最終更新:2008/06/16 08:32

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丸紅偽造書類巨額資金焦げ付き問題 都内の医療コンサルタント会社元社長ら4人を逮捕

大手商社「丸紅」の偽造書類を使った架空の投資話で巨額の資金が集められ、焦げ付いていた問題で、都内の医療コンサルタント会社の元社長ら4人が、詐欺の疑いで警視庁に逮捕された。
逮捕されたのは、東京・中央区の医療コンサルタント会社「アスクレピオス」の元社長・斎藤栄功(さいとう・しげのり)容疑者(46)と丸紅の元課長・山中 譲容疑者(34)、千代田区の建築設計会社社長・高橋文洋容疑者(61)と丸紅の元嘱託社員(35)の4人。
斎藤容疑者らは2007年10月、アメリカの大手証券会社「リーマン・ブラザーズ」に架空の病院再生事業への投資を持ちかけ、偽造の丸紅の書類を見せるなどして、現金およそ98億円をだまし取った疑いが持たれている。
調べによると、斎藤容疑者らは、架空の投資話で複数の会社などから、およそ1,080億円を集め、およそ500億円を返還していないという。
斎藤容疑者らは、会議に丸紅本社の会議室を使うなどしていて、警視庁は、大手商社の信用力を利用した巨額詐欺事件として調べている。

(06/16 06:14)


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