだろうか」と思ったのかも知れない。



出征1
















出征2
 
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2007年05月12日

私たちの教科書 第5話

昨日の夜、残業の席で後輩に仕事の連絡事項を伝えたところ、
「それ、聞きました」
とあっさり切られた。
気を取り直して、別の連絡事項も続けて伝えたところ、
「それも聞きました」
とばっさり…。

あれれ? いつ言ったんだっけ。全然記憶がなかった。

そして今朝、牛乳を飲み、コップとパックを片付けて身支度を整えた。
出かけに同居人が
「コップ冷やしてあるが、何か意味があるのか」
と聞いてきた。

「?」

冷蔵庫を開けると牛乳を飲み終わったコップが、でんっ と置いてあり、流しの上に牛乳パックが乗っていた…。

いやーショックだったね。いよいよ若年アルツかと思ったよ。
私たちの教科書の、先週の場面が脳裏に浮かぶ。

というわけで、第5話。

職員室でのイジメを受ける加地。
副校長の女だぬき雨木が着々と裏工作。
身も心もくたくたになり、思考回路が麻痺した加地。誰かのメモのおかげで、明日香の消えた教科書が出てくるのだが、生徒に「先生は藍沢明日香のことしか心配していないじゃないか」とののしられ、図星だっただけにショックを受ける。
そこに狙ったかのように女だぬき副校長が待ちかまえる。

「私たちは、生徒を守らなければならないのです」

心身麻痺状態の加地はまんまとその手管にはまってしまう。
あーあ、だから世間知らずの新米教師はだめなんだよ。こうやってまたひとり、女だぬきに忠実なロボット先生が誕生してしまった。

この加地を見ながら、中学3年の時の担任を思い出した。

思い出話におつきあい下さる方は、続きをどうぞ。
 
Posted by ontheseaofmoon2201 at 14:26  |Comments(0)TrackBack(0) | ドラマの感想文

2007年05月10日

風の隼人 感想文

先日、時代劇専門CHで「風の隼人」全28話が終了した。

うーん。

記憶というものは面白い。

ワタクシの記憶では月丸と綱手の最期が完全にショートサーキットしていた。
月丸と益休のシーンに綱手が割り込んだと思っていたのだ。
しかし、月丸は確か辻切りの相手を物色中に益休に出くわしたはず、つまり街中の場面のはずなのに、綱手の山の中で切られたシーンが脳裏に残っていた。

はて…。つじつまが合わない。

これが長年の疑問だったのだ。

あー、すっきりした。

ということで、全話の感想。
大人になって改めて観た総括

「小太郎、使えねー」

剣の腕は立つが、気負いばかり先に立ち、終ってみると何にも働いていない。それどころか、益休と庄吉に迷惑ばかりかけている。
家族が陰謀に巻き込んだのが斉彬の謀略だと知った小太郎は憤る。武士は捨ててやり直そうと諭す妹深雪や庄吉に対し、「おれは武士は捨てない! 薩摩は敵だ!」と言い放ち深く考えもせずに斉興公を暗殺。
結局は益満休之助が小太郎の身代わりになって薩摩追っ手に殺され、小太郎は武士どころか名前まで無くしてしまうのである。

喜界島に残した妻、千代を迎えに旅立つ小太郎。
たぶん、その後は京都に舞い戻り、新撰組にでも入るのかも知れない。

中学生だったワタクシは、最後のシーンで深雪の呼びかけに振り向いた小太郎の笑顔に声援を送っていた。
あれは、未熟者でありながらも何かしたいとあがいていた自分を小太郎に投影してたのかもしれない。
未熟者ゆえに、小太郎の苦悩やいらだちが共感できたのだろう。

しかし大人になってみると、あの青臭さに辟易してしまう自分がいる。成長したのか、それともすれてしまったのか…。

小太郎の描き方が原作と大きく違っているのは、ドラマ的には仕方ないことなのかも知れない。
原作の小太郎は、もっとストイックである。
そして頭の切り替えも早く、これからは金だ!と180°も考え方を変えるのである。

