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【音楽】小泉ニロ ボサノバでエコをPR (1/2ページ)
デビューアルバムが昨年、日本のジャズ、フュージョン系音楽雑誌「アドリブ」が選定する国内ニュースター賞を獲得したボサノバ系若手女性歌手、小泉ニロ(26)=写真。先ごろ発売した2作目のアルバムはブラジル音楽の名曲のカバー集だが、自転車が題材のフリーマガジンの編集長も兼務するとあって、「ボサノバでエコでクリーンな生き方をPRしたい」と意気込んでいる。
北海道出身。3歳でピアノを始め、中・高校生時代はロックや米ソウル音楽を聴いて育った。
「4歳年上の兄の影響でクイーンやビートルズを良く聞きました」
アントニオ・カルロス・ジョビンや小野リサといったボサノバ系歌手の楽曲と出合ったのは20歳のころ。東京で外資系の証券会社やIT(情報技術)関係のOLを約5年経験。退職後にできた自由な時間を利用してギターを習得した。しばらくブラジルにも滞在し、ボサノバの魅力に取りつかれたという。
さわやかで優しくてときに切ない歌声はボサノバに良く合うが「ジャズでもボサノバでもテンション・コード(不安定さや緊張感を感じさせる和音)が好きなんです」とボサノバの深い音楽性にひかれている。