161連敗と競馬の最多連敗記録に並んでいた7歳牝馬のエリザベスクイーンが16日、兵庫県姫路市の姫路競馬場に出走。7頭中2着で162連敗となり、中央、地方競馬を通じた国内最多連敗記録を16年ぶりに更新した。
ダートコースの1400メートルで、晴天に恵まれ馬場は良好。エリザベスクイーンは2番人気だったが、惜しくも2着。悲願の1勝はならず、平成4年に引退した牝馬ハクホークインの連敗記録を破った。中央競馬の連敗記録は94。
エリザベスクイーンは北海道日高町生まれ。地方競馬を転戦し、昨年1月に高知競馬のハルウララの113連敗を抜いて話題となった。