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06/14-12:31--中元商戦本格化　岡山、総社も視野に

　今年の中元商戦が本格化してきた。百貨店は岡山高島屋が今月１日に商戦の火ぶたを切り、大型スーパーでもギフトコーナーの展開が進む。倉敷エリアでは、天満屋倉敷店の移転オープン後初の中元商戦。「安心安全」「値上げ」など消費者の敏感なキーワードにも反応し、他店にないアイデアで差別化を図っている。天満屋倉敷店（倉敷市阿知１丁目）は、１２日に同店５階のギフトセンターで受注を開始。売り場面積は旧店から１・５倍拡張。約８００点を展示する。早期割引期間が前年から１週間短くなることで４％増の売り上げを見込み、駅前立地での岡山、総社からの集客増、イオン倉敷など近隣商圏からの獲得も視野に入れ、客数も４％増を予想する。対するジャスコイオン倉敷店（同市水江）は、今週から１階に特設会場（約２００平方�叩砲鮴澆院�展示数は約５００点。今年は氷菓、清涼飲料など体内を冷やす「内エコ」商品も展開する。食品の値上げ動向を踏まえ、食用油や乾めんなどに注目しアイテム数を増やした。持ち帰り比率が一気に上がる７月下旬に売り逃しのないよう在庫確保に気をかける。天満屋倉敷店の新店オープンも意識しており「厳しい戦いになる。売り場の力でどれだけカバーできるかがカギ」と気を引き締める。百貨店対大型スーパーの構図は、岡山地区でも強まっている。同地区は、岡山高島屋（同市本町）が先陣を切り、１日から特設ギフトセンター（約４００平方�叩砲魍�設。素材や手間にこだわった商品や環境保全、食の安全に配慮した商品に注力する。天満屋岡山店（同市表町２丁目）は、昨年より２日早く１０日にギフトセンター（約７００平方�叩砲鬟�ープン。地場産品の充実、２千円台の低価格商品をカタログで特集するなど購入傾向を意識する。イトーヨーカドー岡山店（同市下石井２丁目）は１８日から売り場を展開。１階ギフトコーナー（約２００平方�叩砲療玄┸瑤鰐鵤雲蘚澄�市内産直のモモ、ブドウなど旬の果物をメーンに地場商品を前年比２倍と増量。早期割引期間も７月１３日までと長めに設定し、百貨店との対抗色を強め、新規客を取り込みたい考え。同店は「倉敷名物のぶっかけうどんも年々人気が高まるほど、地元のものを贈りたい客が多い。地産品だけでも売り上げ２〜３割増を目指したい」と意気込んでいる。

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