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08県知事選 伊藤知事の難解カタカナ語 大丈夫?
「分からん」の声も
(2008 06/16 07:42)
 26日告示の鹿児島県知事選で再選を目指す伊藤祐一郎知事(60)。県民との直接対話「知事と語ろ会」などで、難解なカタカナ語を使った発言が目立つ。参加した高齢者からは「何を言っちょっとか分からん」との声も。告示まで10日、選挙戦では政策を分かりやすく有権者に伝えられるだろうか。(カタカナ語は表参照)
 「国は公共事業にシーリングがかかって、毎年、道路特定財源がオーバーフローして、そのオーバーフローしたものを…」
 4月21日、大崎町であった第33回語ろ会。道路特定財源に関する意見に対し、伊藤知事が見解を述べた。
 さらに「インバウンドの方が多くなった」「トレースできない」「事実把握、ファクトファインディングと言いますが」などと難しい表現が続く。
 初めて生で伊藤知事を見た公務員男性(38)は「答えにくい質問には英語を交えてさっとかわす。頭がいいな、という印象を受けた」。
 第25回(2007年4月16日、鹿屋市)では、「フィージビリティスタディ」「プロパガンダ」という一般にはなじみが薄い言葉も。県広報課はやりとりをほぼ原文でホームページに公開し、難解な単語には日本語訳を付ける。それによると、前者は実現可能性調査、後者は世論喚起活動となる。
 定例記者会見ではさらに難度が上がる。
 マリンポートかごしま(人工島)の整備について聞かれると、前回の選挙戦では「問題が非常にシングルイシュー化しすぎていた」と不満を示した上で、選択肢の少ない「すごくナローパス」な状況の中、「行政マン」としては「ベストプラクティス」だったと説明した(08年4月21日)。
 ふるさと納税については、夏までに東京、大阪に専従班を置く狙いを「イニシャルステージの闘い」(同5月7日)と位置づけ、納税をお願いする対象として「(鹿児島で勤務経験がある方は)当然にウィリングです」(同19日)と期待を示した。
 カタカナ語が多いことについて、伊藤知事は「会見では焦るとつい出てしまう」と自己分析したこともある。
 以前、語ろ会に参加した垂水市二川の有村純久さん(78)は「あんまり難しい英語を使っても分からん。どうせなら、その地域の方言で遊説してみたら」と提案する。
 ほかに県知事選には、無所属で共産党が推薦する元県議祝迫かつ子氏(65)が立候補を表明している。
 

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