2007年9月16日(日)
問題
このブログを読んでいる人なら、浅見純子(ニキリンコ・泉流星)が
私文書偽造をしようが、何をしようが驚かないだろう。
実際、浅見純子の犯罪行為を挙げるとすれば、
経歴詐称
私文書偽造
病跡詐称
その他ありとあらゆる詐欺にまつわる犯罪行為を平気で行っている。
しかし、根っからの変質者に止めろと言って止められる訳がない。
問題は、変質者に対して多少の知識があるはずの精神科医が、
まんまと騙され、話に乗り、
自閉症の一例として浅見純子(ニキリンコ・泉流星)を紹介する所にある。
現実に精神科医をやっていれば、ありとあらゆる症例の人間がいるはずだ。
その人を前にして、診察診断を行うわけだから、
簡単に間違ってもらっては困るのである。
少なくとも、セミナー程度の紹介でも、実体を掴めない(本名が分からない)
人間を簡単に紹介、参照してもらっては困るのである。
作成者
自営業 山岸徹 50才
: 2007年9月16日(日) 16:17
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2007年9月15日(土)
私文書偽造
浅見純子(ニキリンコ・泉流星)の悪質さが、畠山鈴香に勝るとも劣らないのは、
下記のごとく平気で私文書を偽造出来ることである。
自閉症の関係者には、同様の偽造文書が飛び交っていることは想像に難くない。
事は、えじそんくらぶの高山氏に私が連絡を取った事による。
何故なら、NHKで泉流星と同席しながら、何故気がつかないか問いたかったのである。
(高山氏に連絡を取った時点で、高山氏のアドレスはメインでは使っていないそうだ)。
話はその後の話。 私の所に高山氏を名乗る人物からメールが来た。(以下の通り)
"高山恵子" <{au9m-tkym@asahi-net.or.jp}> (高山氏サブのアドレス:現在ほとんど使用していません)
"Takayama Masamichi" <{AU9M-TKYM@j.asahi-net.or.jp}> (不審メールアドレス。プロバイダ名注目)
山岸様
浅見淳子さんも別人で、確かに存在します。
えじそん主催の講演会に参加されたことがあります。
一応、3人に会ったことがあるので、3人は別人と思いますが、
これは単に私の意見で山岸さんのお考えを特に否定したいとも
思いません。高山
>
>高山様
>
>前回連絡の内容ですが、別のルートから確認が取れました。
>詳しくはそのうち私のブログに書くかと思います。
>
>何を基準に絶対違うと言う結論が出たか。
>巧妙に騙されていないか。
>冷静になって熟考されるのも良いかと思います。
>
(不審メール:文面)
上記発信者が、えじそんくらぶ或いは、高山恵子氏関係者であるか確認したところ、
一切関係が無く、このようなメールも出していないとの回答を得た。
では、この様な私文書を偽造して、当方に送り届けたのは誰か。
それは、文面の内容の利害関係者と見れば、自ずと分かる。
さらに、差出人のアドレスの作成者を調べることで、裏付けはとれる。
さらにさらに悪質なのは、私が「高山恵子」さんへメールした内容を何らかの手段で、入手、
その返答としてメールをしてきているのだ。
ニキリンコを頭から信じ、信奉している人間に、同様のメールが届き、
故に信じ込むということも想像に難くない。
誠に悪質なのである。 これは犯罪であるのだ。
下記コメントが付いたが「ニセウンコ」臭いコメントの例として添付します。
この短い文章の中に「うそつき(草思社)」による特賞が出ているので興味のある人は、そちらも読破してみよう。
う〜〜ん さっぱり判らない。
このままでは、ただの変なオジサンみたいだ・・
作成者 ミュウ2 : 2007年12月1日(土) 20:57
作成者
自営業 山岸徹 50才
: 2007年12月2日(日) 09:31
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2007年9月14日(金)
生活保護
畠山鈴香というと、生活保護を受けていた。
生活保護といえば、老齢年金の削除や北九州方式が問題になりマスコミでも取り上げられる。
しかし、マスコミ報道は本当に片手落ちなんだな。
余程担当者が若くて、無知だとしか思えない。