さて、綱手。

月丸に拐かされたり、体を売ろうとしたり、目が見えなくなりと、美人なのに不幸がつきまとう。
益休に求婚され、割り切れない思いを抱きつつ、幸せになろうと思う矢先、母七瀬が牧仲太郎に遭遇。夫の仇を討つが月丸に切られてしまう母。
目が見えない綱手は、母を切ったのが月丸と知るが、
そのまま月丸に連れ去られてしまう。
月丸への思いと父母の仇である事への憎しみに揺れ動く綱手。
月丸はお由羅狙撃の下手人(小太郎)の妹である綱手と薩摩藩にとどまれないと感じ、綱手を連れて江戸屋敷を出奔。5年の月日が流れる。

京にのぼり、生活の為に辻斬りまでするようになった月丸。
そこに益満が現れ、月丸は益満の一撃を受ける。綱手の居場所を言い残し、腹を切って自害。
北山の山中のあばらやで綱手を見つける益満。しかし、益満が斉彬の命を受け、小太郎を消そうとしていることを知っている綱手は心を許さない。
綱手はこの5年の間に月丸との夫婦の絆を深めたのだろう。もう迷わない。そんな決意が綱手にはあった。

27年前の放送当時、ワタクシはちっとも益満を理解していなかった。
月丸の方がずっと純粋だと思っていたのだが、今では「純粋だけではダメだな。男はやっぱり大望と才気がなくては」と益満を応援していることに気がつく。

そんなこんなで噂を聞きつけた小太郎が、綱手を探しにやってくる。
そして、益満と対決。

お互い憎からずおもっているくせに、男というのはメンツだとか体面だとか(同じ意味か)意地だとかで刀を合わせてしまう。

そしてその場に割り込む綱手。

綱手は益満に切られたとずっと思っていた。
あれは小太郎の振り払った刀が当たったのだ。

「傷は浅い」という益満の手を振り払い、里まで綱手を背負って急ぐ小太郎だが、そのせいで綱手を死なせてしまう。
本当に使えないヤツである。

綱手が「許して…」とつぶやきながら、小太郎の背で息を引き取る場面。涙無くしては観られませんでしたね。


そして深雪。

庄吉の献身的な態度に心を寄せ、「わたし、庄吉さんと夫婦になります」と兄小太郎に宣言。
原作はそこまで書かれていないが、いずれはそうなったであろう。もうじき身分制度もなくなるわけだから。
自分を見失わずに強くしなやかに生きる女性を名取裕子が好演。見事でした。


いやー、おわりました。

いいドラマは、何年経ってもいいですな。
 
Posted by ontheseaofmoon2201 at 13:07  |Comments(2)TrackBack(0) | ドラマの感想文

2007年05月06日

特急田中3号 第4話

田中一郎、めーてること照美クンを悲しませない為に、つかなくてもいいウソをついてしまう。
照美君の彼(名前忘れた)には、新たな女の影が。

彼と田中一郎では、比べる対象にもならないだろうが、たった2〜3時間の距離を「遠い」なんて言っているようではまだまだ修行がたりんぞ、彼。

ワタクシ、学生時代の通学時間、片道2時間半であった。夜は10時過ぎると終電がないので、友達の寮とかゼミの教室に泊まる日々。銭湯も近くにあったしね。一方遠距離通学にも利点がある。ほとんどのレポートは電車の中で仕上げられた。エヘン。

それにしても駅名しりとりに駅名グリコかぁ。
あんまりやりたくない。
あ、誰もヤレとは言ってませんですな。

女子も女子だ。
会社の課内旅行について行ったということは、宿も取ったのでは? それをほおっておいてまた鉄チャンたちの宿に向かうというのは、社会人としてどうなのよ。(ハケンだろうと)仮にも相手は会社の上司にあたるんだからさ、礼儀ぐらいわきまえなくてはならんよ。

