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06/16-12:49--空襲後の岡山一望　360度撮影4.5メートルパノラマ写真　岡山市デジタルミュージアムで19日から展示

　空襲後と終戦から３年後の岡山市街をほぼ３６０度撮影したパノラマ写真が新たに見つかり、岡山市デジタルミュージアム（岡山市駅元町）で１９日から始まる「岡山戦災の記録と写真展」に出展される。 　岡山市出身のフリー写真家坂本一夫氏（１９１２〜１９９８年）が撮影したもので、２点あり、いずれも幅約３０センチで長さは約４・５メートルに及ぶ。天満屋岡山店（同市表町２丁目）付近で撮影されたものと考えられ、空襲の被害を一目で知ることができる。戦災写真で撮影者がはっきりしているものは珍しく、また空襲後の岡山市街を一望して写している写真はほぼないという。 　坂本氏は生前、写真の寄贈を考えていたがなかなか実現せず、今回、同展の開催を知った遺族が今月になって同館に写真を預けたことで出展が決まった。 　学芸員の猪原千恵さんは「空襲によりどれだけ焼野原になったかを写真を通じて実感してほしい」と話している。

岡山の旬の情報発信NiNi創刊号www.okanichi.co.jp/ok20080515155840.html

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