そもそも北九州の生活保護行政と言えば、おお甘で通っていた。
北九州のやくざはこぞって生活保護を受けていて、ベンツに乗りながら生活保護が有名だった。
マスコミで騒がれ、ようやく担当者に警察OBを向かい入れ、厳正に対処するとなったのだ。
その名残が、今の北九州方式なのだ。問題はその後。
新規受給に厳正なのは分かる。
しかし、過去に支給した相手を厳正に対処したのだろうか。
ひょっとして、過去に受給資格を得たやくざはそのままで、
新規受給資格ばかりが厳正なのではないか。
私は、後者だと思うが、その辺を報道するマスコミは一社も無い。
作成者
自営業 山岸徹 50才
: 2007年9月14日(金) 09:27
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2007年9月13日(木)
畠山鈴香
畠山鈴香の裁判が始まった。
一度は認めた殺意を、今度は認めていないらしい。
この事件については、「演技性人格障害」が認められているようだが、
また「責任能力」ですったもんだするんだろうな。
「演技性人格障害」といえば、まさしく浅見純子つまり「ニキリンコ・泉流星」
そもそも私がこんな話をホームページ、ブログに書くようになったのは、
自閉症の集まりで、「ニキリンコ」をもてはやすグループを知ったからだ。
その姿は、畠山鈴香に自分の子供を差し出すようなものだった。
自閉症の子供達が、何も言わない事をいいことに、好き勝手なガセネタを垂れ流し、
「自分の手首を噛めば落ち着く」だの
「自分の顔を叩いて我慢するのがいい」だの出鱈目を教え込もうとする姿勢、
自閉症の関係者、自閉症の子を持つ親に
「私はビデオテープをすり切れる程見て、英語が分かるようになり翻訳者になりました」
なんてガセネタ信じさせようとする事に異を唱える為に始めたのだ。
なぜ、彼女たちは「畠山鈴香」つまり「ニキリンコ」に子供を差し出すような事をするのだろう。
私には、定形発達の人たちの考えが全く分からない。
作成者
自営業 山岸徹 50才
: 2007年9月13日(木) 11:14
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2007年9月12日(水)
さらさら
私達夫婦は二人とも「中枢性の統合に障害」があるのだが、その思考方法は違う。
妻は、ひたすら深く突っ込むタイプ。
簡単に言えば物わかりが悪いように感じるが、その自分自身の理解の仕方に満足する事が無く、
永遠に解るまでひたすら情報を集め研究する。
物事、完璧、完了ということは無いから、それはひたすら続く。
勿論、その中には自閉症についても含まれる。
門外漢のはずなのに、理論物理学はわたしより詳しく、私が教えられる。
すると、基本的な物理の話と、理論物理学の話と、交互に話し合うことで、
逆に相手の理論物理学、簡単な物理のしくみについて認識を新たにし、理解出来る。
私は、ひたすら浅く情報を集めるタイプ。例えば、サクソホンの話。
楽器というのは、巡り合わせのような物があり、手に合い相性が良ければ良い楽器といえる。
それを知っていながらも、楽器の情報を知っていなければ気が済まない。
毎日、ヤフーオークションを覗き、「あっ、これは凄い掘り出し物だ」
「これは、どこで作った楽器だろうか」等
情報を知っていなければ気が済まない。
それどころか、海外のショップも覗き、海外と国内の楽器相場の違い、
どんな楽器が流通しているか覗かなければ気が済まない。
これは、仕事をしていてもそうで、仕事をするための情報を集め出すと、
どこで止めるか際限がない。
これらの話は、よそから見ると、情報通で面白いらしいが、
本人達にしてみれば、分かっていても途中で止められないから迷惑な話なのである。
ニキリンコのように「私は**するのが好き」と簡単に自分の状態が分かるのは、
「SAM」の完備した定形発達だからである。
好き、と言うのは最も高度な「自己意識」によるものだからである。
作成者
自営業 山岸徹 50才
: 2007年9月12日(水) 10:40
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2007年9月11日(火)
はなし
「中枢性の統合」に欠陥があることで、話が分からないという事がある。
