自動車部品製造のマルヤス工業、福岡に第２工場建設へ

 カーアイランド九州

　自動車部品メーカーのマルヤス工業（名古屋市）は１３日、福岡県筑前町に九州第２工場を建設するため、地元自治体と立地協定を結んだ。投資額は約１０億円で来年８月の稼働を目指す。

　同社は１９９３年から、グループ会社のマセックを通じて同県小郡市でチューブ部品などを製造している。生産の拡充と物流の効率化を図るため、近隣の筑前町で工場新設を決めた。

　第２工場もマセックが運営し、精密プレス金具の製造や防振ゴム製品の加工などを手掛ける。従業員は当初１０〜１５人で、将来は１００人程度まで増やす。

　第１工場でも環境対応型部品の生産を強化し、マセックの年商規模を現在の２３億円から３〜４年後に１００億円に高める方針だ。