照美クンの気持ちがこの先田中一郎に向くのは間違いなさそうだが、あとまだ6話。どんな盛り上がりを見せてくれるのだろうか。


さて、シリーズ「じーさんのアルバム」で、上野駅ばかりを2週お届けしたが、ウチのじーさん、東京鐵道教習所なるものを卒業したと同時に、上野駅の臨時電信係に配属され、その後たぶん終戦まで上野駅に勤めていたので写真を入手できたのではないだろうか。
それにしても、臨時ってなんだろ。


↓ 日暮里にあったらしい東京鐵道教習所の卒業証書
  個人情報保護のため、氏名は「清」の一字を残し、あとは消させて頂きました。


鉄道訓練所 卒業証書

















↓ 上野駅の辞令


上野駅辞令
 
Posted by ontheseaofmoon2201 at 21:46  |Comments(2)TrackBack(1) | ドラマの感想文

2007年05月05日

私たちの教科書 第4話

積木珠子は自分の過去を清算するために裁判を起こそうとしているのか…?

明日香の父親を捜し出し、原告になるよう要請する珠子。…しかし。

若年アルツハイマーと診断されるというのは、どのような恐怖なのだろう。
自分を捨てたわけも、娘を捨てた訳も知った弁護士珠子。

でも、弁護士の卵だったのなら、まず、明日香の祖父に明日香を引き取るように打診できたのではないだろうか。明日香の祖父がだめなら、母方の親戚とか。
養護施設はその後でも良かったような気がする。

その分の償いもあるから裁判をおこそうとしているのか?


ま、珠子のことはこのへんで切り上げて。

加地センセ。

あーあ、注意が足りないよ。
学校を訴えるという弁護士とそんなに頻繁に会うなら、もっと別の方法を考えなくては。

熱血教師加地に、周りの教師も触発されていく。
でもさ、磁石で画鋲を拾うのも、頭の良い方法では亡いと思うけど。
上だけすきとってふるいにかければいいではないか。
時間も人手も少なくて済む。
人間生き抜くためには知恵が必要だよ。
だいたい2回もやられたら、これ警察モンでしょう。
明らかに悪意のあるイタズラなんだから。
学校の部外者かも知れないし。

でも副校長はやはり事なかれ主義のタヌキ。
学校内に警察は入れたくない様子。
その副校長の本性がようやく現れてきたようである。

問題がなんにも解決されていないのに、さらに問題がわき起こる。
そらそうだ。
タヌキ副校長が、学校の問題を解決しようとはしていないのだから。

積木珠子、タヌキ副校長とどのように戦うつもりか?
 
Posted by ontheseaofmoon2201 at 16:04  |Comments(0)TrackBack(1) | ドラマの感想文

2007年04月28日

特急田中3号 第3話

この田中一郎。

どこか親しみを感じる…。

んん?

ああ、ワタクシの中学時代からの友人に似ているのか。
女子を「くん」づけで呼び、自分に揺るぎない自信を持つ、憎めないヤツ。
今でも交流を続けているが、性格は中学時代から全くかわらん。

そんな田中一郎も「めーてる」の為に身を退くのだが…。


さて、話は変わって鉄チャン。

各駅停車の旅を好み、駅施設は使い倒す。時刻表は2冊持ち、開けば即座に始まる脳内旅行。
メジャー、ファイル、チャック付きビニールは必ず常備。いかなる鉄モノも逃さない。


…ついて行けん……。

いいのか、女子。
顔や金は一時的なもの。
いずれ彼や旦那の「鉄ぶり」に嫌気がさしはしないのか?

ま、それは鉄チャンだけに限らないのだろうけど。


↓は我が家に残る、国鉄マンだったじーさんのアルバムから。

昭和7年竣工の上野駅。
手前に都電車と地下鉄の入り口。黒塗りの車がズラリ。

竣工上野駅(外観)

















竣工したばかりの上野駅のホームを離れて行く汽車。どこへ向かうのか…。

竣工上野駅(ホーム)
 
Posted by ontheseaofmoon2201 at 22:24  |Comments(0)TrackBack(1) | ドラマの感想文

2007年04月27日

わたしたちの教科書 第3話

証拠保全のために裁判所を動かした積木珠子。
明日香のカバンからは教科書とノートが消えていた…。

「中味は?」
と副校長に冷静に訪ねる珠子だが、副校長は一言、

「わかりません」

とんだタヌキである。

学校の崩壊を、知らぬ存ぜぬでしか防ぐ術を知らないようである。
このまま波風たてずに時が経てば、やがてイジメもなくなり、元の学校に戻るとでも思っているのだろうか。

明日香の友達を見つけ、イジメの真相を探る珠子。
友達もかつてイジメに遭っていたことを告白。

しかし、本当にそうなのか?