つまり、テレビドラマを見ていても、当然その出演者は主人公との関係について、
説明されているのだが、ドラマ全体に話がばらまかれていると、
誰が、誰で、誰と誰がどういう関係かがすぐ分からなくなる。
それが、推理物だと、結局話が分からないから、誰が犯人かが大事になり、
そればかりを私に聞く。
実は、これは妻ばかりでなく、私の父も全く同じ状態だった。
身近にそんな人がいれば、「誰でもそうなんだ」と簡単に納得してしまうが、
現実には、そんな人の方が少ないようで、
逆に、私の回りに二人も居たことに驚いた方がよいようだ。
もちろん、これは、話の繋がりが希薄と言うだけではなく、
顔を覚えにくいということも重複して影響しているのだ。
といっている間に、なんと、我妻が手続きしてくれたおかげで、
私に、精神障害者手帳が交付された。
自分のことはからっきし意気地がないのに、他人のことになると俄然能力を発揮する
不思議なアスペルガー症候群独特の行動様式のおかげで貰えた。
1人の生活を好む、我々の仲間が、適切な手続きをしないまま生活しているのではないかと心配になる。
何故なら、もし私が1人なら、全くそんなこと構わないからな。
作成者
自営業 山岸徹 50才
: 2007年9月11日(火) 16:05
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2007年9月10日(月)
軽重
「SAM」の欠陥による「自己意識の希薄」から考えると、
森口奈緒美よりも私の方が重いと言える。
私も森口と同様日本各地をほぼ2年おきに転校して歩いた。
当然、そこにはイジメもあった。
大学に入り、同好会に所属したけれど、一年上の先輩に執拗に苛められた。
その馬鹿馬鹿しいイジメは、本当に執拗で、しかし同級生がそれに気付かなかった訳ではなく、
そのイジメの矛先が自分に向かないように、同調していたと、後で話してくれた。
子供時代もそうだったが、イジメを受けても、私自体のダメージは少なかったように思う。
つまり、「自己意識」が希薄であるが故に、
その「自己意識」をどんなに傷つけられても、決定的な所まで傷つかなかったんだね。
勿論、ノートに落書きされたり物理的な被害もあった。
その時は、徹底的に弁償を求めたけどね。
時代背景も違い、森口奈緒美の時代はもっと非道く残酷な時代だったのかもしれない。
靴や、鞄を平気で捨てるとも聞いた。
私は、モノに被害が出たときは、すぐ弁償に回答を求めたね。
金銭的被害が、苛めた側に損害として返ると、一番効果があったな。
簡単な比較は出来ないが、
自閉症の障害の大きさについては、こんな見方も出来るという例である。
作成者
自営業 山岸徹 50才
: 2007年9月10日(月) 09:33
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2007年9月9日(日)
重軽
「中枢性の統合」を問題にすれば、私よりも妻の方が障害が重いと表現出来る。
色を見ても、その色を一つの完成された色として見るのではなく、
その色がいくつの色から成り立っているかが、見えてしまうのである。
つまり、「統合」が弱いのである。
これは、人の顔を見てもそうである。
彼女は、人の顔を覚えるのが非常に苦手である。苦手というより、出来ないと言った方がよい。
その脳内の動きを考えると、目、鼻、眉、口、髪型、顔の輪郭、それぞれをバラバラに認識してしまい、
一つの「顔」という固まりで、認識できないから、のようだ。
それでも、適当に誤魔化していれば、何とか実生活には問題はない。
ただ、先日、ある集まりで、3度ほど会っている人で「綺麗な人」なのだが、
日比谷のホールで会ったような気がする。
そして、その次の集まりでもまたその「綺麗な人」に会った。
帰ってきてから、「その人は、青のペティキュアをしていた」と言う。
そういえば、日比谷のホールの人も青のペティキュアが印象的だった。
そういえば、サンダルも同じだったような気がする。
そういえば、髪の毛が長くて印象的だった。
そういえば、見掛けに似合わず二の腕が結構太いのも同じだ。
ああ、きっとあの人はいつもいつも集まりに来ている人だ。
と、断片の記憶をつなぎ合わせて、ようやく同じ人だと気がついた。
