日米関係筋は16日、米国務省の対日外交の要となる日本部長にダニエル・ラッセル駐大阪・神戸米国総領事(54)を充てる人事が固まったことを明らかにした。7月初めに正式発表される見通し。ラッセル氏は1985年から87年まで東京の米国大使館でマンスフィールド大使の補佐官を務めるなど、豊富な日本勤務の経験を持つ知日派。また、89年から92年までニューヨークの国連本部米国代表部に勤務したほか、99年から2002年まで駐キプロス首席公使、02年から05年まで駐オランダ首席公使を務めた。