彼女が真犯人ではないのか?
ピアニスト向きではない手を持つ自分へのストレスを他(イジメ)で発散していたのではないのか?


まるでサスペンス劇場のような展開である。

誰もが本心を明かさない。
たったひとり、熱血新米教師の加治を除いて。

加治もまた、わかりやすい罠に陥る。
果たして彼は、熱血を捨て保身に走るのだろうか。


来週は珠子の元ダンナが登場。
原告にしたて、裁判を起こすようである。


珠子の心理が一番わからん。
一度捨てた子供だぞ。
死んでから拾うのか?
そんな罪悪感を持っているようにはどうしても思えないのだが。

暗く重いドラマだが、なかなか目が離せない。
 
Posted by ontheseaofmoon2201 at 19:38  |Comments(0)TrackBack(3) | ドラマの感想文

2007年04月22日

風の隼人 途中経過

あれだけ騒いでなんの感想も書かないのは、どうだろうか。と、ふと思ったので、ここで途中経過報告を。


みな若い。
でも、あの当時の彼らよりかなり年をとってしまったワタクシだが、見ているときは中学生に戻っている。
綱手は相変わらずキレイなおねーさんなのである。

その綱手だが、以前は月丸と深い関係になり仙波家の情報を漏らすなど、「浅はかな!」と思っていたのだが、改めて見ると
「月丸に怪しい術をかけられたな」
と推測できる。
あれほど益満を好いていたにもかかわらず、なんの抵抗もないまま月丸と関係を持つようになるとは思えない。
本人も言っていた。
「どうしたのでしょう。こんな気持ちになるなんて自分でも不思議」と。
ま、最後には本気で好きになるんだろうけど。
ち、月丸のヤツのどこがいいんだか。

一方月丸の綱手に対する執念も普通ではない。
「おまんはおいの女じゃ」
現代ならストーカーである。

深雪演じる名取裕子は、綱手のような儚さはない。どちらかというと凛々しい。
操を捨ててお由羅に立ち向かい、また単身大阪まで旅をする、気丈な娘である。

原作とは違い、調所笑左右衛門がお由羅に恋していたというエピソードに少し泣けた。
薩摩を守るために毒をあおった調所。
薩摩にとっては斉彬が悪であり、日本にとっては斉彬はなくてはならない人物だった。
という構図が原作よりもわかりやすく描かれてる。

さて、ここに来て、益満休之助が姿を見せない。
どこで何をしているのか。初めのころの精悍さが抜けて、だんだん現代の西田敏行に近づいているようにみえるのだが、制作中に体重増えたな、益休。

姿を見せないといえば、お由羅の息子、久光が全く姿を見せない。最後に出てくるのか? 全然覚えがない。

改めて思うのは、富士春演じる加賀まり子の美しさ。
今リメイクするとしたら、松雪泰子だろうな。
すると、綱手は上戸彩。深雪は石原さとみか?


と、こんな感じにとりとめのないままで、途中経過でした。
 
Posted by ontheseaofmoon2201 at 13:35  |Comments(2)TrackBack(5) | ドラマの感想文

2007年04月21日

特急田中3号 第2話(?)

昨夜少し早めに帰り、テレビを付けたらコレをやっていた。初回も、第二回の前半も見ていないが…。

イチローと田中真紀子のストラップを付けたケイタイを栗山千明に渡し、
「これをおれだと思って…」
つまり、主人公田中は田中一郎という名前らしい。

彼の風貌や言動は、どこかのマンガ家ドラマの寺島進が演じていた編集者とよく似ている。
そして、同じ「田中一郎」ときたもんだ。

これは、ひょっとして、同一人物かっ?