単純に、顔を忘れる訳じゃない。
それならば、ただの記憶の悪いニキリンコと同じだ。
細かいディテールは、鮮明に記憶している。
しかし、それらの情報が統合されずバラバラであるために、
一つの顔としての認識をしていないのである。
「顔が分からないから、ニキリンコさんは自閉です」そんな単純な話では無いのだ。
作成者
自営業 山岸徹 50才
: 2007年9月9日(日) 15:27
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2007年9月8日(土)
三角
「中枢性の統合」に欠陥があるが故に、発揮される能力もある。
それは、ウエックスラーのテストにも含まれているが、
4つの積み木で構成される図柄を再現するテストである。
定形発達で中枢性の統合がしっかりしていると、
元の図柄が一つに見えてしまうらしいのである。
私達が見る分には、どう見ても、4つの積み木が寄り添っているとしか見えず、
見えた通りに三角の柄を合わせれば良いので、何の苦労も無い。
むしろ、元の図柄を一つとする方が無理がある。
同じ話が、ジグソーパズルだ。
これも、他の人ほど苦労しないようだし、出来上がっても全然嬉しくない。
だって、かんたんだから誰だって出来るからね。
私が出来ず、妻だけが持つ特技もある。妻は、トールペイントが得意だ。
特に、色の調色が抜群に上手い。上手いというか、あっという間に同じ色を作り出す。
作るだけじゃない。色を見れば、何の色が入っているかすぐ分かるのである。
純アメリカ製の品物と日本製の品物のほとんど分からない色の差が、
どんな色成分の差で出ているかが分かるのである。
ただ、あまりに色成分が分解されて見えるのか、色の記憶自体はあまり良くない。
「中枢性の統合の欠陥」で色を分解するのは得意でも、その混じり合った一つの色を、
サンプル無しでは、再現出来ないのである。
だから、色を作るにあたり、サンプルは絶対必要なのだ。
ちょっと話が、わかりにくすぎでゴメン。
作成者
自営業 山岸徹 50才
: 2007年9月8日(土) 17:00
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2007年9月7日(金)
倉庫番
それでは、自閉症のグループの人間には、会社の商品などが並ぶ倉庫番は出来ないか。
私は、そんな事は言っていない。
あくまでも、一般家庭のような、いろいろなモノが混在する場面の話をしているのである。
つまり、そこでは「中枢性の統合に欠陥」がある自閉症が、モノを「概念化」出来ないと言っているのである。
これが、企業レベルになって、それぞれ単品を引出で分類してあれば、
今度は無類の能力を発揮する。
それは「単純記憶」の世界であり、「概念化」とは異質の空間だからである。
ある、授産施設で、自閉症の青年が、家庭用洗剤等のケミカル用品類を
すべて、品物順に並べ、他人の手が入るのを嫌がり、彼の砦にしていた。
やはり、何となく洗剤類と綺麗に並べて、誰かに喜ばれた記憶があるのだろう。
彼は、一生懸命洗剤係を自ら買って出ている。
このように、物事一筋縄ではいかないので、早合点しないでね。
作成者
自営業 山岸徹 50才
: 2007年9月7日(金) 14:56
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2007年9月6日(木)
引出困難
何故引きだしが困難になるのか、私を例に考えてみる。
「元あるところに戻しなさい」
そう言われても、一度引出から抜き出した後で、戻そうとしても、何処に入っていたかが分からなくなる。
だから、戻せない。しかし思い出して欲しい。私は異様に昔のことを記憶している人間。
ところが、こんなたった今の事を忘れている。・・ここでの記号は「アンバランス」
「引きだしは閉めなさい」
どこから出したか分かるように、自衛の為に引出を出しっぱなしにしておく。
ところが、非常に邪魔だし、誰かが閉めてしまい、結局分からなくなる。
この自衛手段は、1人住まいのみ有効で、だったら出しっぱなしの方が早い。
「どんな分類?」
ハサミを使ったとする。ハサミを戻す。さて、どこの引出に戻すか。
「工具」か?「家庭用道具」か?「刃物」か?「普段使う物」か?
