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<点滴死>院内感染疑い濃厚 谷本整形立ち入り調査で三重県

6月12日14時7分配信 毎日新聞


 三重県は12日、診療所で点滴治療を受けた患者たちが腹痛などの症状を訴え、1人が死亡した問題で「谷本整形」(谷本広道院長)への立ち入り調査の結果を発表した。▽看護師が点滴薬剤の調合を複数の場所で行っていた▽調合後の薬剤を事務机の上で保管していた▽手指の消毒も不十分だった、などと指摘。清潔保持に問題があり、院内感染の疑いが濃厚になったと説明した。

 また、同県伊賀市の上野総合市民病院に入院した谷本整形の患者4人からは「グラム陰性(桿かん)菌」の一種・セラチア菌が検出されたことも明らかにした。また、新たに奈良県在住の1人を含む4人の患者がいることが判明し、患者数は計23人になった。

 三重県によると、10日までの1カ月に診療所で点滴を受けたのは386人(延べ667人)であることも分かった。聞き取り調査の結果、23人の患者以外にも41人が何らかの異常を訴えた。

 県は再度立ち入り調査をして、詳しく調べる方針。【田中功一】

最終更新:6月12日14時48分




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