ヒミツの花園に出てきた編集者「田中一郎」が出来るまで、のサイドストーリーを他局がドラマ化?


……どうやら、別の話らしい。


テツこと鉄道マニア(というのか、鉄道ファンというのかは知らんが)が登場する話らしい。

これを本物の鉄道ファンが見て楽しんでいるかどうかは疑問であるが、素人のワタクシにはわかりやすい話みたいである。

実はウチの祖父は国鉄マンであった。
その息子の父は鉄鋼マン。
鉄好きの親子である。

その祖父の遺品をこないだ整理していたら、面白いものが出てきた。

 ・国鉄時代の鐵道教習所の卒業証書
 ・昇給辞令
 ・震災前の上野駅の写真
 ・竣工したばかりの上野駅の写真
  などなど
 
祖父がかぶっていた駅帽も出てきたよ。
 
ということで、今回は写真付き。

↓は震災前の上野駅 


震災前上野駅 外観














震災前上野駅 線路
 
Posted by ontheseaofmoon2201 at 12:56  |Comments(0)TrackBack(0) | ドラマの感想文

2007年04月20日

わたしたちの教科書 第2話

あ、もと旦那の連れ子だったんだ。

で、ネグレストの末、児童養護施設に…。
なるほどね。
欺された、なんて言っていたが、結婚前に相手のこともっと調べるだろうに。
それさえも出来ない何か問題を珠子自身がかかえていたのだろうか。

菅野美穂が優秀なのだろうけどやさぐれ弁護士、積木珠子を好演。
熱血だけど人生経験ゼロの教師加地耕平の伊藤淳史との温度差が面白い。

裁判所を動かした真意はなんなのだろうか。

ただの疑似母子愛ではあるまい。

事件を公けにし、自分の名声を上げるためか?

一筋縄ではいかない学校のウチとソト。
まだまだこれから問題が起こりそうな気配である。
 
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2007年04月16日

冗談じゃない 第1話

これも見続けるかわからんが、とりあえず第一印象を。

大竹しのぶが中村メイコに見えてしょうがなかった。


挨拶に来た織田を囲む食事の席での会話は、まるで昔の男を娘に取られて嫉妬する母親、てな感じ。

キツイっすね、冗談ヌキで。
 
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わたしたちの教科書 第1話

思った以上に暗く重いドラマだった…。

え? 初回でもう準主役がいなくなるワケ?

見なきゃよかった…。
と言っていても仕方ない。腹をくくって見続けることにした。

弁護士の菅野を訪ねる中学生藍沢明日香。
イジメを表面化させないクラス。
それぞれ自分の問題を抱える先生たち。
事なかれ主義の副校長。

パズルのような各々のストーリーが、今後どう係わっていくのだろうか。

弁護士の菅野美穂は、藍沢明日香の母親だったことが明らかになるのだが、どうやら16で産んだらしい。

「これって、14歳の母のその後ってことか?」

やっぱり気が重たくなってきたよ。
 
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2007年04月09日

07年の春ドラマってどう?

春ドラマがまだ始まらないので、定期的なネタがない。
しかも今年の春ドラマ、いまいち食指が動かない。

織田と大竹しのぶが元恋人ってどうなのよ。

とか、

パパと嫁に行きたい娘の話ったって、年代的にはパパに近いし、娘は当然いないし…。

とか、

今さら「生徒諸君」もナー。

とかとかとか…。

唯一、菅野美穂の「わたしたちの教科書」はどうかな、と。あんまり暗いと見る気なくなるけど。

「新サラリーマンNEO」とCSの「風の隼人」
の感想書いても、かなりマニアックだし。

お勧めってあります?
 