結局自分がどんな分類をしたのかも忘れて、結局そこら辺の引出に入れ、分類自体がめちゃめちゃになる。
これは、「中枢性の統合の欠陥」で、自分が分類、概念化したのに、
そのモノどおしの結びつきが弱い、或いは無いから、元の分類「概念」に立ち戻れないのだ。
まさしく、自閉症は「概念化」の力が乏しい。の、そのものなのである。
概念化出来ない事と、「SAM」の欠陥が合わさると、「自分が悲しいのか楽しいのかよく分からない」と言うことになる。
故に、ニキリンコの十八番の
「私は「普通」になりたい」「自閉者の「つらさ」「悲しさ」を知って下さい」
と、これを知った時点で、こいつは怪しいと感じない研究者は勉強不足なのであーる。
ここで、原作者の為に、グニラガーランドは一度も「普通になりたい」などと言っていない。本を持っている人はよく読み込むベシ。
作成者
自営業 山岸徹 50才
: 2007年9月7日(金) 15:10
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2007年9月5日(水)
引出
私が引出を減らすことには、とにかく品物を減らすことで対応した。
人間、もしも、もしもで生きていて、本当に必要な物は少ないのだ。
これは、ある写真集に触発された事もある。
世界中の5人家族?の家財をすべて空き地に出して写真に撮ったのである。
欧米、アラブの家財が少ないのに比べ、アジア、特に日本の家財が特別多いのである。
日本ほど、ありとあらゆる道具に囲まれている国は無いのだ。
確かに、イギリスの労働者階級などは、質素な家に暮らしている。
アメリカでも地方の労働者階級は簡単な生活をしている。
考えてみれば、俺も労働者階級だ。場違いな生活をしてたんだな。
それから、捨てた、捨てた。
何度家の前に「お持ち下さい」の札を立てた事か。
もう1人、貴重なアスペルガー症候群の大人から、自分の状態の連絡が来た。
彼は、とにかく物は出しっぱなしだと言うのだ。
家族と住んでいた頃は、整理整頓をやかましく言われていたようだが、
今は1人住まいで、使う物は、常に見えるところに配してあるという。
今は、自由だと語る。
確かにそうだ。
私も、大学生でアパート住まいだった時は、自由に物を置いていた。
このように、私達アスペルガー症候群に、引出は困難な作業なのだ。
つづく
作成者
自営業 山岸徹 50才
: 2007年9月5日(水) 05:49
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2007年9月4日(火)
引出(ひきだし)
なぜ定形発達の場合、記憶が概念化された後、引出に入れられるかは、自分で勉強してね。これは多くの本が出てるからね。
我が家には、仕事柄膨大な種類のパーツ、資料、道具、等があった。
妻は、せっせと整理法を研究し、色々な整理法を試した。
最もシンプルで、一般的なのが、きちんと引出を作り、それの入る場所を決めておく。と言うものである。
引出が120個ある小さなパーツ入れ、A4が入るレターケース。
その他書類用の引出、図面用の大きな引出、その他整理用引出。
一時引出の数は、320段以上あったはずだ。
ところが、問題は別の所にあった。
しまった本人が、何処の引出に入れているか分からないのである。
毎回、全部の引出を開いて捜す。どんなに注意されても出来ない。
また、不思議なことに、一番最後に開いた引出に入っているんだよね。
結論から言うと、引出を使った整理法というのは、定形発達の人用の整理法なのである。
人間の生活はすべて、その脳内で考えたことが表出して実現される。
頭で、考えられない事は、実現出来ないのである。
つまり、引出というのは、定形発達の人の脳内にあるプログラムであり、
私、つまりアスペルガー症候群の脳内にあるプログラムでは無いのである。
では、どの様に解決したか。
自営業をしていると、どんな仕事が来るか分からない。
だから、準備ばかりをしていたんだね。
