2008年2月15日(金)
ＳＡＭと自己意識
人間の発達（自閉症）に興味を持つと、ＳＡＭからは切っても切れない。
それどころか、人間そのものを考えるのにも、自閉症を考えるにもＳＡＭを起点とすればすべての説明が付く。
しかし、その説明はなかなか難しく、簡単に分かるモノではない。
同じ内容でありながら、何とか語り口を変えることで、私自身もまた一から勉強しなおしてみよう。
人間が生まれたときは、まだしわしわの猿のようなものだ。
それが何処で人間に変わるのか。
人間の発達については多くの研究者が素材を提供してくれる。それを理解する事で、初めて自閉症も理解出来る。
子犬でも、子猫でも、小猿でも鏡を見ると不思議そうにする。時には鏡の裏側に回り込みそこに何かが居ないか探す仕草をする。
人間でも同じ。
１８ヶ月前の幼児は未だＳＡＭが芽生えていないので、動物と同じ反応をする。
ところが、２２ヶ月を過ぎた幼児の鼻の頭に気付かれないように色を付けると、鏡を見て直ぐに自分で拭こうとしたり、親にとってとせがむ。
これを、「自己の確立」という。自己を確立するには、ＳＡＭがいるのだ。
自分が目で見た世界だけなら、自己（自己意識）は存在しない。
小猿を始め動物は自分が見ている世界だけだ。
ところが、その世界を「見ている私」と「同じモノを見ている母」そして、「一緒に見ている私と母」この状態を知るにはＳＡＭが無ければ理解出来ない。
１８〜２２ヶ月でＳＡＭが芽生えると、まず、自分の存在に気付く。
そして、自分に名前があることに気が付く。自分に名前があるように、モノにも名前があることに気付く。
だから、１８ヶ月〜２２ヶ月を過ぎると突然言葉（名前、単語）に目覚め、語彙が豊富になるのである。
この時点で、自閉症はＳＡＭが芽生えない為に、言葉の持つ重要性、必要性を全く感じないから、「言葉の遅れ」が見られる事も、
上記の定形発達の発達手法を見れば非常に納得が行くと思う。
ＳＡＭを持つ定形発達の子供が、自分に名前があり、物に名前があり、言葉で相手と意志を疎通できると知ったとき、
自閉症は、親や他の人間が発する言葉が、コミニュケーションの道具だとは気が付かず、全く興味を見せないのである。
知的な遅れを合併するグループはそのままであるが、知的に遅れを持たないグループは、さすがに毎日同じ鳴き声を発する奇妙な動物を自分の「親」と言う物であると「察し」
いつもこちらを向いて鳴く声を覚え、それが「自分」の事であると「察する」のである。
２歳から４歳と大きく遅れながらも、言葉らしき物は記憶した。
その使い方も簡単には覚えた。
しかし、人間には言葉で表さない言語（これのことをメタ言語という）を大変多く用いるが、
その言葉で表さない言葉まではとうていマスターできず、家族の中でも一人仲間を「察しない」動物がそこに誕生したのである。
自閉症、つまり私は、人間の格好をした動物なのであーる。
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Ｃｈｉｐ
: 2008年2月15日(金) 09:51
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2008年2月14日(木)
はじまり
あまりの忙しさに、頭の中の回路がハングアップしてしまい、ノーマルの状態になかなかなりません。
しかし、日は登り金は消えていく。
今は未だ頭の中で準備が出来ていないので、本日夜半、或いは
明日より書きましょう。
頭の中にため込んだすべての知識を出しましょう。
果たして何人が脱落し、何人が残るか。
誰も残らなかったりして。
それでもいい。私は書きます。 ７２�丱轡優泪好魁璽廖…饗膾遏ー―喫�映こうご期待
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Ｃｈｉｐ
: 2008年2月14日(木) 10:41
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2008年2月10日(日)
いそいそ
先週は本当に忙しく、風呂にも入らず働いていた。
幸い納期が延びて、人質にはならなかったが、その代わり毎日深夜まで働いてしまった。
この忙しさも、一応一服。
今日は休みで明日最後の調整、テストランに入る。
さすがの私も自閉症の事を考える余裕もなく、しかし時々議論しながら飯を食ってたりしていたが、
これといった書き出しも浮かばず、本日は近況報告のみとさせていただきまーす。
我が家はインターネットラジオステーションの音楽を流しながら仕事をしているのだが、
今日久しぶりに自分の机で、この音楽を聴いている。
やれやれ。
人生いろいろ。
食わなきゃならないし、てーへんだ。
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Ｃｈｉｐ
: 2008年2月10日(日) 05:12
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2008年2月2日(土)
忙しい
ついでに、忙しいのは全く変わらず、納期が少しずれ込んだだけで、相変わらず。
納品に機械と一緒に工場へ行って、そのまま帰って来られない場合が多々ある。
これを我々は、「人質」と言っているのだが、
この分だと人質になりそうなので、さらにブログは不定期となるかも。
休みでもご心配なく。 Ｃｈｉｐ・ＹＡＭＡ
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Ｃｈｉｐ
: 2008年2月2日(土) 17:24
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自己 自己意識 ＳＡＭ
自分の存在、自閉症、「自分」について考えると、人間の成り立ちについて考えざるを得ない。
すると、動物の状態である乳児から、人間へ変化する様について考える。
こうして初めて自閉症のなんたるかの端緒に辿り着けたような気がする。
これまで、これを読む人がどの様なレベル、どの様なバックボーンを持って、
どの様なスタンスでこれらを読むか分からないので、かなり自制していたつもりだったが、
書くことで、自分自身の理解が深まる事が分かったので、自分の為に、
今月は、「自己」について書き始めようと思う。
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Ｃｈｉｐ
: 2008年2月2日(土) 09:50
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2008年2月1日(金)
コメント
定形発達と自閉症の溝は想像以上に深く広い事が分かった。
そうであれば、その定形発達の上に変質者とくれば、それはそれは、それこそ「異星人」だ。
ところが、その変質者がまとわりつくんだな。
実は、それは子供時代からで、どうにも嫌でしょうがないヤツが、私の真似をし私に絡む。
嫌で嫌で、逃げ回っていたが、まとわりつくのでほとほと困った思い出がある。
コメントも同様で、クソチンコが、他人に化けて色々書き込みをしてくる。
事情を知らない人がこれを読んだら、私の「妄想」と一笑に付されるのだが、
これは、まあ私の世界、私のブログと言うことで許して貰いたい。
幸い、どんなにクソチンコの事を言っても、サポーターから文句は出ても、本人からは一切の文句も反論も無い。
コメントも、ニセチンコ臭いからといって消されても何の反論も出ない。
まあ、そういうこっちゃ。
作成者
山岸 徹 ５１歳
: 2008年2月1日(金) 09:19
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