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2007年03月25日

07年冬ドラマ総評

今年の冬ドラマは見ている番組が多かったので、またまたエラソーに総評など。


ヒミツの花園

軽いタッチのコメディで楽に見ていられた作品。
細かく見れば見るほど、小物や衣装や背景に凝った設定になっているが、ストーリー自体は至極単純と、肩肘はらずに笑えたところが良かった。
池田鉄洋演じるオサムが個人的に大受けだった。


ハケンの品格

途中で感想書くの止めたが、ドラマ自体は最後まで見た。が、最後まで大前春子が好きになれなかった。
優秀なのだろうが、ああいう人間がいる職場は最悪。終いには「ああ、また言ってるよ、この人」とあきれられる。だから三ヶ月しかいないのか。


拝啓、父上様

派手さはないが、じんわりと心に残ったドラマだった。
橋田壽賀子の「渡る世間に鬼はなし」の脚本を倉本聡にかえると、こんなドラマになる。と言う印象をうけたのはワタクシだけだろうか。
各々のセリフが心に残る。


演歌の女王

うーん、期待をうらぎり盛り上がりにかけた。
女王の教室のイメージを払拭しきれない中途半端な演出が敗因か。
ダメ歌手ならダメでいいのだが、そこまでダメ人生にするなら最後に一発派手に逆転させたほうが良かったような。
人生の成功は舞台じゃない、というメッセージはわかるのだけど「現実はそんなに甘くないよ」と言われているようで、なんとも消化不良を感じさせたね。


華麗なる一族

家政婦シリーズで、おちゃらけた感想を書きつづったが、今クールの中ではもっとも骨太なドラマだったと思う。
素直に見られなかったのは、鉄平が父と同年代で、そして同じ鉄鋼業界にいた、ということに起因する。
経営者側と社員側という立場の違いがあるのだが、職を失った父は、失意を味わいながらも生き続け、ワタクシ達を養ってくれた。だから鉄平の自殺だけは納得できない。山崎豊子は主人公を自殺させることが多いが、それってどうなのよ。


ハゲタカ

NHK土曜ドラマ6回シリーズ。
「日本はバブルのツケを未だ払っていない」
かつて貸し渋りをしたために工場経営者を自殺に追いやった元銀行員。その銀行員が転職して外資系ファンドで手腕を振るい、不良債権を抱える日本企業を買いたたいていく。
見応えのあるドラマだった。元銀行員鷲頭を演じる大森南朋の存在がすごい。やさしいお兄さんの癒し系を演じることが多い大森南朋が、冷徹な買収を繰り返すところなんか、鳥肌たったよ。
これぞNHKドラマ。堪能しました。


ということで、まったく感想を書いていなかったダークホースの「ハゲタカ」を今クールのトップとしました。
二位は「拝啓、父上様」
三位は「華麗なる一族」でしょう。

特別賞に「ヒミツの花園」を。
 
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2007年03月23日

拝啓、父上様 第11話

自分の父親は誰なんだ。

悩む一平のもとに、雪乃が訪れ
「津山さんが父親ではない」と断言。
しかし一平はその言葉もはねつける。
「うそだね、あんた、今つくってんだろ」

そうきついこと言えるのは、一平君、あんたが雪乃の子供だからだよ。
母親だからそういう言い方が出来るんだ。
女将さんや、おじょうさんや、ましてナオミさんにはとてもそんな言い方できないだろう。
つまり、一平はまだまだ母親に甘えているのである。

一平はよほど皆に愛されているのだろう。
なんだかんだと皆に世話をやかせ、結局はナオミに会う決心をする一平。

雪乃が津山に「貴方の子供として産んだの」という心情。
雪乃が決して一平の父親を言わない訳がわかった。
言ってしまえば一平は津山の子供ではなくなってしまうからだ。「津山の子供ではない」と言いながらも、雪乃は父親の名を明かさないことで、いまでも一平を津山の子と思うことが出来るのである。

本当は誰の子だっていいと思っているんだろうけどね。一平さえいてくれたら。

女将さんが千葉の養護施設に移る。本当のまだらボケが始まっているようで、見ている方は辛い。
そして神楽坂も解体が進んでいく。

まちが姿を変えていく。
それは仕方のないことだとワタクシは思う。
もちろん保存するのも大切だが、保存は保存で多大な維持費がかかるののも事実でなのだ。
ましてや負債があるなら尚のこと。

