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	元暴力団組員　妻が射殺し逮捕
	大阪府の橋下徹知事　政治資金パーティ開く
	ミナミの遊戯施設　またトラブル
	生駒市汚職・背任初公判　前市長と前議長が無罪主張
	硫化水素の除去装置　公開実験
	ニホンカモシカ「ピーちゃん」徳島動物園へ
	「ＳＡＮＴＡ」の落書き男に有罪判決
	「振り込め詐欺を防げ！」　警察官が寸劇
	住民が緊急対策申入れ　滋賀県の産廃処理跡地問題
	大阪の都心で小学生が「田植え」

最終更新日時：2008年6月17日 00:13

元暴力団組員　妻が射殺し逮捕

逮捕された妻はＤＶを受けていた

１６日午前、大阪府茨木市の住宅で、元暴力団組員の男性が頭を拳銃で撃たれ死亡しているのが見つかった事件で、男性の妻が殺人の疑いで逮捕されました。逮捕されたのは無職・金正子容疑者（４６）です。調べによりますと、正子容疑者は１６日午前６時頃、茨木市北春日丘の自宅で、元暴力団組員である夫の眞一さん（４５）の頭を拳銃で撃ち殺害した疑いが持たれています。正子容疑者は、自ら夫を殺害したという内容の電話を警察にかけていました。近所の人は「眞一さんが夜中に大きな声出してるのは聞いたことがある」と話していました。正子容疑者は調べに対し、「夫の枕元に拳銃が置いてあって今しかないと思った」と容疑を認めています。正子容疑者には、眞一さんに殴られたとみられるアザが多数あり、警察は日常的な暴力に耐えかねて殺害したとみて詳しく調べています。

( 2008/06/17 0:13: 更新)

大阪府の橋下徹知事　政治資金パーティ開く

約1300人が集まった

大阪府の橋下徹知事は１６日夜、政治資金を集めるためのパーティを開き、支援者らおよそ１３００人が集まりました。橋下知事の政治資金パーティには元経済企画庁長官の堺屋太一氏や、選挙活動を支援した同級生らが集まりました。橋下知事は企業からの政治献金は受け取らないとしており、１枚１万円のパーティ券を販売したところ、およそ１３００人の支援者が集まったということです。橋下知事は挨拶で「これだけの多くの方々に１人１万円も払ってもらうと、大概の事を喋らないと」「議員の先生もお疲れならご退席頂いて結構です。退席いただいた方が喋りやすいかな」とジョークを飛ばし、会場を沸かせました。集められた政治資金は秘書２人の人件費などにあてられ、詳細な使い道を公表するとしています。

( 2008/06/17 0:08: 更新)

ミナミの遊戯施設　またトラブル

去年１２月のオープン翌日に不具合で運行を中止した大阪ミナミの「フリーフォール・ヤバフォ」。１５日午後、部品が割れて御堂筋まで落下する事故があり、再び運行中止になっています。
１５日午後２時すぎ、大阪市中央区難波のレジャー施設「ナンバヒップス」で、「フリーフォール・ヤバフォ」の足元を覆うアクリル製のカバーが、運行中に突然割れました。破片は１０ｃｍ四方の大きさで飛び散り、１０枚近くが休日で混雑する御堂筋まで落ちましたが、けが人はいませんでした。この事故を受け警察が実況見分を行い、午後には遊戯施設を監督する大阪市の担当者も調査に入りました。大阪市計画調整局・葛原栄一担当課長は「原因調査が第一、それまで使用禁止するしかない」と話しています。大阪市の担当者によると、アクリル板は上下３０本ずつビスで固定され緩みはなく、板の下の方が大きく破断していたということです。「ヤバフォ」は去年１２月のオープン翌日にもベアリングの不具合で運行が中止されていて、今回も原因がわかるまで運行を中止する方針です。「ヤバフォ」を製造したスイスのインタミン社は、「国内の遊園地にも数多く納入しているが、ここまで不具合が相次ぐのは初めてだ」と話しています。

( 2008/06/16 19:16 更新)

生駒市汚職・背任初公判　前市長と前議長が無罪主張

前市長・中本幸一被告

土地の取得を巡り業者に便宜を図り、見返りに賄賂を受け取ったなどとされる奈良県生駒市の前の市長が、初公判で無罪を主張しました。起訴状によると、前の生駒市長・中本幸一被告（７１）は、奈良市内の業者が実質的に所有する山林を不当に高い１億３５００万円で市の公社に買い取らせ、見返りに業者から１０００万円の賄賂を受け取ったとされます。また、前の市議会議長・酒井隆被告（６６）は、この他、市の足湯施設の建設でも業者に便宜を図り、合計１４００万円の賄賂を受け取ったとされます。初公判で中本被告は「土地は適正な価格で買った。１０００万円は業者からの借金の返済だった」と、酒井被告と共に無罪を主張しました。一方検察側は、「２人はスポーツ施設建設をでっち上げて土地を買わせ、見積もりは高い値をつける鑑定士にさせた」と指摘しました。

( 2008/06/16 19:45 更新)

