F1の観客、富士スピードウェイを提訴
去年、開催されたF1日本グランプリをめぐり、主催者側の不手際で観戦できなかったなどとして、観客およそ100人が富士スピードウェイを相手取り、3100万円あまりの賠償を求める訴えを起こしました。 訴えを起こしたのは、去年9月、静岡県の「富士スピードウェイ」で開催された「F1日本グランプリ」の観客109人です。 訴状などによりますと、開催2日目と決勝レースが行われた3日目に、会場に向かうシャトルバスが適切に運行されず大渋滞となり、会場内でも誘導が不十分でレースを観戦できなかったなどとしています。 「イベントの中で人間的に扱われた気がしなかった。女性の方は泣きながら、どうしようもなく、傘で周りをガードされながら用を足していた」(原告側) 109人は富士スピードウェイを相手取り、チケット代相当額に慰謝料を加えた総額3100万円あまりの損害賠償を求めています。(16日15:16)
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