2008年 6月 16日 |
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財政危機で県が臨時主管課長会議
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岡山県は危機的な財政状況を受けて、徹底した経費削減を行うよう、各部署に通知しました。県庁では16日、臨時の主管課長会議が開かれ、堀井総務部長が経費削減の方針を説明しました。重点取り組みとしては、・予算を使い切る発想をやめる事、・残業を減らす事、・印刷物や配布物を見直しカラーコピーを原則禁止する事、・出張の回数や人数を必要最小限にする事など4つを挙げています。今年度の予算から旅費を10%、印刷物や消耗品を25%カットする事を目標としていて、あわせて約16億円の経費節減効果があると見込んでいます。
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防災ヘリ導入を求め県に申し入れ
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岡山県の財政危機を巡って約18億円かかる県の防災ヘリ導入も見直すべきとの意見も出ています。これに対し、美作地域など県の内陸部の消防団がヘリの導入を求める要望書を石井知事に提出しました。要望書では14日発生した岩手・宮城内陸地震を例に挙げ、内陸部の災害救援活動では防災ヘリは必要不可欠としています。これを対し、石井知事は「要望を重く受け止めたい」と話していました。
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倉敷市で夫が妻を殺害
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16日午後、倉敷市の住宅で43歳の夫が妻の首をしめ殺害する事件がありました。16日午後2時40分頃倉敷市東塚の住宅から「自宅で妻の首をしめて殺した」と110番通報がありました。警察が駆け付けた所、2階の一室でこの家に住む井上哲子さん(43)が倒れているのを発見しました。井上さんは病院に運ばれましたが間もなく死亡が確認されました。警察は自宅にいた夫で建設作業員の井上孝治容疑者(43)を殺人未遂の疑いで逮捕し、その後、殺人容疑に切り替えて捜査しています。取り調べに対し、井上容疑者は容疑を認めていて、「離婚話のもつれから妻を殺して自分も死のうとした」と供述しているということです。
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警察官のオートバイと自転車衝突、男性重体
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16日午前、倉敷市で警察官が運転するオートバイと自転車が衝突する事故があり、自転車を運転していた73歳の男性が意識不明の重体となっています。16日午前9時半ごろ、倉敷市羽島の県道交差点で倉敷警察署地域課の松家修巡査長(29)が運転するオートバイと横断歩道を渡っていた自転車が出合い頭に衝突しました。この事故で、自転車に乗っていた岡山県早島町の無職、竹内英生さん(73)が頭を強く打ち意識不明の重体となっています。松家巡査長は軽傷です。現場は信号機がある見通しの悪い交差点で警察はどちらか一方が信号無視したのが原因とみて調べています。松家巡査長は倉敷署で朝礼を終え、勤務する交番へ向かう途中でした。
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エコドライブ講習会
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原油価格高騰の中、ガソリンを節約し、地球環境にも優しい車の運転方法、エコドライブの講習会が岡山市で開かれました。この講習会は自動車販売店の全国団体などが開いたものです。岡山市の自動車販売店14社から営業担当者など15人が参加し、発進する時には緩やかにアクセルを踏み込むことや、停車時にはエンジンを小まめに切ることなどの指導を受けました。そして、実際の燃料消費量を測定し、エコドライブで燃費が20%〜50%改善できることを実感していました。エコドライブは二酸化炭素の削減にもつながり、主催者側では一般ドライバーの講習会も開いて、浸透させたいとしています。
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倉敷市で露地栽培の桃の初出荷
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初夏の味覚、露地栽培の桃の出荷が16日から倉敷市で始まりました。16日、出荷されたのは極早生品種の桃、「はなよめ」です。倉敷市玉島道口の木下道弘さんの畑でも午前5時半ごろから収穫作業が始まり、木下さんが一つ一つもぎ取っていきました。木下さんによりますと今年の桃は例年並の大きさで、今月に入り晴れの日が多く、気温も高かったためとても甘いということです。収穫された桃はさっそく、作業場で色や形をチェックした後箱詰めされました。17日には岡山市内のデパートなどにお目見えします。
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天婦羅うどんの巻き寿司、発売開始
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善通寺市の仕出し店が、16日から、ちょっと変わった巻き寿司を売り出しました。海苔に巻かれているのは・・讃岐うどんです。巻き寿司の販売を始めたのは、善通寺市の仕出し店「ひろや」です。調理場に、巻き寿司の具材がずらりと並びます。うどんにネギに竹の子のてんぷら・・。香川ではおなじみのうどん!天婦羅うどんの麺と具を丸ごと詰め込んだ巻き寿司なのです。一番苦労した点は、時間が経つにつれなくなるさぬきうどんのコシを残すこと。この条件に合ううどんを求めて西岡さんは約1年にわたって、県内のうどん店を探し回ったそうです。うどん王国に新風を巻き起こすかもしれないこの巻き寿司は、1本600円で、高松空港の売店でも販売される予定です。
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高松市で四国伊能大図展
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畳19枚分大きさの四国地方の地図など、江戸時代の測量家、伊能忠敬と四国の関わりを紹介した展覧会が高松市で開かれています。この展覧会は伊能忠敬が測量で四国地方を訪れてから200年を記念したものです。会場には当時の測量の方法を解説したパネルや、忠敬が讃岐を訪れた際の日記など約20点が展示されています。中でも注目を集めているのは200年前、忠敬が製作した四国地方の地図を実物と同じ大きさで復元したもので、畳19枚分もあります。忠敬の日記には香川県内の海岸線を2カ月間かけて測量して歩いたと記されていて、地図上には「高松」や「屋島」など今も残る地名をみることができます。この展覧会は高松サンポート合同庁舎で今月19日まで開かれています。
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美作市の河会川でホタル乱舞
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美作市の河会川では、今年もホタルが乱舞し、幻想的な光に包まれています。ホタルが乱舞しているのは、美作市の北地区を流れる河会川です。ここに生息するホタルは体長1.5センチ位のゲンジボタルで、地元の人たちが、毎年、幼虫を放すなどして保護に努めています。午後8時から10時ごろまで、無数のほたるが水辺や草むらを飛び交う光景は、夜空にきらめく満点の星を思わせます。特に、気温が高い曇りの日は普段より多くのホタルが現れ、川岸は幻想的な光に包まれます。美作市、河会川のホタルは、今月20日ごろまで楽しめそうだということです。
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