硫化水素の除去装置　公開実験

大阪市消防局は１６日、硫化水素を除去する装置の実験をおこない４畳半の部屋に充満させた硫化水素を１３分で無毒化することに成功しました。大阪市消防局は今月、消防機関としては全国で始めて硫化水素を除去する装置を開発しました。特殊な活性炭が硫化水素を無毒化し、送風機からきれいな空気が排出される仕組みです。１６日、大阪市内の実験場では４畳半の空間に硫化水素を充満させ、何分で無毒化できるかを検証する公開実験がおこなわれました。硫化水素の濃度は７６４ｐｐｍ、吸い込むとすぐに呼吸困難に陥り死亡するという非常に高い濃度です。装置を使ったところ、空気の入れ替えだけなら通常は３時間以上かかるところを、およそ１３分で人体への影響がなくなる１０ｐｐｍ以下に下がりました。実験を見学するため福岡市から来た消防局員は「福岡でも同じ事件が起きているので、前向きに検討したい」と話しました。大阪市は今回の実験を受けて、全国の消防機関でこの装置を活用してほしいと話しています。

( 2008/06/16 19:17 更新)

ニホンカモシカ「ピーちゃん」徳島動物園へ

徳島県つるぎ町で、町の人によって保護され人気者となっていたニホンカモシカの子どもが１６日、徳島市の動物園に引き取られました。つるぎ町の山間にある住宅で一ヶ月間過ごした、ニホンカモシカの子ども「ピーちゃん」。先月１４日、近くの山の中で衰弱しているのを大工の切中和由さんが発見し、自宅に連れて帰りました。国の天然記念物であるニホンカモシカは、許可なく飼うことが禁止されていますが、文化庁は、野生に返すのは難しいと判断し、引き取り先が見つかるまで切中さんが保護することを認めました。切中さんの介抱で元気になったぴーちゃんは、今回、徳島市のとくしま動物園に引き取られることになりました。「さみしくなりますよ、一番今晩がさみしいな。とにかく元気で育ってほしい。それが親としての気持ち」（切中さん）。動物園に行っても、切中さんとピーちゃんの絆は消えることはないでしょう。

( 2008/06/16 19:16 更新)

「ＳＡＮＴＡ」の落書き男に有罪判決

大阪の「アメリカ村」周辺で、同様の落書きが約１００件相次いだ

大阪のアメリカ村などで「ＳＡＮＴＡ」という落書きが相次いだ事件で、建造物損壊などの罪に問われた男に対し、執行猶予の付いた有罪判決が言い渡されました。判決を受けたのは、住所不定の無職・吉田和浩被告（２４）です。吉田被告は去年１月、大阪・ミナミのアメリカ村にあるビルの壁にマジックペンで「ＳＡＮＴＡ」と落書きするなど、１１件の事件で建造物損壊などの罪に問われました。「ＳＡＮＴＡ」の落書きは、この周辺で約１００件も相次いでいました。１６日の判決で、大阪地方裁判所の安永健次裁判官は「気分が晴れるなどといった動機であり、安易で短絡的な犯行だが、反省もしている」として、吉田被告に「懲役２年」「執行猶予５年」を言い渡しました。

( 2008/06/16 14:23 更新)

「振り込め詐欺を防げ！」　警察官が寸劇

ＡＴＭでの対処も「振り込め詐欺の被害防止」の要因に

全国各地で相次いでいる振り込め詐欺を防ごうと、兵庫県姫路市で１６日、警察が劇を通じて被害防止を訴えました。兵庫県警が主催した振り込め詐欺の対策会議には、ＡＴＭが設置されている金融機関やスーパーなどから約２００人が参加しました。会議の中では、お年寄りが振り込め詐欺に巻き込まれ、銀行員が直前でとめるという内容の劇が披露されました。県内では、今年に入ってから振り込め詐欺が３２９件発生していて、２億６０００万円以上の被害が出ています。特に市役所などの職員を装って、お金が戻ってくると言ってだます還付金詐欺が増えていて、今年すでに７１件起こっています。振り込め詐欺をめぐっては、ＡＴＭでの対処も被害防止の大きな要因となるため、参加者は真剣な表情で学んでいました。

( 2008/06/16 12:42 更新)

住民が緊急対策申入れ　滋賀県の産廃処理跡地問題

地元住民は滋賀県知事や議会会派に提案書を提出

大量の有害物質が見つかった、滋賀県の産業廃棄物処理場跡地の処理方法ついて１６日、地元住民らが緊急対策の申入れを行ないました。市民グループは午前１０時前から、滋賀県知事の秘書や議会の会派に提案書を手渡しました。有害物質が入ったドラム缶が大量に見つかった、栗東市のＲＤエンジニアリング跡地の処分方法について、全量撤去を求める地元住民と、汚染された土壌を遮水壁で塞ぐとする県との間で対立が続いています。申し入れを行った住民グループは「全量撤去が一番望ましい」とする一方、県と住民との溝が埋まらないため、汚染された粘土層を修復し、これ以上の地下水汚染を止める緊急対策が必要と提案しました。県は６月議会で対策案の承認を得る予定ですが。市民グループは方針を転換してほしいとしています。

( 2008/06/16 12:38 更新)

大阪の都心で小学生が「田植え」

秋には再び、小学生たちが収穫する（大阪市北区）

高層ビルが建ち並ぶ大阪の都心で、小学生が田植え作業を体験しました。この催しは企業による教育支援活動の一環として、田植えや稲刈りを通して、子供たちに食とモノづくりの大切さを学んでもらおうというもので、去年から行われています。大阪・キタの都心にある８０００平方メートルの敷地には、雑木林や田んぼがある里山の風景が再現されていて、約７０人の小学生がはだしで田んぼの中に入りました。スタッフの説明を受けながら、約３３０平方メートルの土地に苗を植えていきます。慣れない作業に悪戦苦闘すること１時間半。子どもたちは泥のぬるっとした感触を楽しんだり、自分たちが植えた苗の成長を楽しみにしていました。植えられた苗は、収穫の秋に再び子どもたちの手で刈り取られるということです。

( 2008/06/16 12:35 更新)

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