そこに自分の歴史がある以上、壊れるのを目にするのは辛い。悲しいけれど、それが現実である。
それを淡々と描いた静かなドラマだった。
 
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2007年03月21日

ヒミツの花園 第11話

四兄弟それぞれの道をゆく…。


ワタルは画家

オサムは少年漫画

サトシはマネージャ

ヒナタは海外留学


やりたいことが職業にできるのは、ごくわずか。
それでもその道を選ぶ四兄弟。

ま、財産はあるからね。三男が財産管理をすると言っていたが、ある程度増やしていかなければ、あのマンションだって維持できまい。
ここは三男が財テクにはまり、また貧乏へ逆戻り。

なんて続編をやってもらいたいものだ。

このキャラのなかで、なんと言ってもオサムが光っていた。
次に田中ちゃんだろうか。
そして亮子。

なんだか変人の順を言っているようだ。
ワタクシの好みの基準は、「変人ぶりをいかに発揮しているか」というところなのか?
亮子のセリフがいいね。

「全然違うわよ。ツキヤマは女だけど、ガッサンは山じゃない」

今まで「山」扱いされていた月山もワタルに手を捕まれ「側にいてほしい」と告知される。 ん? 告白されるの間違いでした。


ドラマとしては面白うございました。

楽しかったよ。火曜日の夜中は。
 
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2007年03月20日

華麗なる一族 第10話

家政婦は見た! 万俵家の裏側 7

悲しい結果になってしまいましたわね……。

でも、こう言ってはナンですけど、この顛末を一言で言えば、

嗚呼、勘違い

ってことですわよね。

ここの家の方達ったら、そそっかしい上に思いこみが激しくて。

旦那様は、先代の敬介さまのお茶目な行動に不信感を抱き、自分には懐かない巨大鯉の将軍が、鉄平ぼっちゃまには懐くことだけで、敬介さまのお子だと勘違い。

奥様の寧子さまは、敬介さまには何もされていないのに、裸で寝かされただけで「やられた!」と思い込む。

鉄平ぼっちゃまは、ご自分の血液型をずっとA型だと…。(ま、これは仕方ないことなのでしょうけど)

他の皆様だって、何の証拠もないのに、ご両親の思いこみを鵜呑みになさるお人良さ。

「お兄さんを殺したのは、ぼくとお父さんですよ」
と銀平ぼっちゃまが言っていたけれど、その通りだと思いますよ。

銀平ぼっちゃまが、あの巨大鯉のロボットなんて造らなかったら、旦那様だってあそこまで思い込まなかったでしょう。

裁判取り下げのうえ、旦那様から「おまえが生まれ来なければ良かったと思った」などと言われた、失意の鉄平ぼっちゃまが、あの将軍に向かって石を投げていた、という話を聞いて、私、涙がでましたわ。

ああ、もうっ。あのとき私が休みなんて取らなければ、鉄平ぼっちゃまが庭にいらしていることを皆様にお知らせできたのに。
あの日はついこないだ雇った通いの家政婦ヨシコさんしかいなくて、このヨシコさん、鉄平ぼっちゃまのこと知らないもんだから、てっきり不審者だと思い込んで、窓にカーテンをひいてしまったらしいの。
鉄平ぼっちゃま、誰にも気がついてもらえず、夜までベンチに座ってらしたとか。

ほんとうにおかわいそうな鉄平ぼっちゃま…。


あの…。

私、ずっと不思議に思っていたのだけど…。

どうも万俵家の皆様の会話の端々に、腑に落ちない点があると思いません?

一番不審な行動をとっていたのは、つるの屋の女将、志乃さん。
なぜ、実子の芙佐子さんを養子としたのか。

先代の敬介さまに知られたくなかった? ってこと?