そこで、もう来ない仕事、来そうも無い仕事は断る!そう決めつけて、仕事を単純化した。
それに応じて、不必要な資料、パーツ、商品など同業者に引出ごとあげちゃった。
パソコンも、マック、NEC、DOSV、といろいろあったが、
DOSVに統一して、モニタと本体はすべて手放した。
つづく
作成者
自営業 山岸徹 50才
: 2007年9月4日(火) 10:57
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2007年9月3日(月)
概念化
自閉症の記憶の形は、定形発達と違うことは前に話した。
どの様に違うかというと、自閉症はあった事をそのままの形で記憶するのである。
例えば、ディズニーランドに行ったとすれば、ディズニーランドの中のある場面を
ビデオテープに録画するように、そのまんま記憶するのである。
これは、人間としてはとても効率の悪い記憶の仕方である。
では、定形発達ならばどうするか。
定形発達であれば、「*月*日ディズニーランドへ行った」とメモ書きにして、
「楽しかったこと」の引出に入れるのである。
「楽しかったこと」の引出には、同じ様なメモが沢山入っている。
方やつまらない出来事をハイビジョンのビデオテープに録画し保存、
方や「楽しかったこと」の引出に、メモ書きで保存。
どちらが効率的で、どちらが進歩しているのかは一目瞭然であろう。
では、なぜ自閉症は、「楽しかったこと」の引出に入れないか。
第一に、「SAMの欠陥」で、その時自分が楽しかったのか、楽しく無かったのかモニター出来ない。
自分の状態をモニター出来ないから、「楽しい」のか「楽しくない」のかよく分からない。
次に、「中枢性の統合の欠陥」で、仮にいろんなメモ書きがあったとしても、
どれを「楽しい」に分類するか、どれを「楽しくない」に分類して良いのか分からない。
事柄が10個あれば、10種類に分類してしまう。
これこそが、「中枢性の統合の障害」なのである。
定形発達であれば、これを何れかに分けろと自動的に命令され、
自動分類し、「楽しい」と「楽しくない」に分かれるのである。
この様に、物事を抽象的な表現にまとめあげることを「概念化」と言うのである。
「概念化」が出来なければ何に現れるか。感想文が書けないと言うところに顕著に現れるのである。
「概念化が出来ない」と言うことは、「SAMの欠陥」と「中枢性の統合の障害」が集合して現れる事例なのである。
だから、「ビッグになりたい」と願っているニキリンコは、
「ビッグ」という概念を理解した定形発達であるのであーる。
作成者
自営業 山岸徹 50才
: 2007年9月3日(月) 20:38
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2007年9月2日(日)
セントラルコヒーレンス
セントラルコーヘレンスでもセントラルコヒーレンスでもカタカナ読みはどっちでもいい。
多分、向こうの人は海外留学の経験もあるぐらいだから、
現地の人読みで、セントラルコーヘレンスなんだろうな。
しかし、問題はその内容だ。
出し惜しみしてもしょうがない。
その日本語に変えた内容は、全体統合とか、中枢性の統合と言われている。
私は「中枢性の統合」で話を統一しようと思う。
アトウッドではないが、この点に注目すると、ことごとくこれに関係する事がよく分かる。
厳密に言うと「中枢性の統合の障害」が正確な表現だね。
アトウッドも、これの障害の原因については一切話していない。
つまり、未解明なんだと思うんだけど、さらに深く勉強したい人は、
「統合失調症」の方を詳しく勉強すればいいのかもしれない。
とにかく、私も、「中枢性の統合の障害」の原因については、追求せずに、
「中枢性の統合の障害」のせいで自閉症がどうなっているのかについて、
実例と合わせて話して行こうと思う。
作成者
自営業 山岸徹 50才
: 2007年9月2日(日) 19:44
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