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2008/06/17

「ぼぼ」とか「ぴんぴん」とか

Hyoshi054

「ぼぼ」とか「ぴんぴん」とか、まぁ、誌名からしてベタなんだが、昭和30~50年代くらいまで、エロ実話誌というのがあったわけだ。今では実話誌というとヤクザの業界紙みたいになっていたり裏情報みたいになっていたりするんだが、この時代のエロ実話誌というのはもっとシンプルで、エロい写真とエロい告白体験実話(と称する創作)とエロい漫画とで誌面が成立しているわけだ。おいら、何十冊か持ってはいるんだが、別にコレクターじゃない。おいらが集めているのは自販機・初期ビニ本・通販本のグラフ誌で、微妙にジャンルが違う。つうか、実はおいらもこういうの作ってました。自販機で売るレズ物雑誌で「ガール&ガール」とかいうの。レズったって、女相手の雑誌ではない。単に「カラミ」を見せるために、そういうのがあったわけだ。男女のカラミは規制がうるさいんだが、女だけだとそうでもないわけで。なので、嘘の体験手記も山ほど書いたし、美的センスのないいい加減なデザインも得意だ。で、「あかまつ」というまんだらけの本で、そんなエロ実話誌の特集号が出ているというんだが、



本書成立のきっかけは、小生(本誌編集長)が昨年の春、神保町の某古書店で、昔の実話系エロ雑誌が大量に入荷された場に偶然居合わせ、得も言われぬ衝撃を受け、一挙に600冊近くをバカ買いしたことから始まりました。
『事件探訪』『ショック情報』『B&B』『PANG!』『SSS』……
それらのほとんどが未知の雑誌だったのですが、あまりにケバい原色中心の表紙や、今では考えられないほど下品なヌード・グラビア、妙にリアルなイラスト、ウソなのか本当なのか見当もつかないセックス体験談、読むだけ損する1コママンガやバカ記事……
そこから伝わってくるカオスのような熱にすっかり昂奮させられ、アドレナリンが沸きたち、昔のエロ雑誌が放っている毒のようなものが小生毛細血管を駆けめぐりはじめました。
まぁ、出版が2001年なのでずいぶん前なんだが、もともと腐ったようなネタなので、古くもないです。こういうのは寝かしたほうが美味しく戴けるというものです。つうか、低脳蜂女というサイトで紹介されているわけだ。低脳蜂女サイトでは、おいらのやってるエロサイトも紹介していただいた事があります。最近ではおいらの好きな、ほそいあや(ノーブラ)をいじめているらしい。更年期障害だろうか。ネット界の「お局さま」なのかも知れないので、まぁ、悪口は言わないようにしておこう。で、
あかまつ別冊〈01〉戦後セクシー雑誌大全―実話と画報・篇 (あかまつ別冊 (01))
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2001-11
なんだが、以前にも紹介したような気がするんだが、年齢のせいで忘れっぽいので何度でも紹介します。つうか、こういうどうでもいいような出版物とか、民俗学ではけっこう大事なフィールドワークなわけだ。誰も大事だとは考えないモノの中にこそ、時代が詰まっているんでね。

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