そう、実は、敬介さまにはお子様がいらっしゃらなかったの。

大介さまは縁戚からの養子だったのよ。

だから大介さまが手を叩いても将軍は現れなかったし、何より血の濃さを大事にしていた。

「おまえはやっぱりじいさんの…」
「お父さんと血がつながっていたら、こんなことしかなったはずですよね」
「芙佐子は敬介さんの娘。敬介さんの息子かもしれない鉄平さんと付き合うことだけは避けたかった…」

どれが誰のセリフかわかりますでしょ。
とくに志乃さんのは、まるで鉄平ぼっちゃまが大介さまのお子様だったら、付き合ってもいいみたいな感じでしたわ。甥と叔母の関係だというのに。

志乃さんが芙佐子さんを養子として扱ったのは、あれは敬介さまに芙佐子さんをとられたくなかったからなの。
でも敬介さまは芙佐子さんが自分のこどもであることを知っていた。だから鉄平ぼっちゃまを芙佐子さんに引き合わせたのよ。
そして、芙佐子さんと鉄平ぼっちゃまが万俵家を継いでくれることを望んでいたの。

つまり、思ったより出来がよくない大介さまを廃して、自分の子供である芙佐子さんに万俵を名乗らせたかった。
親であるなら当然思うことかも知れません。
おまけに鉄平さまは敬介さまの目に叶う才能をおもちだったのですから。

敬介さまは自分が死んでも上手くいくと思ったでしょう。でも志乃さんは万俵よりもつるの屋の方が大事。相子さんと共謀して二人の仲を裂いたのよ。
そうでなくては、話が通じませんもの。

ああ、最終回だから、すこしながくなってしまいましたね。

では最後に。

私、万俵家に長く勤めましたけど、解雇を覚悟で言わせてもらいます。


鉄平ぼっちゃま。

あれしきのことで自殺するなんて本当に自分勝手で卑怯ですわ。

「自分がいなくなれば、忌まわしい家族の闇も消える」
なんて、そんなことあるわけないではないですか。

だいたい、鉄平さまが死ななくても、帝国製鉄がきちんと炉に火を入れて工場を再開させるし、後少しで竣工の高炉だってちゃんと完成させます。
そのための会社更生法なのですから。

手紙にいろいろと理由を書き連ねていましたけど、
結局はみんなの為なんかではなく、
自分が死にたい理由をこじつけているだけ。

あなたの孤独と苦しみは決して他人にはわからない。
でも、あなたが自分の命を絶つことで、早苗さまや太郎さまがどれほどの闇を背負うか、わからないなんて、鬱状態だったにちがいありません。そうでないなら金持ちのエゴもいいとこですよ。

ああ、腹の立つ。
みんなが生きるのに精一杯だったというのに。
何が「弾は一発だけ。男らしい死に方でした」ですか。
切腹でもあるまいに。
自殺に男らしいもなにもあるものですか。
言うなら
「よほどの覚悟だったのですね」
でしょう。

とは言っても、私も人の子。
棺桶に縋って泣く旦那様の姿には、心を打たれましたとも。

あの手紙が早苗さんが書き足したものでないのだとしたら、の話ですけど。
 
Posted by ontheseaofmoon2201 at 00:14  |Comments(0)TrackBack(5) | ドラマの感想文

2007年03月18日

演歌の女王 第10話

女王の教室で使われていたあの学校、耐震改修が終わったようですな。

そしてあの女王の教室で出てきた秀才君も教室に居たのだが、結局彼は出てきただけ。
女王様の教えを実現するのか?と内心期待していたのに、貞子が一人で頑張っていじめっ子達をはり倒してしまう。

自分を捨てに、雪山に向かうひまわりだが、強靱な体力が故に、二日間雪に埋もれていたにもかかわらず、やっぱり自分で解決して下山。
(ヒトシから電話をもらうが、あれはなんか意味がなかったような…、つか、よく電波が届いたな)

結果的になんだったんだ?


といのが感想。


最後のシーンは、あれは紅白に出られた、ということなのか?

最後まで盛り上がらないドラマでしたな。
 
Posted by ontheseaofmoon2201 at 11:47  |Comments(0)TrackBack(5) | ドラマの感想文