連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚 東京拘置所で死刑を執行


 
東京、埼玉で女児を誘拐し、4人を殺害。
「死刑ぐらいではおさまらないほど残酷な出来事だと思う」。宮崎勤被告(当時)の自供通り、1989年8月、東京都五日市町(現・あきる野市)の山中で女児(当時5歳)の頭骨が発見された際、後藤正夫法相はそう語った。
法務省は17日、女児4人を殺害した連続幼女誘拐殺人事件で誘拐や殺人などの罪に問われた宮崎勤死刑囚の死刑を同日、東京拘置所で執行したと発表した。
宮崎死刑囚は、「今田勇子」名で犯行声明文を新聞社に郵送、さらにバラバラにした女児の骨片を段ボール箱に入れて遺族宅に送りつけるなど猟奇的な犯行を繰り返し、公判では事件当時の責任能力が争われたが、最高裁は2006年1月、被告側の上告を棄却、翌月に死刑が確定した。
犯行は88年8月から89年7月に行われ、宮崎死刑囚は4歳から7歳の女児4人を山林や車内で絞殺した。
鳩山邦夫氏の法相就任後の死刑執行は昨年12月以降、今回が4回目。17日は山崎義雄(73)、陸田真志(37)の両死刑囚の死刑も執行された。










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